ここしばらく、ある事に対して強く複雑な気持ちを抱えながら過ごしている私。
それは 今年4月から改定された、リハビリ医療に関する『診療報酬制度』の事
・・・
医療制度改革とは名ばかりの、余りにも非情な出来事が起こっているという現実。
「難病などの除外疾患を除き、医療保険適用範囲内でのリハビリテーション医療を受けられる期限が設けられた
」
そうです。
ネット上でこの問題について取り上げて活動されている方々のHPを拝見し、私なりにいろいろとその情報から考えさせられる機会を頂き、このブログ上でも記事で伝えたいと思って綴る事にしました。
私は、日本医療における財政状況や医療機関での診療報酬の仕組みや、それに纏わる内部事情などなど無知な人間ですので偏った考えであるとは思いますが、一般国民の一意見として読んで頂ければ有り難いです。
“リハビリを受けられる期限”は・・・疾患別に90日から上限180日まで・
・・たったそれだけだそうです。
医療機関で専門医や作業療法士・理学療法士などの専門家の適切な意見と指導、そして励ましを受けながら 障害を抱えた方は自分の身体機能を改善する為・・・もし改善の見込みは望めないと言われたとしても、出来る限りの機能を保持する為に自分と向かい合いながらリハビリを頑張ってる
・
・・たくさんの方達が今も頑張っていらっしゃると思います。
期限が来れば、医療保険が適用されるリハビリ医療は受けられなくなる
。
まるで「定められた期限内に自分で何とかしろ」と言わんばかりに感じられませんか?
もし回復への可能性がゆっくりと時間をかけて育まれていたとしても、期限が来たら敢え無くオーバー?
・・・ 何て非情な制度だと思いませんか
?
もし自分や家族や友人が、つい今まで自分の思い通りに動く体であったのに、突然の事故や病気で身体機能に障害を抱えたとしたら・・・その現実を受け容れるまでにも個人差はあれど時間を要するものだと思うんです。
その状況の中で リハビリを続けるとしても、初めから「90日後まで」とか決められて、心のゆとりなんて持てない
ですよね。
まず心が元気にならないと、身体も反応しないと思うんです。だって・・・ 心に芽生える力は身体と一体になってこそ、身体機能の改善に強く働く
と思うから。
そんな患者や家族・関係者へのフォロー対策など、一番肝心な事は無視・・・ 期限が過ぎたら自費治療でリハビリを続けるか、あるいは介護保険における自立支援制度を利用するか、政府はただ切り捨てる
一方。
働けない身体で障害を抱えながらの生活・・・金銭的な出費もかさむ状況でも、自費でリハビリを続けろと?
介護保険は40歳以上から適用とされているけど、年齢が達しない人は自費でリハビリを受けろと?
しかも介護保険でのリハビリでは、医療保険でのリハビリのように施設や専門関係者などのきちんと整った環境ではないという現実。
きっと、今回の改定により医療機関及び関係者の方々、そしてリハビリ患者や家族などたくさんの方々への影響は多大なものではないかと思い・・・この改定に対して何だか憤りを感じてなりません。
今後も、行方を気に掛けていきたいと思います。
是非こちらのHPをご参考下さい
<リハビリテーション診療報酬改定を考える会>
平成18年度診療報酬改定について ~その概略と問題点~
★ リハビリ打ち切り制度の被害例
★ リハビリ科専門医&NPO代表の日記
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