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2006年03月30日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
8時頃、まだ私が病院で朝ご飯を食べ始めた頃に夫に来てもらいました。
退院前に行ってもらわなければならないところがあったからです。

それは、市役所。

昨日手術が終わり、麻酔から覚めてすぐに看護師さんから手渡された
死産届 」。

住所地じゃなくても、死産があった場所の市役所に届ければいいんですね。

それと引き替えに火葬許可書をもらうことになってました。
そして、それを病院側に提出したら



ご飯を食べたらすぐに処置室に呼ばれ、
診察をして、なんかあわただしく退院の準備をしなければならない雰囲気でした。

ちょっと疲れたのでベッドの上で休んでいたら、
私に「赤ちゃんの心臓が止まってます」と告げた医師が回診にやってきました。

何を言われるんだろう?
と、ちょっと構えていたら、


自分を責めないで下さい。」

と、言って下さいました。

「染色体に異常があったのでこういうことになってしまったわけですが…」と。

なかなかいいところがあるではないか、
と、安堵しました。



その後夫が市役所から戻ってきました。

「11時半に火葬場を予約してきた」

「え?こっちで火葬していいの?」と、訊ねると、

「なんだかすぐ火葬しなきゃいけない雰囲気だったから手続きしてきた」そうです。
火葬場使用料、6000円でした。



それで、火葬許可証を持ってナースステーションに行くと、
「会計が済んでから赤ちゃんをお渡しします」と言われました。






それで、時間は過ぎ、
会計伝票をもらい、金額を見たらびっくり!

239,110円!

うわぁ!
普通の出産と同じくらいかかるのね!
みたいな。




下で会計を済ませて再び病棟へ上がってきて赤ちゃんを受け取りました。
私は昨日部屋で見たけれど、
本当に小さな箱。

夫が受け取って車まで抱えていってくれました。

私はただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

ナースステーションの、私たちの後ろの待合室には
生まれたばかりの赤ちゃんを見に来たおじいちゃんおばあちゃん、パパたちばかり…。

でも、私の夫が手にしたのは、本当に小さな箱。
現実って、寂しいなぁ…。

看護師さんは気を遣ってか、
業務用のエレベーターに乗せてくれました。





それから私たちは骨壺を買いに行きました。
土地勘がないので仏具屋を探すのに苦労しました。

仏具屋さんの方でもこんな小さな骨壺は滅多に出るものではないらしくて、
奥から引っ張り出してきました。



そして、斎場へ向けて車を出しました。

斎場の周りは桜がきれいでした。

斎場には私たちの名字が書かれた看板が用意されていました。


夫はまだ赤ちゃんを見ていなかったので、
火葬される前に見させてもらいました。

昨日よりもちっちゃくなってました。

「この時期の胎児はほとんど水分だから骨なんて残らないと思うよ」と、
係の人は言いました。

それはわかっていました。


中には赤ちゃんと一緒にお花を入れたり、ぬいぐるみを入れたりする方もいるそうですが、
私は入れなくてよかったと思いました。


赤ちゃんが扉の向こうに行ってしまったとき、
本当に悲しくて涙が出てきました。

自分がこんな気持ちになるなんて、思ってもいませんでした。



ほんのわずかな時間で収骨室に呼ばれました。
確かに魚の小骨くらいしか残りませんでした。


気持ちの整理はできているのに
時々涙がなぜだか出てきます。




読んだ本のフレーズが心に引っかかっているのか反省してます。

夫婦の契りに不安を覚え、引き返した友もいます 」と。






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最終更新日  2006年03月31日 18時29分49秒
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