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友人の一人で、過去自宅教室を開き30人くらいの生徒も集まり、その他に伴奏の仕事をしたりしてそれなりに、がんばっていた友人の話です。学生時代から、ぽつぽつ自宅で教え結局卒業するころには本業になってしまいました。彼女とは学生時代から仲良しで今でも仲良し友人の一人です。数回発表会も合同でやったこともあり、彼女の普段の姿と指導している姿では全然ちがく仕事モードの彼女はとても、てきぱきしていて、先生らしくて日常の姿しか知らなかった私は不思議な気持ちもしました。そんな彼女は今、専業主婦です。なぜ?やめてしまったか?そんな話をしました。彼女の息子はピアノを本格的にやっていますからもっぱら、息子にのみ指導をしている状態です。彼女と久しぶりに会って最近の傾向の楽器の話やレッスンのニーズの話や、いろんな子たちの話コンクールの話。もう、てんこもりに話しました。彼女が、「私、やめて数年たって思うのが・・」って、生徒をみなくなった理由をおもむろに話しだすのです。要点を言うと・・・ニーズに対応するのがいやになったって。たとえば、楽器ひとつとっても、最近はほぼ電子ピアノです。彼女のもっていた生徒も、結局8割は電子ピアノだったって。そういう、ピアノを買わない家庭とか練習しない家庭とか理解はできるけど、そこに対応するのが嫌になったって。こう、教えたいって理想があっていつも思ってもその子が反抗期だったり家庭の方針で電子ピアノだったり上手なのに音大目指さないとかそういう感覚が、頭ではわかっても本心では理解できなかったって。だから、教える仕事は、向いてないと思うって。彼女は一緒に仕事をしていて音楽やっている人にありがちなワンマン的な部分もなくて事務的な部分もてきぱきこなし生徒にも、きちんと対応してかっこいい先生でしたが。そういう部分に悩んでたんだな~ってきちんとした友人なので責任感で指導はするけど求めている指導の形でない。そして、そこが、続けていく気になれなかった理由だったそうです。教室開こうかってたまに思うけどそこのジレンマがあって、結局やりだしても、いやになるのは分かるからって。そんな友人の人生模様。でも、彼女と会うといまだに7割は音楽話です。残り3割は・・・・・お互い妙齢なので皮膚についてかな(笑)
2010年10月16日
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ヤマハグレード試験の6級になると、私だけでなく、全体的に試験官も、「次は5級(プロのための)だから」と思い、厳しめに?に(実際は妥当?)判定をします。 きっと、A~Eの中で「C」がつく方も結構いるんじゃないかと思います。 6級、中学2年生、すご~く上手な受験者に逢いました。 エレクトーンはレパートリーに「級」が表示されていますが、ピアノの場合、有名どころでいえば「エリーゼのために」あたりでしょうか。ソナチネアルバムのやさしいあたりとか、まあ、線引きはあいまいです。が、そんな感じのレベルです。 線引きが曖昧という事は、「これが弾けたら6級」ではなく「6級としてふさわしい演奏」ととらえていいのかな?とも思います。 エリーゼなんかは相当有名なので、低学年でがんばって発表会で演奏することもありますから、弾けたらよいというものではないんですが・・ 話は戻って、 受験者はとても上手でした。しっかり、カデンツも理解していて、きちんと勉強していることが伝わりました。 初見も即興演奏も聴奏も。 曲の演奏も、しっかり強弱表示も守り、まさに楽譜を厳密に守り、「そうそう、そこでリタルダンド」と楽譜も目に浮かびます♪ 厳密に再現しています。 しかし、どの曲を弾いても、なぜか同じように聞こえてしまう。 正確なのに。 「~の踊り」も「悲しみの~」も同じように表現しています。 同じ曲を聴いているような・・ でも、忠実に楽譜の注意事項を守っている。 講評、なんて伝えようか??なんて悩みつつ、 「全体的にとても丁寧に素晴らしく勉強されています。でも、曲にはタイトルがあるように、もっと、その曲をイメージした方が、聴いている人にも伝わりますよ」 みたいなコメントをしました。 ペアの年配の(ベテラン?)の先生も同じように感じていたようで、 「とても上手に表現されていたけど、たとえば、あんまり上手に弾けていないけど、なんか伝わるものがある!という演奏をする人もいます。そんな事も感じて・・」 とコメントされていました。 すごく、評価に悩みましたが、ペアの試験官と相談して、今後の期待を込めて表現力に「C」をつけました。(他はすべて文句なくAでした) 本人にとったら、完璧に演奏したはず。 とても上手でしたので、試験官2名もコメントに気合を入れて本人に伝えました。 でも、全部同じに聞こえてしまう。難しい評価づけでした・・・。 楽譜の再現は完璧。しかし・・・ 本人は結果を受け取ってどんな思いをしたかな? 表現の意味を担当の先生と相談しているかな?と・・逆に、「なんでC???」と憤慨しているかも?? よく、「コンクール」の総評で、「花が無い」なんてコメントを見ることもあります。 しかしその子はなかなか完璧な演奏をしている。 発表会(演奏会)でかなり雑な演奏をしている。だけど、なぜか息をのんで演奏をきいてしまう。あとで思い返しても、その、雑めな子の演奏が思い出される。 本人はしっかり丁寧に演奏しているのに、相手には全く伝わっていない。ということ、あります。 それは、体をグルングルンして、ノッていますよ♪とアピールする事ではなくて・・ 深いといえば深い話ですが・・結局音楽「弾けりゃいいってもんじゃないよね」という事につきるのかな?と思います。 そういう表現力をつけるのは、今日からつけよう!と思ってもつくものではないし、はじめの一歩から、「音楽を楽しむ」経験を積むのは大切なのかな?と思いいます。 一言で言える解決策なんて、きっとないですよね~♪ 結構、初期のレッスンで、ついついおざなりになりがちな、 読み聞かせをするように、「この曲って、どんな気持ちがする??」 の、一見無駄にみえる、時間のかかる作業、かなり!大切なのかな?と思った出来事でした♪ 限られたレッスン時間。 やりたい(やらねば)課題は盛りだくさん。 今月は、指の形を直そう、今月中にこのテキストは終わらせて・・など、目標は沢山。 ついつい、ハード面メインにレッスンしてしまう事は当然で・・・ うっかり?忘れてしまいそうなソフト面。 大切にしてレッスンしたいな♪と思う出来事でした。
2007年10月23日
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生徒には「学校では弾くことないの??バンバン弾いちゃいな~~!!」あおっています。それが、ピアノの子ももちろん、エレクトーンの子にも「なんとかなるから、ピアノ伴奏立候補しちゃいなよ~!!」無責任にもあおります。とりあえず、あおってみます。できたら、小学生でそのような機会があるなら、曲もそんなに難しくない。中学生、高校生になると、ピアノを真剣に取り組んでる子との差が激しくなる。だから、その前に。やってしまおうよ!の勢いで、「あおって」います。生徒達の話を聞くと、ほんとにおもしろい。学校によっては、小学校から音楽のイベントに力を入れていて、何かと、子どもたちのピアノ伴奏の出番が多かったりする学校もあれば、伴奏者の選出方法も見事に誰もやりたがらなくて、押し付け合い?の学校もあったり。オーディション方式!の学校もあったり。順番制だったり。色々のようです。学校の伴奏は、やっぱり、クラスの花形です。そんな経験、子どもたちは、今しか作れない経験。たった1回の経験でも、いい思い出になる。しかも、自信だってつく。こんないい経験のチャンス、やってみなければ面白くない♪だから、あおるんです。そして、やろうと思うのは本人。やろうと思ったら、本人が自力で取り組みますから、いいんです。自信なさそうな子も、エレクトーンの子にも、伴奏やる事になったら、レッスンでも練習するから大丈夫大丈夫!!?なんとかなる。しかし、どうやら、学校ではバトルのようですね。私の生徒の中では、立候補したらすぐに決まる学校は少数。「オーディション方式」なんだか、恐ろしい・・響きその話も学校により様々で、生徒に聞くと「担任の先生が決めるんだけど、全然ピアノ弾けない先生!!」「じゃ~間違っても平気じゃない」「多分音符分かんないと思う」とか。一応2名選出して、当日に上手な方が弾く。とか、恐ろしい・・2名はわかります。風邪ひいたりしますから。当日上手な方って・・・学校は、競争がふつうにありますね。やっぱり、私学女子校系だと、「クラスほとんどが立候補するから、多分○○ちゃんっていう子が上手いから・・」毎回、常連の伴奏者がいる模様。この子の学校は、完全にオーディション形式。音楽の先生が立ち合いで。どうやらご年配の厳しそうな!その後のレッスンで、どうやら選ばれなくて、泣いて悔しがっていました。みんな、ドラマチックです♪そんなドラマの一員になるのも、いい。ラッキーにも、立候補すれば割合弾くチャンスに恵まれやすい学校。そんな場合、エレクトーンの子も、ちょっと心配!な子も、伴奏する事になった生徒もいます。あおってしまった手前、レッスンしますよ。エレクトーンの子は、突然ピアノを披露するのは苦しいですね。でも、いいんです。このきっかけで、レッスンは完全ピアノ伴奏曲のみになりますが、こういうきっかけは、私から見たら、ほんとにちょうどいい。学校の披露するための練習時間は短い。例えば、今日楽譜持ってきて来月は本番。相当、バトルでヘビーなレッスンですが、本人も学校で恥はかきたくないから、音符読みは、しっかりやってきます。だから、結局何とかなる。しかも、あとは学校の先生にお任せです。すごく、危険な、というか心配な男の子は、私のあおりの結果、どうやら、立候補してしまったようです。そうしたら、みんな立候補は女子ばかりだったから、今回は。という事で、すんなり、その男の子に。でも、曲は、笛の伴奏だったようで、とりあえず茶色のこびん。なんとかいける。しかし、レッスンで、弾けはするものの、自分の、自由すぎるテンポ!間違えたら、弾き直したり(T_T)「いいのいいの!間違えても突破していいんだよ~。やり直したら笛はどうする!?」そして、私は彼のカラオケ?で歌います。「早い早い、もっと私を歌いやすくするんだよ~。私の歌きいて。」とか、いいながら、苦戦しましたが・・・すっかり、彼は味をしめ・・定期的に「こんどこれ学校で弾く~」と、すっかり伴奏のためのレッスンばかりですが、曲も難しくなっていっています。でも、彼は、どうやら学校のライフワークになっている模様。普段のレッスン曲なんてめったにしないくらい。でも、寄り道?しても、確実に上達していっています。こんな経験、音楽仕事にしないと、伴奏するってこと学生時代を除いてないんですよ。もっとうまくなったら・・なんて言っている間に大人になっちゃう。なんとかなる。発表会ではない場所で、披露するなんて素敵な経験。新学年になったことだし、また、みんなをあおってみよう。と計画中です。実際あおるのもドキドキなんですが・・
2008年04月23日
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ロシア民謡。私はロシア民謡大好きです。くら~い感じもありつつ勇ましいですよね。そんな、印象が大好きです。黒い瞳この曲、認知度高いですよね。これも私は、レッスンでウォーミングアップ曲の大事な一つです。何が大事かって。3コードで出来るんですよ。1,4,5度で。イ短調で、Am Dm E7で、大丈夫ですから~~ 短調の勉強には導入的にもいい感じです。3コードで出来る曲は、ほんとに工夫次第でやまもり!色々なこと教えられますから。「黒い瞳」は、ジプシーの女性の魅力として歌われています。歌詞は、もう(笑)情熱的で、その美しい瞳を歌っていてもう、男性がとりこ状態で、どうしましょう~~っていう、男性の恋の苦しみの歌のようです。この曲をさびに使ったフリオイグレシアスの「悲しみの黒い瞳」は、日本でも有名になりましたよねしかも、郷ひろみが「黒い瞳のナタリー」としてカバーして歌ってましたから。音階的には、ハンガリー音階的で詳しくは、調べてください(笑)なのですけど一般的のイ短調スケール(自然短音階)はらしどれみふぁそら(調号なし)ですが、レとソが半音上がるスケールなんですよ。そこが、いわゆる東洋的な不思議な魅力のハンガリー音階的なんですが、まあ、そんなメロディー「っぽい」黒い瞳です。この音階的な曲、結構ありますよね。気づかないだけで。またそこが、くらいような、深くたくましいような?印象になっているんでしょうね。この歌が有名になったきっかけはシャリアピンというオペラ歌手がロシア革命後、亡命することになり、その後、世界各地で「黒い瞳」を歌ったという。そこから、この黒い瞳の有名さが、はじまったとも言われています。 有名な曲で、元がそれほど複雑でない曲の方向は色々アレンジできるしたくさんありますよね~ジャジ―な黒い瞳ジャジ―なアレンジものも、元の和音が単純であればある程発想は限りなくでしょうね~プルシェンコ(フィギュア)と黒い瞳↑ロシアの人が、ロシア曲を選曲して踊られちゃうともう、なんともまいりました!って感じもします。う~ん。ロシア民謡、大好きです。ロシアの作曲者も、かなり全般、好きですから。くらいのか?私(笑)
2011年02月15日
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