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フジっ子

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2007.01.10
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カテゴリ: つぶやき
ものすごく久しぶりになぜか急に声が聞きたくなって
大学にいたのだけれども突然電話をかけてみた。あの人に。


「もしもし?」 と答えるあの人。
「もしもし?」 と私もオウム返しのように答える。
あの人がまさか私のことを忘れるはずはないけれど
「えーと、あの、フジっ子です。」 としどろもどろ言うと
「えー?フジっ子?フジっ子?フジっ子?うーん?」 と言うあの人。
まさか本当に忘れられていた??
そりゃかなり長い間連絡していなかったのだから仕方ないかも・・
「えっ忘れてしまったの?」
「そんなわけないでしょー冗談だよー!元気?今どこにいるの?ドイツでしょ?」 と昔みたいな冗談口調で言うあの人。
ああびっくりした。本当に忘れられてしまったかと思ったから・・。





「あの人」はイタリア留学時代の大学の友達と言うか私の若いツバメ君。(←嘘嘘)
(↑「若いツバメ」がわからないって?参ったな~! ここ 参照。)
私の若いツバメ君はツバメ君なだけに私よりも若かった。
若いだけに純粋で一途でとてもとても可愛い子だった。
ツバメ君は私が唯一好きだったイタリア人男子でもある。


聞けばもう大学は卒業したのだけれども
今はまた同じ町で修士(に準ずるようなものらしい)をしてるとか。
考えてみれば最後に会ってからもう2年半も経つんだなーなんて噛み締めていると

「君は今恋人がいる?」



(↑ルパンの存在って・・・)

「まぁね、たくさんいるよ。」

と笑いながら答えた。

ツバメ君はどう受け止めたか知らないけれど
多分「ああまだあのイモと一緒なのかな」とは想像しているんだろうな。
ツバメ君は彼女がいるの?と恐る恐る聞いたら僕は独りだと答えた。

彼は多分勉強で手一杯なのかもしれない。
そんなところがまたいいなぁと胸をときめかす私。(←ルパンの存在って・・・)



「君は変わった?今でも可愛いんでしょう?」


と胸がきゅんとするようなことを言ってくれるツバメ君。

「私・・もう年をとったから。」

と自らおばさん宣言する私。森高千里になっちゃうゾ!(←また古いことを・・・)

「君は今でも可愛いと思う。絶対。」


とツバメ君・・・・あんたさすがラテン・ボーイだね。うぅんいけずぅ!

ところでツバメ君何歳だっけなー。もう23歳くらい?と疑問に思い年齢を聞いた。
するとまだ彼は22歳だった。おおまだナウなヤングだ。(←もう死語ですか?)
はっそう言えば彼が24歳のとき結婚しようって約束してなかった?
危ない危ない!イタリアに居た頃は彼がまだ若すぎたから遠い先の話だったけど
あと2年だったら今から唾つけておかないと誰かに取られちゃう!
ってことで即プロポーズ。(←ルパンの存在ってホント一体・・・)


「忘れてない?2年後に結婚するんだよ。」


あまりにも突然で適当な言葉に一瞬おどろくツバメ君。

「誰が?君が?誰と?」


「私たちが結婚するの。2年後にイタリアに行くから。」

(↑ルパンの存在まったく無視)

「あ、そっかそっか!2年後ね、うんもちろん。
 ヴェネチアで結婚しよう。それかローマ。フィレンツェでもいいけど。」

(↑どこでもいいらしい)

「私ヴェネチアがいいなー。」

「わかった、じゃ2年後にヴェネチアで結婚しよう。」




ってことで結婚の約束をして電話を切った。
なんで突然電話をしたくなったのかわからないのだけれど
急にイタリアが、ツバメ君が懐かしくなって突然電話をしてみた。
あの頃の思い出がぶわーっと蘇って懐かしさで胸が一杯になった。
何度ルパンとの仲を諦めてこのツバメ君と、と思ったことだろう。
結局私はツバメ君を選ぶことはなくイタリアを去ったのだけれども。

あの頃ルパンと遠距離でよく泣いていてそれを影から見ていたツバメ君。
そんなに悲しいのならどうしていつまでもそんな奴といるんだ、と言われても
それでも私はルパンと一緒にいたいからと言って泣き続けた。
電話越しやチャットで大喧嘩をして夜な夜な泣いていたあの頃。
イタリアとドイツは近いようで遠かった。


今はもうそんな風に泣いたりしないし胸を張って幸せだと言えるけれど
でももしツバメ君にまたラブレター攻撃をされたらちょっと考えてしまうかもしれない。








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Last updated  2007.01.11 04:44:57
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