きもの文化検定の勉強、ぼちぼちとやってます。
以前、師匠からいただいた大量の「美しいキモノ」「きものサロン」も
ちょこちょこ読んでいるのですが、
時々「あ、この写真公式テキストに載ってる!」って発見することがあります。
それもそのはず、公式テキストの出版社と「美しいキモノ」「きものサロン」の
出版社が同じなんですね~~~。テキスト1が「きものサロン」と同じ出版社で、
テキスト2が「美しいキモノ」と同じ出版社だったような気がする。(逆かもしれないけど)
雑誌の方にはテキストには載っていないようなもう一つ突っ込んだ詳しい解説や写真も載ってたりします。
「ものすごく貴重な資料が山のようにあるのね!」と嬉しく思います。^^
で、この大量のきもの雑誌ですが、80~90年代の雑誌には
「喪服には袋帯を締めましょう」というような広告が載ってます。
とある会社の広告なのですが、喪の袋帯を売り出しているようでして。
宣伝文句として、
「貴女は袋帯派ですか、なごや帯派ですか?
喪の帯はなごや帯が一般的となっていますが、
良く考えてみますと、本来第一礼装の帯は袋帯が正式なはずです。
また、喪が重なるという迷信から袋帯を嫌う方がありますが、
慶びの正装の袋帯も結婚が重なる(再婚・重婚)ことになり、
矛盾したことになります。」
というのがありました。
確かに、結婚式の祝儀袋なんかは「一度きり」の意味をもつ「結びきり」ですよね。
←結婚式にOK
蝶結びのは「何度でも繰り返されてほしい」という意味があるから、
結婚式の祝儀袋としてはタブーとされています。
←結婚式には×
そう思うと、結婚式に袋帯で二重太鼓にして、衿も比翼で重ねる・・なんてのは
矛盾したことになりますね。
「結婚式には慶びごとが重なるように二重太鼓で、
お葬式には不幸が重ならないように一重太鼓」っての、誰が言い出したんだろう??
某有名女優が言い出したという話もチラっと聞いたりもしたけれど。
もともと喪帯は袋帯だったのですよね。
なごや帯は大正時代に考案されたもので、一般的に普及したのは
昭和に入ってからというから、なごや帯の歴史はけっこう浅い。
きものの常識とは、時代の流れによって変わるもんです。
喪服の帯は袋帯に変化したか・・といいますと、やっぱりなごや帯のままですね。
今後はわかんないですが、まぁ当分はなごや帯じゃないかな、と思います。
この会社、今も「喪にも袋帯を!」でがんばってるのかなーと思って、
ネットで検索してみましたが、
この会社でヒットしたのは「喪の京袋帯」でした。
袋帯はあんまりなじまなかったから、
京袋帯にシフトチェンジしたのかなー?
第8回きもの文化検定、パンフ見ました 2013年06月14日