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ストーリーとしては、90歳をこえて隠居の身になっていた真田信之が、当主の突然の死によって起きる後継者争いをめぐって、松代藩存続のために下馬将軍と称された酒井忠清との攻防といったものになっています。
さて、私は池波正太郎が好きであり、戦国武将として真田家も好きでありながら、この小説の存在を知りませんでした。
ほんと、何てもったいない事をしていたんだろうという感じでしょうか。
池波正太郎の代表作である真田太平記のようないろんな要素の詰まった大河小説と比べると、時期としても戦国は終わっているので大々的な合戦が起こるというものではなく、一見地味なものになっていますが、合戦という派手で分かりやすいものとは違う、諜報戦は一軒地味でありながら、むしろ現代の社会に置き換えられる面白さですね。
誰が敵で誰が味方なのか、いつから布石がおかれているのかといった、どれだけ先について考えなければいけないんだよという状況は、静かなる戦争ですね。
個人的には舞台となる松代城址には川中島を見に行ったついでに行った事があるので、舞台をイメージし易くて行ってよかったなと思う次第ですね。
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