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2007年08月15日
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逆説の日本史シリーズの豊臣秀吉編ですね。


戦国時代の主役3人(信長、秀吉、家康)の中で個人的にあまり好きではないのが秀吉であったりするのですが、まぁこれは個人的な趣味であって、功績やらなにやらとは別物。
しかし、好き嫌いと功績を混同されている部分が秀吉には多いと(信長もそうなんですけどもね)
その秀吉の評価についてどうしてもマイナス要因とされるのが、朝鮮出兵であり、日本の歴史家は贖罪史観に捕らわれすぎていて、歴史的意味であるとか、その時代の背景、功罪を調べるのではなく、単なる善悪で縛られている部分が多く見られると。
そういうった視点から、何気に日本史なのにも関わらず、朝鮮半島史、中華思想、儒教的価値観に凄くページが割かれています。

この手の話は、このシリーズでも多々出てきていますし、東アジアにおける日本が受けている差別というものに個人的に興味を持ったので、その手の本を何冊も読んだりしているので、非常に繰り返しになるなぁとかは感じたりもしましたね。
まぁそれは個人的な理由によるものですけどもね、中華思想をベースにした朝鮮半島からの日本の差別というのもので、何気に一番分かり易かったのは、日本語訳の韓国の歴史教科書だったりはしましたけども。
興味がある人は読んでみると、なかなか面白い事になっていますよと。個人的には年号も人名も日本の歴史教科書に比べて圧倒的に出てこない(というか、古代史ではほとんど名前が残っていない)のでテストは楽そうだなとか思いましたけども、それは別の話。


日本国内の宗教戦争の解体、中国を中心とした中華思想、儒教、そして、日本にも来ていたキリスト教視点からの日本の記録。

そこら辺を考えず、今の価値観を無理矢理当時に当てはめて、評価を定める事の愚かさなんていうのは、このシリーズでは繰り返されまくっているわけですね。
物事の善悪だけで物事を決め付ける愚かさは、今日のような終戦という日には考えるべきかなとは思いますかね。
ただ、戦争は悪いというだけで、何が原因で何が背景にあって、何のために戦わなければいけなくなり、その結果終着点はどうなったのか。
日本が当時おかれた状況と当時の思想、他の国が考える宗教的バックボーン、それらを総合的に考える必要性、そして、同時に日本は伝統的にこういった考え方をするという説明責任。
勝てば官軍という言葉にあるとおり、多くの歴史は基本的に勝者が作るものでしかありません。
勝者にとって都合の悪い事も、また歴史であり、そういった歴史を大切にすべきなんだろうなぁと、考えてみたりする。

まぁそこまで考えながら読む必要性はないと思いますけども。
あと、このシリーズって週刊誌連載ですから、必要以上に繰り返しがおおくなるんだよなぁとか愚痴って〆ておく。

逆説の日本史(11(戦国乱世(らんせ)編))





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最終更新日  2007年08月15日 21時04分41秒
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