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2007年10月18日
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いわゆる学校で習う確率ではなく、確率的なものの見方、考え方は生きる上ですごく役立つというコンセプトの本ですね。
不確実性、データの眺め方、確率と意思決定が大きなテーマになっていますね。

不確実性は賭け事としての確率をメイン軸に扱っています。
ツキであるとか、不確実なものから、確実なものをどれだけ導き出せるかという応用やらですね。
個人的には論理性と確率の推論として似通っている部分の説明として、乙一の「未来予報 明日天気になればいい」のエピソードを引用しているのが、ポイント高いでしょうかね。
なにせ、乙一は全著書課題図書扱いしていいだろうと思っているので。
そういう意味では、すっとはいってくれる例題があったりすると助かります。
何せ標準偏差と偏差値を混同されて、標準偏差が役に立つと言っても、嫌がられて困ると中に書かれているのですが、偏差値40の私としてはやっぱり嫌な気持ちになるよなとそっちの方を理解してしまいまう程度の理解力なので(汗)
標準偏差の説明は非常に面白いので、それを読むだけでもこの本は面白いとは思いますので、詳しくここには書きませんが。


で、例として扱われている不思議なデータとして、日本のプロ野球選手やJリーグの選手には4月、5月生まれが多い傾向があると言うものですね。
これは、学年を考えるとその学年で年上な方になるので、若いうち(小学生)に体力差があるうちに、体力面でいいイメージがついてメンタル的にスポーツ選手の能力を発揮し易いからという推測がされていると、逆に生まれが遅いと、ついていけないときのイメージが残ってしまうために、実力が発揮できるくらい同じ学年ならば差がなくなった時にまで影響して伸び切れないのではないか?という推測を立てているというのが載っています。
これは、個人的にはそうなのかなぁ?と思わず疑問に思ってしまうのが私が4月生まれだからでしょうかね。
本当に身体能力に恵まれていればそのままのびていくのかもしれないで好けども、単に年齢的なアドバンテージでしかなかった場合は、必要以上にスポーツから縁が遠くなってしまうのではないか?と推測してみたりします。
理由は、簡単ですね、アドバンテージがなくなった時点でボコボコ抜かれていくからという、はい、経験者です(涙)というか、全ての面でボコボコ抜かれていった経験があるだけなんですけどもね。

愛護のテーマは確率と意思決定であり、ベイズ推定というのを軸にしています。
ベイズ推定は私は始めて目にしたものですが、簡単に言うと、検証する前から主観的に推測立てて、こんなもんじゃないの?と決めてかかってみると言うものでしょうか。
かなり、極論ですけども。
まぁ私は合理的期待形成論もベイズ推定と言われれば、なんとなく言わんとする事は分かったので助かりましたが。
で、例として面白かったのは、成果主義の欠点として考えられるものとして、ゲーム理論の「働きアリと怠けアリのゲーム」ですかね。
簡単にまとめると、元々働き者や怠け者と別れているのではなく、団体にすると働き者と怠け者が絶対に出てくると。

というわけで、私が怠け者を引き受けるので、働き者を募集したいなと思ったりしますかね。

とりあえず、語学と社会科の苦手な文系の人間が読んでもなかなか面白いものでしたね。
というか、基本的にNBAだなんだ見ていると確率を気にしながら見ているので、そんなに拒否するようなネタではないからというのがあるんでしょうかね。

でも、何気にこの本を読もうと決めたのは筆者の名前の字面に釣られたからというのは内緒だ。

使える!確率的思考





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最終更新日  2007年10月18日 22時52分03秒
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