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2008年01月08日
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カテゴリ: 読書 小説
歌野晶午は短編よりも長編の方が面白いと感じるなどとしょっちゅう書いている気がしなくもないのですが、またもや短編集です。
といっても、連作短編ですので、流れが繋がっていて前後の話に関連があるので長編の要素もあるといえばありますかね(といって、連作短編型長編という表現を私がたまに使うような最後の最後で大ネタとしてのつながりがあって、この伏線はここに帰結するためだったんだ!とまではいかないんですけどもね。)

で、個人的にはタイトルを見て、11歳の女子小学生が探偵として主役をはるという、設定読者は私か?というようなものを期待したのですが、違いましたね。
事件はおきますし、事件も解決されるのですが、基本的には叔父が刑事であり、姪であるひとみちゃんとやりとりがあって、そのやり取りの中に事件の重要な鍵が隠されていたり、または直接関係あるものではないが、ヒントになって事件を解決するというものであります。
ですので、11歳の女子小学生が主役で出ずっぱりというのを期待すると若干寂しいものを感じたりはします(笑)

大仕掛けものではないのですが、事件がおきるとそれに派生して、また別のところに繋がるという日常では当たり前な部分を押さえていますし、大ネタではないですが、いろいろと伏線をはってあり、それをきちんと利用している丁寧なつくりの気楽に読めるミステリーですね。
事件だけではなく、叔父と姪とのやりとりも楽しいですし、小ネタとしてインギーやキース・エマーソンなんていう名前が出てくるという思わず食いついてしまうようなものもありますし十分に楽しめるものですね。
短編よりも長編の方が好きな作家ではありますが、これはシリーズとかしてくれないかなと期待はしたります。

舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵





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最終更新日  2008年01月08日 21時57分13秒
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