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2008年01月26日
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カテゴリ: 電王
明日から新しい仮面ライダーキバも始まりますし、公式読本も手に入れましたので(中身はちょろっと流しただけで、これから気が向いた時にちょこちょこ読むという形になると思いますが)


まず、最初に電車がメインというライダーであるということのインパクトよりも、時間が重要なファクターになるというのがひっかかりまして、正直不安の方が大きかったですね。
というのも、白倉Pの作品の方向性としての、風呂敷を広げるだけ広げて謎をちりばめて、その謎そのものが物語の興味をひかせる重要なものとしながら、最後は収集をつけづに放り投げる(と私には感じられて仕方がない)ものはすでに行詰っていると感じていたために、時間という謎をちりばめる要素が多く含まれているものなだけに、またもや放り投げるんではないか?という疑念が残っていたのですね。
メインプロデューサーが変わらなくても脚本家で変化することもある事は分かっていましたが、最終的に方向性を決めるのはプロデューサーだろうというので、今までのライダーの方向性そのものが、すでに限界であると言う事で、大幅に変えない限りはダメだろうと思っていたわけです。
しかし今回は変えてきているんじゃないか?ひょっとしたらば今年は大丈夫かもしれないと思えるようになったのは、開始4話でした。

良太郎がモモタロスが暴れたいという欲望だけで、泥棒の手助けをしたことに怒って、イマジンと戦う時にモモの力を借りないと、弱いくせに自力で戦おうとするのを、モモが見るに見かねて、自分の力を使えと、そうしないと良太郎がやられちまうぞ!といったやり取りの時に、良太郎がモモに求めた「ごめんなさいは?」というセリフ。
それに対して、モモがやけくそぎみに「ごめんなさ~~~~い」と叫んで仲直りをしたシーン。
それまでは、出だしはそこそこ面白いけども、果たしてどうだろう?と思っていた部分が強かったのが、今年は期待していいのかもしれないと、懐疑的な視点を一旦棚上げする事を決めました。



そんな中、一番個人的に電王はひょっとしたらばまたダメになるんじゃないかと危惧したのが、侑斗の登場でした。
侑斗を演じた中村優一は響鬼で桐矢を演じていたわけであり、彼が登場したことと同時に響鬼という作品は崩壊していったという思いが私には強かったために、悪夢再びと役者の責任とは別次元で警戒してしまったわけですね。しかも、初登場があまりにも似通っていいる性格に見えたものでしたから。

しかし、そういった危惧が出るとさっと修復されるのが電王という作品だったのかもしれません。
侑斗とコンビを組んだデネブの存在が電王という作品をさらに面白いものとして私のお気に入りキャラになり、侑斗も最初は人を不愉快にさせる感じに見えていたのが、それ以外の部分がきちんとみえてくるようになり、ひょっとしたら、この作品で悪い印象を払拭させるためにキャスティングされたのでは?とすら思えたわけです。

そして、例年ですとテレビシリーズと分離させてきた映画が今年はテレビ本編と密接な流れをみせ、別物なんだか、何やってもいいんだ的になって、楽しめなくなってきていた映画版(特に前2年は酷かった)をきっちりと融合させたのは個人的に喜ばしい事でした。

一通り主要登場人物が揃ったあとは、お約束的なネタ部分と泣けるでという切ない話ときっちりと描き、謎という部分ではなく、それぞれの人物(イマジンも人とするのかわからないが)の掘り下げもできましたし、良太郎という主人公を中心としてまとまりがある良さが強まり、本気でこの番組と別れたくないと思えるまでなったというわけです。

謎そのもので見せるというやり方ではなかったので、いいのですが、最後の方は駆け足になってしまったのが残念といえば残念だったでしょうか。
カイがなぜイマジンを自由に扱えたのか、ハナが未来の特異点であるというのならば、ハナの記憶そのものはどこへ行ってしまったのか?桜井さんが消えてしまったことでどう未来に変化が起きてしまったのかと私が理解しきれないというか、明らかに時間が足りなかった部分が感じられましたので、そこはもったいなかったですかね。
最終回に向けて連続した話をつくるのに、年末年始という事が絡んでしまい、複雑な事をさけるために年明けになってから怒涛のクライマックスにしなければいけなかったのだとするのならば、ライダーの開始時期を変更というか2月になってから切り替えという事にした方がいいのではないかとも思えますかね。

ざっと振り返る形のものになりましたが、電王は話そのものも面白かったのですが各キャラクターが本当に生き生きとしていたのが作品の成功に繋がったのではないかと思っています。
特に良太郎は憑依されるという特殊な役であるのにもかかわらず、完全に全てをこなしているという、佐藤健がいなければ成り立たなかったすら思えるものでしたし、ぱっとみで分かるだけのキャラクターの強いタロス達。

まぁイマジンが人ではないということで、安心してバカをやらせられた部分は大きいでしょうが(笑)

それぞれのキャラクターについて触れてしまうと長くなってしまうので書きませんが、ひとつだけ残念だった事は、ハナが途中離脱して帰って来れなかったことでしょうか。
演じていた白鳥百合子さんが療養しないといけなくなってしまい、その突貫工事で現れたコハナはまったく問題ないというか、すごく良かったと思うのですが、最後は元の姿になって欲しかったというか、ラスト近辺、良太郎にとっては背負うものが増えてしまった状況で、ハナならばそれを軽減させられたのではないかと思えるだけに戻ってきて欲しかったですね。
こればっかりは、仕方がない事ですので療養生活からの復活を心待ちにするだけですが。

時間が記憶であるというのならば私の時間の中に電王はしっかりと走り続けている事になりました。


随分とっちらかった文章を長々と書いたよなと思いながら。

Denーo perspective仮面ライダー電王公式読本





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最終更新日  2008年01月26日 15時59分54秒
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