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2008年04月20日
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基本的な軸は3つある本ですね。

一つ目は国富ファンドという国営のファンドが世界中特にアメリカや日本にターゲットをおき、買いあさり中国に有利になるように持ち込もうとする事を国策としてやっていると言う事。
それにより、アメリカの国力はすでに削がれ始めていて、中国は次の覇権国家になる野心にあふれている。
暴走特急とか化している中国がどっちに転がろうが影響力はきわめて大きく、またソフトランディングというシナリオよりは、暴走する可能性の方が高いために危機意識を持っておいたほうがよいという事。

二つ目は連日聖火リレーでネタを提供してくれている中国ですが、その裏には意地でもオリンピックを成功させようというするものがあり、内外にアピールする絶好の場であると、なりふり構っていない。
しかも、この本の執筆された時点では、ボイコットの中心ネタは、スーダンのダルフール問題であり、聖火リレーを利用してチベットは中国のものとして世界にアピールする機会と捉えているとなっている事ですね。
もちろん、今は大失敗に陥っていますけども。
しかも、今日は聖火リレーを拒んだ善光寺に落書きがされるという、最悪の事件まで起きていますしね・・・
もちろん、他にも問題が山積みであり、貧富の格差、環境問題、食糧問題とある意味あらゆる問題が凝縮されていることを必死に隠そうとしているが、表出してきており対応に右往左往していると。


対策が必要であり、日本も独自の国富ファンドを持つことによって、自国を守るようにしておいたほうがいいという事。

大半はファンドという金融がらみのものですね。
オリンピックネタはそれこそ毎日ネタが更新されていくので、本にすると情報が古くなる点は仕方がないかなと思えますが、逆に中国政府の狙いが悉く失敗しているのを目前にしているので、本来はどうしたかったのかというのを知りなおす点では面白いでしょうか。

実は一番気に入っているネタは、中国のでたらめ英語ですかね。
適当な訳をするものだから、意味がメチャクチャになっていると言う。
「少数民族公園」を本当ならば「Ethnic Minorities Park」のはずなのに、「Racist Park」といった間違いをしていたと。
これは、間違いというか中国政府の基本姿勢を宣伝しているんじゃないかと勘ぐりたくなりますね。

今いろんな意味で中国は注目されていますので、関連書も山ほど出ています。
この本ではなくても何かしらは読んでみると面白いと思えますね。
概ね、日本は中国にズタズタにされるんじゃないかという不安が強まりますけども(苦笑)

北京五輪に群がる赤いハゲタカの罠





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最終更新日  2008年04月20日 22時04分48秒
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