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2009年01月31日
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カテゴリ: 読書 小説
昭和39年東京オリンピック開催にわく日本、そこにオリンピックを人質としたテロリストが出現。

テロリストと警察の決死の攻防戦が繰り広げられるというのが大筋になります。

私にとっては東京オリンピックというのは歴史上の出来事という認識でしかありませんが、日本史上重要な位置をしめる東京オリンピックという時代を使いテロリスト側、警察側それぞれの思惑が非常に深く楽しめると同時に、多くの事を考えさせられます。

ネタバレを避けるため多くの事を書けませんが、あの時代左翼がまだまだ幻想を持てる時代であり、マルクス経済学が重要な思想の1つとして受け入れられていたというのは理解しておくと、話に入りやすいかもしれません。

40年以上前の日本の貧富の差、ホワイトカラーとブルーカラーの越えられない壁というものがメインに入ってくるのですが、これを通して、現在の日本の労働問題というものを浮き上がらせる狙いを感じますね。

使い捨て、人柱という問題は現在再び蘇ってきていると。

ただ、どうしてもマルクス史観というものに私は懐疑的なので、当時の左翼運動であるとかに思い入れはもてませんけどもね。

左翼関係でいうと、何気に奥田英朗作品には結構出てくるんですよね、「 サウスバウンド 」はもろに主軸でありますし、「 邪魔

ただ、両作品ともに現在を舞台にしているために、理想や主義主張というものが形骸化した単なる圧力団体としての左翼という、非常に現実的な扱いにすぎませんが。

それと比べると、時代が違うという事でいろいろと扱いは違います、とはいえやや皮肉な視点はありますけどもね。


ここの所、奥田英朗作品はバカ小説がメインとなってきた感が強いため、「 イン・ザ・プール 」から始まる精神科医伊良部のシリーズのようなバカ小説しか読んでいない人は戸惑うかもしれないと思うくらいシリアスな内容ですが、非常にのめり込みますね。

特に、視点の違いによって微妙に時系列順に並んでいない構成をしているために、先に結果が提示され、その提示された結果はこういう事だったという形で原因やら行為が出てくるために、もの凄く引き込まれます。

ほんのわずかのズレですが、必ずしも時系列順で進んでいるわけではない(とはいえ、視点事にはきちんと時系列で流れますけど)という手法が上手く使われているなぁと思えば思うほど、2つの時間軸を有効利用できなかったとある作品について本当に腹が立ってしまうという困った副作用が出てきてしまいました(苦笑)

結構な長編ですので、ものすごく強く薦めたいと思えない部分はありますが、面白い長編が読みたいと思っている人には自信を持って薦められるなと個人的には思います。

オリンピックの身代金





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最終更新日  2009年01月31日 20時42分47秒
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