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2009年03月20日
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田母神前航空幕僚長の歴史認識に関する論文が大問題になり、マスメディアの大半が一斉に袋叩きにし、いかにも田母神氏が偏狭なナショナリストな危険人物であるかのような世論が作り出されたのは記憶に新しいと思います。

私個人の考えでは、正論であっても立場的にまずいだろうなというものになります。

少なくとも内容が内容ですから喜々としてバッシングされるでしょうし、外交問題として喜々として謝罪と賠償を騒ぎ立てるどこかの民族が出てきそうだなというものだったりが頭をよぎったからです。

ただしあくまでも表層的にしか分かっていませんでしたし論文を読んだわけではないので、かなりいい加減なものだったわけですけどもね。

本書は、論文のせいで危険人物扱いされ、辞表提出を迫られて拒否し、降格扱いで定年退職をすることになった田母神氏とその論文の審査側にいて受賞させた渡部昇一氏がこの騒動に対する反論を戦後日本の歪みとともに著したものになります。

論旨をもの凄く簡略化すると、日本は第二次世界大戦敗戦による東京裁判以降、極悪な国であるという価値観を持ち続けなくてはいけないとされ、日本はいい国だよ!という言論は封殺される国の形を作っている、それっておかしくないか?というものですね。


序にかえて
 「評論家」ではない「現場」からの発言に意味がある

プロローグ 空幕長解任劇でわかってきた重大なこと

 納得できるはずのない解任から退職までの経緯
 「ぞっとする暴走」と書いた朝日社説の内容
 外交防衛委員会での目に余る「言論封殺」
 「防衛観察」という名の思想弾圧は民主主義の危機

第1章 無知と鈍感さが露呈した批判の論点
 主張の是非より空幕長という立場が問題か
 重要な錯誤は日本だけが「侵略国家」とされること
 国際社会では常識になりつつある「東京裁判」の見直し
 「日本は安全保障のために戦った」というマッカーサーの証言
 マスコミが頼る学者・秦郁彦氏の重大な欠陥
 張作霖事件で現れた新事実になぜ目をつぶるのか

 盧溝橋事件の一つをとっても日本罪悪説はもう通らない

第2章 日本を危うくする「村山談話」の呪縛
 歴代首相に踏み絵を迫る「村山談話」の正体
 国家一〇〇年の計を誤った「お詫び政策」
 「村山談話」の黒幕・外務省は、日本の外務省か

 訴訟の対象にもなっている「村山談話」
 「村山談話」廃止にこそ賭けてほしい首相の政治生命

第3章 「文民統制」に潜む危険な罠
 「文民統制」の危険性を「日中戦争」に見る
 ヒトラーも毛沢東も「文民統制」の典型だった
 昭和六〇年、ある国会答弁からすべてが狂いはじめた
 三〇年前の来栖統幕議長解任事件の再来か
 信じられない現役防衛大臣の売国的発言
 今の政治家に自衛隊を指揮する自覚はない

第4章 優れた武人を育てた日本の伝統
 荒れる大学紛争の時代に防衛大そして空白へ
 戦闘機パイロットをあきらめ高射運用を選択へ
 外国人にも毅然と反論すればかえって認められる
 未来志向でなければお互いの国は発展しない
 各国から尊敬されてきた日本人の伝統
 敵兵や俘虜に対する武士道精神への讃辞

第5章 国防に甘え・予断は許されない
 戦争は外交の一環、軍人は敗戦後も蔑まされないのが原則
 アメリカはなぜ、「学徒出陣」がなかったか
 海に囲まれた日本の国防は海・空軍力に左右される
 守ってくれた国を助けられない情けない日本
 専守防衛、比較三原則、武器輸出三原則はもう通用しない
 本気で国を守るには「核」を無視できない

あとがきにかえて
 自分の国を自分で守る覚悟

付録
 懸賞論文(原文)
  日本は侵略国家であったのか
 産経新聞 二〇〇八年一一月六日
  空幕長更迭事件と政府の姿勢
 産経新聞 二〇〇八年一一月二一日
  空幕長更迭と「思想信条の自由」


日本は「侵略国家」ではない!





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最終更新日  2009年03月20日 18時31分43秒
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