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2009年04月06日
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テーマ: NBA(1453)


アトランタ・ホークスは現在東の4位でプレイオフ進出という事になりそうです。

ホークスがプレイオフ進出する事は昨シーズン8位で出場し、優勝する事になるセルティックス相手にアップセット寸前まで追い詰めたことからも予想はできました。

しかし、4位まで行くと予想する人はいなかったと思います。

ホークスは昨年9年ぶりにプレイオフ進出という事でもわかるくらいの長い低迷期に陥っていました、そのためドラフトで有力な若手を指名しやすく潜在能力の高い選手はそろい始めてはいました。

しかし、同じポジションにばかり補強をしたりとせっかくの素材を生かしきれない状況に陥ってもいました。

そんな中、チーム浮上のきっかけになったのがドラフト3位指名のアル・ホーフォードであるという事は異論がないはずです。

もちろん、昨シーズンプレイオフに滑り込んだのは、シーズン中のトレードでベテランPGのマイク・ビビー獲得の影響もありましたが、土台をささえたのはホーフォードであると断言したくて仕方がありません。

ホーフォードはルーキーシーズンからベテランの風格にあふれる選手に映り、ファンダメンタル至上主義、役割分担至上主義の私の気持ちをとらえてしまいました。

2m8cmとセンターのスターターをするにはサイズが小さく、PFがナチュラルポジションなんだろうに、無理やりセンターやらされてルーキーなのに大変だなというのが最初の感想でしたが、試合を見続けるうちにそんな思いは吹き飛びました。

ダブルダブルに近い数字が当たり前のようにやっている姿は、これはベテランセンターだと。

サイズのハンデを打ち消すように相手に楽にプレイさせないようなポジション取りをし、派手さは皆無ながらもしつこいマークであるとか、しっかりとしたスクリーンアウトをする姿は感動すら覚えたくらいです。

ホークスの若手は身体能力の高さを武器にする選手が多く、粗や不安定さを内包している選手が多く、それがチームとして勝ちに結びつかない状況になっていた部分があったのですが、ホーフォードは真逆の存在でした。

こういった選手はなかなか高い順位で指名されにくいものですが、3位という順位で指名されるだけの価値を見せつけた事になります。

若いながらもベテランの風格があり高順位で指名されたのは、フロリダ大学時代NCAA2連覇の中心選手として活躍してきた経験のたまものでしょう。

インサイドの選手で高さと身体能力に優れている場合、それだけで通用してしまいプレイの質は二の次になってしまう場合が見られます。

高卒センターがNBA入りして苦労する場合が多いのは、バスケットボールという競技への理解不足や基礎技術の低さを、荒削りというプラスの評価で覆い隠していたに過ぎなかったりします。

しかし、ホーフォードはインサイドの選手として高さに恵まれているわけではありません。

身長に恵まれたわけではないから、基礎を大事にしているというような考え方というのも安直な感じがしますが、少なくとも大学2連覇するようなチームで主力で活躍するためには、それ相応の技術と知性を要求される事は確実であり、大学時代を知らない私でも、プロ入り1年目からすでに叩き込まれてきているんだなと良く分かるくらいのものがありました。


ホーフォードをブルーカラーと分類するのは、ブルーカラーという言葉の感覚からすると若干離れている気がしなくもないです。

肉体労働者というからには、無骨でパワフルで知性という言葉とは離れていそうな感覚になるからです。

しかし、バスケットボールという競技は、基本的には頭を使わない事には困る競技です。

その中でブルーカラーという役割は、地味できつくて体を張っているけど脚光を浴びにくいものです。

インサイドは基本的に体をぶつけ合ってポジションをとるような場面が多く、特にリバウンドに関してはジャンプして獲ればいいというのではなく、いかに取りやすい場所でジャンプを出来るかで勝負がつく場合が多いものです。

ホーフォードは回りの選手を吹き飛ばすような圧倒的なパワーではなく、地味なプレイの積み重ねでこなしています。

しかし、地味なプレイほど気を抜けずにきついものです。

それでいて、まず脚光は浴びません。

ホーフォードはチームのエースではありません。

得点シーンやハイライトシーンはチームメイトでエースのジョー・ジョンソンや派手なダンクのジョシュ・スミスが概ね持って行きます。

ホークスというチームを紹介する時にホーフォードを真っ先に取り扱うようなものを私は目にした事がありません。

しかし、ホーフォード抜きに今のホークスの成功は考えられません。

攻守全てのプレイに対してホーフォードは目立たない中、基本に忠実に任務を遂行しています。

数字の面では1年目と2年目で極端に伸びたとまでは言えませんが、順調に安定感を増しています。

プレイオフになるとシーズン以上にディフェンスが重要になり、ディフェンスに力を入れればそれだけ互いのチームのシュート確率は落ちるものです。

そうなると、当然リバウンドを計算できる選手がいるかいないかの違いは大きくなります。

ホーフォードは身体能力頼りのプレイではないため、よけいなファウルトラブルに陥る事も少なくそういった意味でも計算しやすいプレイヤーとして順調にベテラン選手になっています。

プレイオフでホークスが大躍進を見せるような事があるのならば、その中心にはホーフォードがいるのではないかと予測します。


ブルーカラー度

☆☆☆☆



マッチョ度

☆☆☆☆



燃える男度

☆☆☆



ベテラン度

☆☆☆☆☆



裏方度

☆☆☆☆☆



ブルボン アルフォート 11枚





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最終更新日  2009年04月06日 21時26分12秒
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