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2009年06月03日
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現在、アメリカがサブプライムローンが吹っ飛んだのをきっかけに100年に1度というレベルの不況の真っただ中にあり、それがアメリカだけでおさまるわけもなく、世界的な不況の引き金になっているというのは、異論のないところだと思います。

アメリカの1人勝ち状況の終焉というものは、近い将来起こりえるものとして現実感を持っている人も多いでしょうが、そうやすやすとアメリカが覇権国家という立場を棄てるはずもなく、そのためにならば何でもやるというのが、私の持つイメージであり、それが概ねの人の考えではないかと思われます。

本著はそういう視点ではなく、世界は多極化していくという事をメインとしていますが、どうにも考え方が根本的に私の持っている常識の範疇を超えたものであるために、どう判断していいものか悩んでしまうものとなっています。

アメリカ覇権国家という構図は英国から譲られた英国ごのみの覇権国家であり、裏で糸を引いていたのは英国。

しかし、英米覇権体制をよしとしない勢力がおり、それはいわゆる資本家であり資本家は国家云々という視点を持ち合わせておらず、儲ける手段としては別にどこで儲けても構わないものであり、そのためには世界規模で市場ができる事が好ましく、英米覇権体制では規模が小さくなり好ましくないというもの。

資本家にはユダヤ人が多いなど、やや陰謀論めいた裏読みやらが多発しておりますので、読んでいて眉つばなものなのか、変革の時というのは一般常識と思っている事が覆る事であり、裏がわかっていない事にはついていけないという事を表わしているという事になるのかとか、ひたすら困惑してしまうものもあります。

そもそもアメリカの政策に多極化を望むような装置が仕組まれているというのは、どう判断していいものやらと。

読んで額面通り受け止めていいものかどうかを迷ってしまうという意味では、ある意味刺激的ではあるのですが、覇権というものは金融だけに限ったものではなく、政治であるとか軍事面もからんでくるので、そう簡単に多極化するものなのかどうかというのが、素直に飲み込めない一因でしょうか(金融に焦点をあてるために省いているとことわりは書かれていますが)


第1章 自滅する米金融界

第3章 覇権の歴史と多極化
    1 覇権と支配
    2 英国の覇権体制
    3 米国覇権と多極主義
第4章 金融崩壊の経緯
第5章 五重苦の米経済
第6章 アジアに基軸通貨ができる日
第7章 オバマ政権下のドル崩壊と日本の覚醒


とりあえず、この予測がどれくらい信憑性があるのかが気になるので、誰かに講義してもらいたい気分だったりします、それくらい私の持ち合わせている知識とは大きなズレがあったものだったので。

知識のズレというよりは、単なる無知と言いなおす事もできますが(というか、こっちが真相)

世界がドルを棄てた日





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最終更新日  2009年06月03日 20時44分15秒
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