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2009年07月29日
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副題が、「今恐れるべきはジパノフォビア」となっているものですね。

保守系の論壇ですので、要するに日本はいい加減に自虐史観にとらわれ、日本とは悪の存在だったという価値観固定から脱却しないと滅亡するよという事。

日本人が日本人を叩いてどうするんだと、バカなの?死ぬの?という事ですね。

ジパノフォビニアという言葉はスペイン人のスペイン嫌いを「イスパノフォビリア」という言葉から、それの日本版だとする事ですね。

自分の国を嫌いだと言い続けていたらば、そりゃ伸びなくもなるしつぶれるという考え方はある種正しいですし、日本は言霊思想がありますから、実現してしまう部分もありますからね。

私は、保守系の考え方、特に東京裁判史観からの脱却であるとか、自虐史観固定化によるプロバガンダにより日本が搾取される対象となる事からの脱却に関しては賛成する立場にあります。

国内向けだけではなく、国際社会にいかに上手くPRできるかというのがカギだと思いますし、そういった活動は日本という国はへたくそだと思っていますし、足を引っ張る存在が国外だけではなく国内にも山のようにいるなとは思っていますが。

少なくとも、他国が日本を引きずり下ろすという行動をすることは、ある意味仕方が無いでしょう。

自国の利益に繋がりますから、問題は他国のプロバガンダに簡単に引っかかるような輩は、もう一度きちんとそれについては自覚しておけよという事でしょうかね。



しかし、日本は敗戦により物凄く抑圧された歴史が続いてしまったわけであり、安易に日本は素晴らしい国だとやりすぎては、暴走してしまうのではないかと危惧はしておきます。

もっとも、日本はいい国だと発言しただけで要職から解任されるような状況ではしばらくは、そっち方面の暴走はしなさそうですが。

保守系論壇である本著ですが政治や歴史観という事に関しては、概ね正しい事を言っていると思いますし、うなずける点も多いのですが、経済関係になるとなぁというのは、なんだかなぁというのはありますね。

共産主義に関して批判的な立場になる事はわかりますし、私も共産主義が素晴らしいなんていう事は微塵も思っていません。

しかし、セーフティーネットという存在をスルーして、いきなり過剰な福祉政策の批判というのはどうだろうと。

過剰な福祉政策を批判するのであれば、適量な福祉政策とはどういう事かというのを提示してもよかったのになぁというのはありますかね、ちょっと一足飛びで福祉政策=社会主義化と短絡的に扱いすぎているなと。

ここは思いきって、弱者利権という存在、本当に必要としている人に金が回らず、生活保護者のはずなのに、なぜか高級車を乗り回すような存在がいて、そういう輩が日本を滅ぼすというようなベクトルの調査や分析をした方が良かったのではないかとかね。

せっかく、民主党の支持母体として日教組、公労協、朝鮮総連、韓国居留民団、部落解放同盟など危険な団体を抱えていると名指しで批判し、人権擁護法の危険性を書いているのですからね。

人権擁護法によって弱者利権の助長が危険だとしているのですから、高福祉と弱者利権の危険性は分けてやって欲しかった。

そうでないと本当に助けを必要とする社会的弱者と社会的弱者のふりをした利権団体が一緒くたにされてしまい、世の中おかしくなってしまいますからね。

第一章 自民党はじつは社会党だった

     寄ってたかって“正論”を圧殺した与野党・マスコミ
     「激震」を感じたのは自民党内閣だ
     自民党の立党文書の精神はどこへ行った?
     政権返り咲きのために“悪魔の決断”
     「村山談話」は愚の骨頂

     自民党はじつは社会党だった!
     「麻生支持急落」の理由
     民主党政権が内包する危険性

第二章 オバマ大統領誕生は日本の悲願達成
     初の黒人大統領誕生を祝す
     開国日本の悲願は「不平等条約=人種差別の撤廃」だった
     それでも列強の人種差別はつづいた
     一進一退の差別撤廃運動
     実質的な黒人参政権は1971年!
     黒人大統領誕生は日本開国以来の理想の実現
     オバマ政権への期待と不安

第三章 日本は“金利自主権”を取り戻せ
     リーマンが見捨てられ、AIGが救済されたのはなぜか
     デリバティブのいかがわしさ
     CDSを知らない日本の金融トップたち
     “金利自主権”のない日本はアメリカの属国か
     “藩札の時代”に日本は大損
     どこまでつづくぬかるみぞ
     世界を席捲する日本の技術
     派遣問題などで日本を空洞化してはならない

第四章 北朝鮮問題は日本問題だ
     テポドンの照準は日本に合わせられている
     核は非対称な兵器である
     「核の共同所有」を提案する
     集団的自衛権の確立が急務
     日米安保条約の基盤も揺らぎはじめた
     安保常任理事国入りへの道

第五章 ユダヤ人を知らなすぎる日本人
     自虐に陥ったスペイン人
     自国を罵る一司教の文書が帝国を滅亡に導いた
     「ジパノフォビア」蔓延を憂う
     世界史におけるユダヤ人問題
     日本人はユダヤ人銀行家シフの恩を忘れていないか
     ユダヤ人の命を助けた東条、板垣両将軍
     日本はユダヤ人と友好関係を築け

第六章 シナ大陸の戦いは日本の“侵略”ではない
     盧溝橋事件は日本軍が仕掛けた戦いではない
     第二次上海事変は“赤い将軍”の謀略だった
     一変したシナ軍との戦い
     ドイツの軍事顧問団の暗躍
     ドイツはレアメタル欲しさに日本を裏切った
     上海事変・南京入城は日本の“侵略”ではない
     日本が満州を“侵略”した事実はかけらも無い
     岩波書店の“文化的犯罪”を糾す
     「リットン報告書」も日本の立場に理解を示している
     日本人は主張しつづけなければいけない

第七章 教育問題は税制問題だ
     惨状!日本の教育
     義務教育の自由化を提言する
     学問研究はじつは税制の問題だ
     私の「税制改革」案
     “夏のキリギリス”になってはいけない
     過剰な福祉政策は国を滅ぼす

歴史的解釈は面白いですが、経済政策は私とは見解の相違があるなというのがありますが、逆に私が政治や歴史の解釈と経済政策のベクトルが相反するものなのかもしれないというか、困りものだなぁと。

日本を賎しめる「日本嫌い」の日本人





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最終更新日  2009年07月29日 22時04分24秒
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