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2009年08月19日
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副題が、日本は「失われた10年」の教訓を活かせるかというものになります。

完全に日本向けに書かれたものであり、日本の現状を世界不況の影響をメインに分析し、何が必要であり、何を失敗してしまっているかをはっきりさせようというものになります。

クルーグマン教授ですから、基本インフレターゲットと、措置のスピードと言う事がメインですが、気になるのは今回の世界不況で日本はアメリカのように金融工学で世界中をひっかきまわした責任があるわけではないのに、ダメージはアメリカ以上になると言う事でしょうか。

輸出産業の影響力の大きさと、失われた10年が実は終わったわけではなく、景気回復も見かけ上のものでしかなかったという事ですね。

結局コストダウンだけ優先したために日本国内の需要を削減させてしまい、デフレスパイラルを続けてしまっていたという事ですね。

格差社会なんていうのは、健全な世の中ではないと。

ある意味当たり前っちゃ当たり前の事がメインですが、セーフティネット軽視策は全てを崩壊させると。

他に気になったというか、衆議院選が近いという事で気になるものとして、共通通貨圏という考え方は日本では成功しないだろうと言う事ですね。

これも分かりやすすぎるのですが、少なくともアジアで共通通貨なんていう世迷いごとを公約しているのを目にしたので。



日本の場合はヨーロッパと比べて同等の国が回りにいるわけではないので、そもそもやる意味が無いと。


第1部 日本は危機を突破できるか

 1 「失われた10年」の教訓を日本は活かせるか

     日本経済の悲惨な現実
     世界経済を震撼させた危機の実態
     「失われた10年」に取りつかれたFRB
     「失われた10年」からの教訓とは何か
     財政政策は効果はあるか
     日本の今後のあるべき政策とは何か

 2 危機はなぜ起こったのか

     世界的金融危機の元凶

     「バブル」という存在
     この危機の犯人リスト
     アラン・グリーンスパンという人物
     1930年代の世界大恐慌とどこが似ているのか
     銀行によっておこされた危機



     日銀のやるべきこと
     FRBの量的緩和政策
     バーナンキFRB議長の研究成果
     「失われた25年」へと突き進んでいる日本
     日本がインフレ・ターゲット策を導入するための条件
     日銀の過去の政策を点検する
     いま絶対にやってはいけない経済政策とは何か

 4 ドルと円のゆくえ

     貿易というもの
     円はこれからどうなるか
     基軸通貨としてのドルのゆくえ
     過大評価される基軸通貨という存在
     共通通貨圏という問題
     これからの日本とアメリカの関係


第2部 アメリカと世界の経済はどうなる

 5 オバマは「チェンジ」できるのか

     アメリカの危機と1930年代の大恐慌
     オバマの政策を点検する
     リーマン・ブラザーズ破綻の意外な影響
     アメリカは「チェンジ」しようとしている
     オバマの保護主義
     オバマの政策の「穴」
     オバマ政権の経済閣僚たち

 6 アメリカの経済のゆくえ

     経済格差のアメリカの現実
     アメリカの有力な「新産業」
     「ヘルスケア」産業はどこまで伸びるか
     規制の再生の問題
     自動車産業のゆくえ

 7 世界経済の未来

     日本がアメリカから中国に乗り換える?
     世界を覆う保護主義の影
     イギリスのブラウンとEU
     BRICsなどの各国の現実
     世界経済 最悪と最善のシナリオ
     次の世界大戦という恐怖
     世界と日本がいまやるべきこと

危機突破の経済学





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最終更新日  2009年08月19日 20時50分15秒
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