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2009年10月20日
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著者はドイツの保守系の歴史学者であり、そういった視点から書かれたロシアについての考察になります。

プーチンがロシアにもたらしたもの、ロシアがソ連邦解体でズタズタになった状態から、天然ガスや石油といった資源を武器に経済を回復させ、それにより立場が強くなったと同時に、資源だのみだけではいけないという形でヨーロッパとの結びつきを強化していく過程。

ヨーロッパ視点でロシアの異質性、強行性、恐怖感なども分析しながらロシア側の言い分であるとか、決して孤立したがっているわけではなくヨーロッパと近づきながらも独自の立場を確立したがっているロシアなどなど、単純に割り切れない状況を細かく分析しています。

まぁ理解するのに分かりやすいですが、物事の単純化をしているわけではないので、今後はこうなるにきまっている!というような見通しがはっきりするわけでもなく、一言で説明するような類のものではありませんね。

完全にヨーロッパ視点なので、日本はあまり出てきませんね、国境を接している中国はまだ出てきますが。

どうにも、今の日本はアメリカか東アジアばかりをクローズアップする傾向が強く、果てしなく偏りを感じますが、ロシアもヨーロッパも当たり前のようにニュースで扱うべきなんだよなと思ってみたり。

ヨーロッパとの資源パイプラインによって富を増やしているロシアですが、それだけでは危険であるという事を理解していながら、そこからの脱却に苦心しているという事を散々取りあげているのですが、翻訳している間に、見事に石油は暴落しているんですよね・・・

プーチンと甦るロシア





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最終更新日  2009年10月20日 21時19分43秒
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