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2009年10月26日
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「勝てば官軍、負ければ賊軍」正義が勝つのではなく、勝ったから正義というものは、歓迎できるものではありませんが、現実的には多くはこのような形に収められる事が当たり前になってしまっています。

特に、国単位の争いである戦争については、どうしてもこのような傾向にあり、敗戦国を率いた為政者は全否定されてしまうのが常ですね。

もちろん、敗戦国には負けるに足るだけの理由があるでしょうし、敗戦国となった裏には、味方を得られないような自分勝手な振る舞いと回りから評価されるような事もあるでしょう。

しかし、敗戦国を全否定すると言う事は、極論であり勝者のエゴ以外のなにものでもありませんね、むしろその中に肯定的な部分を見つけ出し後世に役立てる方がどれだけ建設的かと。

ヒトラーという存在は近代では最悪の独裁者扱いをされる1人でありますが、民主主義から生まれた政治家ですし極右の象徴のような扱いをされる事が多々ありますが、ナチスとは国家社会主義党と名前であり、かつ労働者階級の人気を背負っていたことは忘れてはいけない事実です。

ヒトラーのプロバガンダは現在でも有効であり、その1つに力強いスローガンの連呼というものがあります。

大衆は理屈がしっかりしていても、分かりにくくつまらない話には耳を傾けない、疲れている労働者に向かって分かりやすく、力強く、希望を抱かせるような演説をする事を意識していたという事を読んだ事があります。

21世紀の日本でも全く同じ事が起きていますね、単純なスローガンの連呼に洗脳されたかのように、選挙結果が一方的になるなんて言う事はつい最近にもおきました、まぁ残念ながら現政権はヒトラーと違い自国民の救済という事を全く考えていないので、ヒトラー以下の政治家だと言っても実は過言ではないんですけども、まぁそれは別の話。

本著はヒトラーの残虐な独裁者という特定のイメージばかりが強くなってしまったが、第一次世界大戦でボロカスにぶったたかれて、極貧のどん底に突き落とされたドイツを経済復興させた手腕にスポットを当て、ドイツがおかれた状況に対し、どのような政策を行ったかを分析解説するというものになっています。



いかに、労働者を救うかになります。

少数の金持ちを救うのではなく、大多数の労働者を救う事によって国の経済は安定すると言う事ですね。

資本主義の限界を世界不況で嫌というほど突き付けられ、自由主義の進める問題をまざまざと見せつけられた事も大きかったようですね。

基本的にはケインズ政策と言ってもかまわないものですが、現在の日本では景気対策にならなくなってしまった公共工事なども波及効果が多く望める形になっています。

要するに今の日本の逆ですね、一部の人間に富を分配するのではなくピンハネを禁じあまねく労働者の懐に入るようにし、それによって貧困層を亡くし経済を活性化、さらに少子化対策までばっちりとできると。

その裏には大人の事情もへったくれも関係ない独裁的な手法も取られていますが、国が安定するメリットの方があまりにも大きくて、文句もでなかったと。

細かいところまで、今の日本も見習うべき事が多くあるなぁと思うと同時に、大人の事情でがんじがらめな今の日本では難しいだろうなと、ある意味ヒトラーは個人の富に関して無頓着だからこそできた事であり、国家を強くする事だけに邁進しようとしたからこそできた事だと(だからこそ、行きすぎて破滅まで導いてしまいましたが)

とりあえず、日本の為政者で自分の財産を蓄財する事ばかり考えているような人には一読してもらって、国民のための政治って本当に何?というのは考えなおす参考になるのではないかなと。

結局、今の日本の政治家にしろ官僚にしろまずは自分というスタンスすぎますからね、格差をなくす事によって得られる安全という事も重要ではないかと、少なくとも1億総中流の時代をもう一度というのは夢物語としても、そういった時代の方が殺伐としないというメリットがあると言う事をもう一度考えるべき。

日本国民を救う事をまず考えて欲しいですね、日本国民のためよりも先に、どこかの国のためにばかり働きたがるような政府なんて言語道断であり、そういう批判をするのは人種差別主義者というようなレッテルを張ってみたりするようなことではなく。 

ヒトラーの経済政策





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最終更新日  2009年10月29日 07時00分49秒
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