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2010年10月21日
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NBAもそろそろ開幕しますが、今オフ一番注目されたチームは良くも悪くもマイアミ・ヒートであった事は間違いが無いでしょう。

03年ドラフト組のドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュ、そして自らキングを返上したレブロン・ジェームズが揃ったラインナップは、好意的に楽しみにしている人もいるでしょうが、私は激しく拒否反応しかおきませんでしたし、同じフロリダ州を本拠地としているマジックを応援している立場上、フロリダ対決でぶっ潰してくれ!という感情ばかりが強まっています。

どういう結果になろうともヒートが注目される事は避けられず、大成功扱いをされるのはそれこそ、何連覇もしないとダメであり、今シーズンはともかく3年以内にチャンピオンにならないとなると大失敗のレッテルが貼られる事は確定だろうなとは思っています。

まぁバスケットボールという競技の性質上3人スーパースターがいるという、それだけで優勝できるほど甘くは無い事はだれしもが分かっているでしょうが、それをひっくるめて外野は言いたい放題になる事とは決まっていますね。

選手が注目を浴びる以上に、この戦力をどうやってチームとしてまとめ上げるのか、優勝の可能性を感じてお安く選手は集まってきてはいますが、それでもポジションによって偏りがある編成のチームである事は間違いが無いので、当然コーチに対しては尋常じゃない注目が集まります。

ヒートのHCは若く、優秀なコーチとして伸びていく可能性は示しているものの、優勝レベルにまで導く事が出来るのかについては未知数のエリック・スポールストラです。

若くしてHCに抜擢され、誰?っていう反応が多かった中で成功している彼は、スカウティングの仕事を高く評価されていたというコーチになります。


ものすごく前置きが長くなりましたが、本著はそのエリック・スポールストラHCの父親が書いたものになります。

実は、この本の存在は何となくは知っていましたし、NBAを扱ったネタだったので、すでに読んでいてもおかしくは無かったのですが、触手が動かず、たまたまエリック・スポルーストラの父親が書いた本であるという事を最近目にしたので、読むことにしたんですね。



内容は90年代初頭、NBAで27番目の人気しか無かったニュージャージー・ネッツをドン底の人気から引き揚げた実績を絡め、マーケティングについてどうやれば売れない商品を売れるようにするかというビジネス書と言えるものですね。

20年近く前のものですので、当然時代の違いを多々感じるものもありますが、私個人としてはこれを読んで実践しよう!という読み方は一切せず、90年代初頭のNBAネタを楽しむという視点になるでしょうか。

27番目の人気ということで、当時は27チームだったんだなっていうのが一番最初に引っかかる所ですね。

まだラプターズもグリズリーズもボブキャッツも存在しない。

そして、絶対的な人気選手としてマイケル・ジョーダンやシャックが頻繁に出てきますし、ニックスの人気が今以上に絶対的だったとか、最近NBA関係ではとんと絡んで来ない日本企業に対してチケットを売った関連の話ですと、まだまだバブルが崩壊した前後であっても日本は好景気といえたんだなぁとか、いろいろと感慨深いものを感じますね。


本題の中身としては、なんとなく「エスキモーに氷を売る」というタイトルから力技だろうがなんだろうが売れたら正義なんだよ!というような強引なものではなく、要は見落としがちな些細な事や、大変革というような大事ではなく小さな変化、小さな進歩の積み重ねを大事にし、失敗を恐れず誠実に実績を積み重ねましょう。

短期視点で、売り上げが落ちたからって首切りばっかりしていたって、その先に明るい未来なんかあるもんじゃねぇという事になりますかね。

アメリカで書かれて話ではありますが、右肩上がりの時代の日本を彷彿とさせる部分は多々ありましたね。

今の時代、結果重視になりすぎて失われたものが多々あり、それが悪循環を生んでいる事になるというものの反対を書いていると。

経営者なり、企業の重要なポジションに就いている人は、これをこのまま実践するかどうかはともかく、目を通す事くらいはして損は無いかもしれないですね。

中身は難しい事を書いているのでもなんでもありませんし。





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最終更新日  2010年10月21日 21時42分48秒
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