だーれんの中国帰国日記~ちゃいなりぃ~

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中国には56の民族がいると言われている。
一番多いのは漢族で、全体の91.59%を占める。ということは、残りの55民族はすべて「少数」民族ということになる (が、そうは言っても全部合わせれば1億人を越す)。

水曜日、中央民族大学に通うモンゴル族の学生と一緒に「相互勉強」をした。彼女は昨年学部を卒業、本当は日本に留学したかったのだけど、ビザの取得が難しくなって実現せず。今年は、言わば「浪人」中の身だ。その彼女に私が日本を教え、代わりに中国語を教えてもらうことになった。

「日本語は4年生の時に始めたんです」という。
つまりまだ1年足らずしか勉強していない。しかもほぼ独学。しかしそれでも、私がゆっくり話せば大体の会話は理解できる。「モンゴル語と日本語は文法の順番が一緒で似てますから」「モンゴル語には、『らりるれろ』以外は日本語の発音は全部ありますから」というが、上達の早さには舌を巻くばかり。

やる気にあふれ、素直な性格が短い時間の間に感じ取れた。綺麗な瞳の奥から熱意がひしひしと伝わってくる。果たしてこのやる気はどこから生まれてくるのだろうか?

「私、英語は苦手。私たちは高校まで外国語を勉強できないんです」、彼女はそう言う。彼女の母語はモンゴル語。いわゆる中国語(普通話)は彼女にとって外国語も同然だ。だからこそ、日本語の勉強は頑張りたいということのようだ。

聞いたところによると、小学校に上がる前の「学前班」の段階から、彼女たちは普通語を勉強する。そして普通の科目の授業は、中国語から翻訳されたモンゴル語の教科書を使う。北京など都市部の小学校ではすでに英語教育が始まっているのに対して、内モンゴル自治区に住む少数民族は英語学習の機会を与えられない。しかし、大学に入れば、英語が必修となる。しかし、小さいころから英語を勉強してきた他のクラスメートと同じレベルまで追いつくことは通常ほとんど無理である。

これと同じ話は、私のクラスメートで、チベットの放送局から派遣でメディア学を学びに来ているチベット族の友人からも聞いたことがある。漢族の学生は1学期で語学の授業をとり終えるのに対して、彼は2学期になっても2コマの英語をとらねばならない。彼はチベット語のキャスターだが、そんなことは関係ない。



これから水曜(と出来たら日曜の週2回)に行う相互学習では、そんな少数者の視点を少しでも勉強させてもらいたいと思っている。

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木曜日。
CCTV新聞の人気インタビュー番組「面対面」のキャスター王志の講義。立ち見者大勢。
夜はプール。





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最終更新日  2004年05月15日 14時09分35秒
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