だーれんの中国帰国日記~ちゃいなりぃ~

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大相撲北京場所千秋楽


しかし、振り返ってみて、4日間の大相撲な一日は、楽しくかつ貴重な経験だった。実家が上野なので、国技館とは非常に近い距離にありながら、今まで一度も生で見たことのなかった大相撲が、ここ北京で、会場内の電子掲示板を操作するという中国スタッフとの得がたい共同作業を通じて、より身近な存在に感じられるようになった。

伝統を守る=保守的=頭が固い=近寄りがたい
――みたいなステレオタイプが、私服姿の行司さんと話をしたりすることで、逆に、現代日本で伝統を守っていくことに対しての苦悩を想像してみたりすることも出来たのも良かった。

本番二日目の日曜日は、仕事にも余裕が出来て、映像室に備え付けのテレビで、生放送されているCCTVの生中継(※)を横目に、目の前で繰り広げられている取り組みの観戦が出来た。そして、土俵越しには、今日も村山元首相の姿。ある意味、私の位置もVIP席だった。

大相撲 のぼり昨日の日記を書いた後で、今年2月の韓国公演の際の報道を朝日新聞を例に調べてみた。すると、報道の規模はさほど変わらない。が、「じかに触れ合う面白さ 大相撲訪韓」と題する社説が掲載されていた。「大相撲が戦後初めて韓国で公演中だ。ソウルに続いて、釜山でも開かれる。韓国が日本文化を受け入れる流れがここまで来たか、と感慨を禁じ得ない」との書き出しで始まっている。また、北の湖理事長と森喜朗前首相(日韓議員連盟会長)が盧武鉉大統領と面会したとの記事も見つけた。韓国公演は、1998年のカナダ(バンクーバー)以来6年ぶりの海外公演であったので、その意味でのニュース価値もあっただろうと思う。が、中韓公演の政治的、文化的側面での比較研究をもう少し深くしてみるのも面白いかも知れない。

二日目のトーナメント優勝は横綱・朝青龍。総決勝戦は千代大海と戦って朝青龍の勝ち。会場のお客さんは日本人と中国人や他の国の人が混ざっているので、国別の反応の違いなどは私の位置からはよく分からなかった。が、一緒にいた中国人映像スタッフは、高見盛の仕切りが気に入ったようだった。CCTVでも「高見盛又来了」(高見盛の<順番が>また来ました)と盛り上がっていた。

――と、ここに書ききれない思いも多いが、とりあえずここまで。久々のお仕事はなかなか充実楽しかった。
ど素人の私にこんないい経験をさせて下さった皆様に感謝感謝。いつか国技館にも足を運んでみようと思う。






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最終更新日  2004年06月07日 13時44分42秒
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