だーれんの中国帰国日記~ちゃいなりぃ~

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「日記が更新されていないけど元気? 反日デモがあるみたいだけど……」
米国にいる友人からのメール。

あー、随分と日記をさぼってしまいご心配をお掛けしてしまいました。反省。
4年目の奢り。以前だったら、忙しくてもとりあえず更新しておこう! と思ったところが、最近は眠ければ寝てしまえ! 毎日の生活のなかでも、「おやっ?」という新鮮な驚きが減ってきた。過去の経験に基づいて、「また、……でしょ」。
これではいけない。

              ■ □ ■

反日・日本製品不買デモに関する注意喚起(05.04.07)

7日深夜から、大使館情報をもとに、インターネット上で4/9の午前9時に中関村「海竜大廈」で反日デモを行う呼びかけがあることに、注意を呼びかけるメールが次々と届きだす。内容はほぼすべて同じで、大使館からの情報がソース。

以下は、私のメールBOXに届いた順。

「デモ情報にご注意ください!」(4/7 23:41 北京大学留学生、個人メール)

「デモ予定に関する緊急のお知らせ」(4/8 7:51 人民大学日本人会)
「デモ予定に関する緊急のお知らせ」(4/8 8:06 在中国日本商工会議所<北京日本人会発行メールマガジン>)
「反日・日本製品不買デモに関する注意喚起」(4/8 9:37 在中国日本国大使館)

大使館のMLは、在外登録をした人に流されるもので、4/5にも「日系百貨店に対する抗議活動に関連する注意喚起」という配信があった。だが、今回は情報発信元でありながら、私に届いたメールの中では一番遅かった。

商港会議所の名前で配信された「北京日本人会発行メールマガジン」は、SARSの際に危険情報を流していたMLの名簿に基づくものだろうか? それとも日本人会名簿の登録に基づくものだろうか? 後者だとすれば初めてのケースのように思うが未確認。

北京の日本人社会は、東部の社会人と、西部の留学生という大きな分断がある。
今回のデモの予定地は、西部の中心地だが、情報の流れは、完全に東から西へだ。

北京の日本人会発足の発端は、89年の天安門事件だったと聞く。インターネットがなかった当時と比べると今の情報伝達は比べ物にならないほど簡単で早い。

最近、各大学と日本人会、大使館との連携を深める動きも活発になってきている。

だが、まだまだこれから改善すべき点もありそうだ。
今回の情報は果たしてどこまで隅々に伝わっているか?

こうした情報は「早く、正確に」が大切だろう。「伝聞ゲーム」になってしまうは恐い。

こういうときこそ冷静に。を心がけたい。


ちなみに、私の生活の中では、これに関する特に変わった変化はなし。私と仲良くしている中国の友人からこの件での何らかのアクションはない。

なお、大使館が情報元としているネット上のGoogle中国語版で、「反日」「デモ」などをキーワードに検索すると、今回のデモに対する呼びかけがヒットする。ただし、そのページに飛んでみると多くが削除されている。

果たしてこのデモが本当に行われるのかは分からない。
本当に起こる予定だったのが、事前に阻止されるという可能性もある。
いずれにしても用心は肝要でそのための情報伝達には意義がある。

ただ、一方で、本当にデモが行われるかどうかは別として、大使館や商工会議所を動かしたという意味でインターネットの威力はすごい。

「情報戦争」の陰も見て取れる。





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最終更新日  2005年04月09日 09時32分57秒
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