野末陳平通信  (メール:nozuchin87@yahoo.co.jp)

野末陳平通信 (メール:nozuchin87@yahoo.co.jp)

2020/03/25
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と聞かれても、ナニやっても中途半端だったので、本業はなにもない。
議員時代の24年間は、いわば特別職の国家公務員だし、大正大学の教授やっていたのは10年くらいだから、退職してしまうと唯の無職のじじいだ。
「もう、本は書かないの?」
とも聞かれるが、ぼくの著作はもう時代おくれで売れないし、ゲンコウ書く力もない。未だに手書きで原稿用紙埋めてるようでは、現代人への著作なんて無理です。
それでも、青春出版社の山崎編集長や、文芸春秋の秋月クンなんかとは月に1~2回会う。おっと秋月クンは文春の仕事で忙しいけど、定年後の契約社員だから、編集者としてではなく、2人とも雑談の相手です。
「仕事のために会うのではなく、話し相手で、情報交換が目的の顔あわせ」
これが正直なところでしょう。
MXテレビの人たちともたまに会うが、ぼくにテレビ出演する気はまったく無い。オファーももちろん無く、ぼくはまったく無職の老人で、自分流には「市隠」と自称してます。
都心にくらす隠者というイミで、ほんとは88歳という年齢では、世捨て人になるべきなんですが、世の中への執着がありすぎ、スケベ心も多少残っていますから、隠者にもなれません。お恥かしい話ですが。
「88歳じゃ、世間が相手にしねえよ」
といわれればその通り。毎日ナニやって過すか、悩んでる始末だから、真実の姿は世間には話せない。
唯一残ってる肩書きが、ゴルフ場関連。実は「レイク浜松カントリー」というゴルフ場、静岡ではわりと知られてるが、チンペイ君はそこの会長、名誉理事長を10年以上やってるんです。
「トシだから、もう辞めたい」と先日、役員会で頼んだのですが、軽く一蹴されて辞任させてもらえなかった。
「死ぬまでやってもらいましょう」
満場一致できめられて、ぼくはガックリ。会議のたびに、新幹線で浜松へ行くのがもう辛い。
「過去の虚名だけで、まだ会長職にとどまるのか」と嘆きつつ、この肩書きだけはまだまだ続く。嗚呼!





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Last updated  2020/03/25 11:55:47 AM


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