2ヶ月目(2002年9月)

9月

赤ちゃんはりねずみにとって、旅立ちのときが来ました。来て欲しくなかったような、ここまで元気に育って嬉しいような、世話が減って助かるような、でも泣けちゃうような、変な気持ちです。

最初は、一番元気で健康だったメスの赤ちゃんをクリスティーンにあげました。
クリスティーンとメスの赤ちゃん

クリスティーンは、私が働いてるスターバックスの店長(マネージャー)で、仲良しのお友達でもあります。つい最近、彼女がかわいがってたカメレオンが高齢で亡くなったので、新しいペットを探していたこともあって、一匹、引き取ってもらいました。
クリスティーンは毎日、はりねずみに話しかける前にチョコレートを食べて、甘ーい息にしてから話しかけるようにしてるんだって。そのほうが好きみたい!!と得意げに話していたのをみて、あー、かわいがられてるなー、としみじみ嬉しく思いました。


もう一匹はオスの赤ちゃんで、こっちはジェイミーのクラスメイトのヘリーの家族に引き取られました。
へリーの家族とオスの赤ちゃん

ヘリー(後ろのおじさん)はアメリカ人ですが、奥さんはドイツ人。ドイツで結婚して子供を二人生み、何年か前にアメリカに引っ越してきたそうです。奥さんは、ドイツで野生のハリネズミも見たことがあるそうです。
ここの家族は、みんな動物が大好きなようで、もう、ハリネズミを一匹あげる、という話が決まったとたんにはりねずみに関する本を買ったり、小屋や回し車を用意したり、名前を考えたり、大騒ぎだったようです。
もらわれていったハリネズミは、毎日のように子供の通学バスのバス停まで連れて行かれ、友達に見せられているそうです。かわいい。よっぽど嬉しくて、かわいいんだよね。

残りのもぞもぞと、もう一匹の足が悪かったオスの子は、家で育てることになりました。オスのほうの名前は“スキッピー”とジェイミーが名づけました。“チッピー”の子供だから“スキッピー”だって。よっぽど“ピー”が気に入っただね。

そういうわけで、二人は里子に、残りの二人はうちの子になりました。


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