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2007.08.30
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カテゴリ: Deathly Hallows
2度も消えてしまいましたが、根性です。残りあと4章。以下反転。
長くなりすぎましたので分けます。話がそれてばっかりで、内容以外のことまでがーっと書いちゃうもんで…。



今、自分が生きていることを実感するハリー。脈打っている心臓も、やがて止めなければならない。ハリーを恐怖が襲った。これを傷つければ死ぬのだろうか。
彼はいつも、死の恐怖より生きる希望を強く抱いていた。でも、今はヴォルデモートから逃げようとは思わなかった。終ったのだ、彼に残されているのは、死ぬことだけと分かっていた。
プリベット通りから去ったあの夜、ヘドウィクのように知らないうちに死んでしまえばよかった。愛する誰かを助けるために、身を投げ出して死んでいればよかった。両親が羨ましくさえあった。この辺がハリーらしいです…。
ハリーはゆっくり立ち上がり、命のある奇跡を思った。脳も神経も、鼓動している心臓も、なくなってしまうのだ…。
ダンブルドアは裏切ったわけじゃない。大きな計画だったのだ。自分が愚かだったのだ。ダンブルドアがハリーに生きていて欲しいと思っている事を疑ってもみなかった。
ホークラックスを破壊していく事は、ヴォルデモートだけでなく、ハリーの命も削り取っていた。ダンブルドアは、そうと知ってもハリーが逃げ出さないと分かっていた。ダンブルドアもヴォルデモートも分かっていたのだ。ハリーが、自分のために人々が命を失わないように、その身を差し出すということを。ハリーは、フレッド、ルーピン、トンクスが大広間で横たわってる姿を思い浮かべた…(耐えられないです…)
でも、蛇が残っていた。蛇を始末する事は、ロンとハーマイオニーに託そうと思うハリー。だから、ダンブルドアは2人にも秘密を打ち明けたんだ…。彼らならやってくれる。
僕は、死ななければならない。
2人にはお別れも説明もできない。一緒に行く事はできない。きっと彼らは止めるだろうし、それは時間の無駄だから。
透明マントをはおり、城を抜けていくハリー。ネビルとウッドがコリン・クリービーの遺体を運んでいた。(ローリング、殺しすぎ!)ハーマイオニーもロンもジニーも、ウィーズリー一家もルーナも見つけられなかった。別の遺体を捜しに一人になったネビルに、ハリーはいなくなった自分の代わりになってもらおうと、蛇を殺してほしいと頼む。ヴォルデモートに自分を差し出したりしないと嘘をつくハリー。そんなハリーに「僕らはみんな戦い続けるよ!」とネビル。
森に向かう途中で、女の子を慰めているジニーを見つけるハリー。自分はここにいる、これから何をしにいくのか、ジニーに叫びたかった。止めて欲しかった。連れ戻して、家に連れて行って欲しかった。だけど、ハリーにとって、家とはここホグワーツだった。ハリーやヴォルデモート、スネイプのような見捨てられた子供たちが見つけた家なのだ…。(ルーピン先生にとってはどうなんだろう。先生はご両親から見捨てられてはいないと思うのですが、先生にとっても、ホグワーツは一番大切な場所だったと思うのです。そこで命を落としたと言うことは、悲しむべきことなのか、せめてもの救いと思うべきなのか…話をそらしてすみません)
懸命に努力して、何も言わず、振り返らずジニーの元を去るハリー。ハグリッドの小屋を、いろいろ思い出しながら通り過ぎ、森のはずれまでやってきた。そこにはディメンターがいたが、ハリーにはもうパトローナスを出すことは出来なかった。ハリーは震えを止めることができなかった。死は、そんなに簡単なことじゃない。





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最終更新日  2007.08.30 19:39:59
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