シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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大西俊郎

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酒天倶楽部 @ 初めまして  花登筺を調べていて、貴ブログ『私と…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
大西俊郎 @ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

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カテゴリ: 映画のメモリー
1943年製作作品。これは北アフリカ戦線で本隊からはぐれた一台の戦車の行進を描いた作品である。ハンフリー・ボガード演じる軍曹が主役だが、本当の主役は"水”であろう。

砂漠の真ん中で僅かの水を回し飲みする戦車兵。オイル切れ寸前のポンコツ戦車が、やっと動き出し途中でこれも撤退から取り残された英軍小隊やイタリア兵の捕虜に出会う。捕虜を置いてきぼりにしようとしても出来ず、戦車の上に便乗させる。そして活路を求めてトブルクに向かって行進する。

戦車を上空から見つけたドイツ軍戦闘機が執拗に攻撃して来る。全員戦車の下に潜り込むが何人かは死亡する。戦車も応戦し戦闘機を撃ち落し獨兵を捕虜にして再び出発。水を求めてやっと辿り着いたオアシスは廃墟になっていた。一人の兵士が古井戸に降りて見ると井戸はカラカラ、だが岩の隙間から水滴がポツリ、ポツリと落ちていた。彼は水滴を両手で受け飯盒に溜める。気の遠くなるような作業だ。

その頃、ドイツ軍の一大隊が水を求めてこの地に近づいていた。そして水をめぐって戦闘が始まる。戦闘がやむと軍曹は一計を案じドイツ軍に水が豊富にあるような芝居をしてみせる。水が枯渇してるのを百も承知の軍曹は敵の前で水をばら撒くのだ。敵司令官との交渉も決裂、再び激烈な戦いになり、味方は一人また一人と倒れて行く。 

機会を覗っていた敵の飛行兵が味方に水が無いことを知らせようと脱走するが気付いた一人の英兵が後を追い倒す。残ったのはあと数人、その時、不思議な事が起こった。銃撃がやみ、ドイツ兵たちは銃を投げ捨てて降伏して来る。軍曹はヤケになって叫ぶ。「水をやるぞ!浴びるほど飲め!幾らでも飲め!」

軍曹が振り返って?となる。何と爆弾の衝撃で破壊された岩場から水が湧き出ているのだった。

この映画は水の貴重さを教えてくれており、単なるドンパチの戦争物とは違う珍しい作品である。
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Last updated  2006.01.21 19:57:06
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