Say Yesには、ロザリンとの離婚の話や1年足らずで終わった2人目(マウンテンスタジオの秘書だった女性)と別れることになった顛末が書いてあった。ロザリンとのことは、アーサーオンアイスで借金まみれになって家も抵当に入って文無しになってたところに「イエスのレコーディングに参加しないか」とブライアン・レーンから(またしても!)電話がかかってきて、スイスに行くことになったことが原因のようだ。当時、2人の間にはやっとこさ幼稚園い通い始めたオリバーとアダムがいて、教育上移住が難しかったのとロザリンが旅行をいやがったので別れたらしい。そんな理由? 多分リックは一旦覚めるとどうでもよくなってしまうタイプなんだろうな。ついてこないならもう終わりだね、みたいな。息子たちは可愛くなかったのかなあ。
演奏のほうは、ジェンマ、コーラス、ERE、ゴードン・ギルトラップらとの共演。リック自身の6手(3回分重ね録り)との共演と言うのもあったな。Amazing grace以外のジェンマの歌を初めて聞いたけど、やっぱり巧いとは言えないな。リックは自分の子どもたち6人全員ミュージシャンだと言い張っているけど、そう思いたいだけなのかも。もちろん音楽的素養はあるんだろうけど、プロとして活躍できるかどうかは別だ。 あと、Starship Trooperを演奏するのはうれしいが、キーの合わないアシュリー・ホルトに無理やり歌わせるのはやめてほしい。あ、そうそう。The Other Side of~でもあったけど、観客参加型で、今回も客席の女性一人をステージに上げて、シンセのペダルを踏んでもらって、鳴っている間にピアノに移動する、というのをやっていたけど、なんとその移動中にリックの携帯にカレー屋から電話が入っていた!これは爆笑ものの演出。ちゃんとすごいインド訛りの英語になっていて、「今本番中なんだけど」「海洋演奏中でしょ」「海洋じゃないよ」とかやりとりしてた。電話が切れるや否や、マーリンの超速演奏。ふうう相変わらず指はよく回るなあ。 アーサーのメドレーではシンセからシンセへ映るところが結構毎回ヒヤヒヤものでスリリングだ。でも、音が不足することはあっても、外れたりリズムが途切れたりすることがないのはさすが。 古い写真では、11歳くらいできりりとした短髪のリックがピアノ前に座っている写真が印象的。でもこのころもう、女の子に興味津々で…とか話はじめる。 映像として登場するのは、フットボール仲間、学生時代の友人、離婚弁護士、リック自身が幼稚園児になりきってはちゃめちゃな演技をするシーンもあった。こういうのうますぎる。イエスのメンバーでは誰ひとりここまでできないだろう。