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無事、パコが幼稚園を卒園しました。2年と少し前、初めての集団生活に不安を一杯抱えながら、幼稚園にパコの話をしに行ったのが、つい昨日の事の様に感じられます。周囲の先生方の配慮もあって、パコは本当に2年間、楽しく幼稚園に通うことができました。信じられない程、色んな事ができるようになって、成長したなあとつくづく思います。パコにとって、きっと幼稚園時代は楽しい思い出として残ることでしょう。先生方や一緒に遊んでくれたお友達に感謝です。ただ、家庭では相変わらずパニックは日常茶飯事です。小学校は幼稚園と比較して、要求されるハードルも高くなります。子供同士の人間関係も複雑化してきます。通学も今までの様にバスでのお迎えはなく、自力で歩いて登校です。小学校入学に向けての不安を上げればきりがありません。パコのウキウキ気分とは対照的に、私自身は胃の痛む様な思いです。それでも前に進むしかないですね。
2007.03.16
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パコが音楽教室に通い始めて1年近くが過ぎました。音感も結構良く、本人も音楽には興味がある様子なので、最近ピアノの個人レッスンを開始しました。先生は今まで通っていた音楽教室の先生なので、パコもリラックスした様子。「私、ず~っと、がんばって続けるからね。」と、とりあえず意気込みだけは立派。(^^;しかし・・・。家で私が練習を見てやるのですが、音符を一つ弾き間違うごとにパコの顔が歪みます。3回くらいまでのミスは一生懸命耐えてがんばるのですが、4~5回重なると、もうダメ。火を噴いた様に大泣きです。とにかく失敗に過敏に反応するパコ。「間違っても大丈夫、いっぱい間違いながら、だんだん上手になるんだよ。」私は繰り返しパコに言い聞かせるのですが、パニックを治めるのは容易ではありません。練習の度に、失敗して大泣きの繰り返しなので、私自身も本人が辛いのなら無理にさせない方がいいのかな、と思ったりもします。「パコがイヤなら、無理にピアノやらなくてもいいんだよ。イヤならイヤだって言っていいんだよ。」私がこんな風に聞いてみると、「私、絶対にやめない! ピアノやるからね!」と、泣きじゃくりながら叫びます。うーん、本当はピアノ云々より、「やめる」という行為が自分の中で許せないのかもしれません。何度も泣き続けながらも、繰り返しフォローして練習させることで、少しは失敗に慣れ、克服できるのでしょうか?それとも、そんな努力は意味が無いのでしょうか?脳の機能の障害というものは、訓練によって少しくらい改善する余地は無いのでしょうか?「わたし、いっしょうけんめい泣かないようにしようって思っているんだよ。だけど涙が出てきちゃうんだよ・・・。」そうだよね。一生懸命、パコなりにがんばっても涙が出るんだよね。止められないんだよね。私もパコの気持ちが痛い程わかるだけに、どうしてあげればいいんだろう?と悩みます。とりあえず、ピアノはもうしばらく様子を見ながら続けてみたいと思います。
2007.03.14
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まだ記憶に新しい、塾講師による生徒殺害事件。既にご存知の方も多いかと思いますが、この事件の犯人がアスペルガーと診断されたそうです。またか・・・と、やりきれない思いです。これまで、一連の凶悪な殺人事件の報道の中で、何度この「アスペルガー」という言葉が登場したことでしょう。この事件では、アスペルガーという診断が下ったために刑が軽くなったので、マスコミとしては報道せざるを得なかったのでしょう。それにしても・・・・具体的に障害名まで報道する必要性があるのでしょうか?単純に、「アスペルガー=殺人鬼」と言った様な理解が、世間に定着するだけの様な気もするのですが・・。アスペルガーの人たちは一般的に真面目で、純粋で、むしろ、どちらかと言うと騙されたり、利用されたり・・・加害者よりは被害者になる方が多いと聞きます。この事件をきっかけに、また「アスペルガー症候群」が週刊誌などで取り上げられ、興味本位に書き立てられることになるかもしれません。マスコミの配慮ない報道が、「アスペルガー」という言葉を一人歩きさせ、当事者やその家族達を困惑させていることを理解して頂きたいものです。ただ、遺族の立場からすると、もっと複雑な思いでしょう。責任能力をどこまで問えるのか?私個人的には、責任能力は十分あるように思いますが、人それぞれなので何とも言えない部分もあります。アスペルガーだけでなく、精神障害者の犯罪についてはもっと議論され検討していかなければならないのでしょう。本当に非常に難しい問題だと思います。
2007.03.06
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先日のブログで書いたモーツァルトとクジラをやっと見て来ました。自閉症をテーマにしたドラマや映画は今までに数多くありましたが、そのどの作品にも共通して言えることが、自閉症への理解を深めるきっかけになるということではないでしょうか?この作品も例外ではありません。身近に自閉症児と関わっている私達の様な人間から見ると、映画の中の登場人物の行動は非常によく理解できるのですが、知識の無い方から見ると「へーえ、そんな人が世の中にいるんだ」という、新たな発見があるかもしれません。この映画はアスペルガーの男女の恋愛が軸になっているのですが、同じ障害を持ちながらタイプの異なる2人を対比して描いている点を私は評価したいと思います。自閉症、アスペルガーと一言で言っても、本当に人それぞれの特徴があります。障害名を通して固定化したイメージを連想するのではなく、その人自身を理解していく事が大事なんだろうなと改めて考えさせられました。ただ、この映画はほとんど自閉症の人達の世界の中で描かれていて、一般の人は蚊帳の外という感じになってしまっているのが、少々残念かなという印象を持ちました。限られた時間の中で、一般の人との関わりまで丁寧に描くことは難しいのでしょうが・・・。映画館ではアスペルガーに関する本も販売されていました。 私達にとってはお馴染みの本ですが、映画をきっかけに少しでも多くの人がこういう本を手にとってくれればいいですね。
2007.03.03
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先日、テレビで画家の横尾忠則氏を特集した番組があり、ぼんやりと見ていました。最近、氏はY字路を描くことに執着している様です。そう言えば、何年か前に見た展覧会でもY字路の絵がいくつもあったっけ・・・。そのこだわりようは半端ではなく、Y字路を求めて遠く海外へも足を伸ばしているとか・・。Y字路って、じっと眺めていると究極の選択の様ですね。右に行くか、左にいくか?それで、人生が大きく変わってしまう様な、不思議な怖さがあったりもします。自宅の近所にもY字路があって、子供と一緒に歩いている時「どっちに行く?」と、よく選択させながら歩いています。ちなみに、近所のY字路はどちらに行っても、最後は同じ道に出るんですけどね。(^^;医療機関を変わるという選択、通級に通うという選択・・・。果たしてこれが良かったのか・・。色々考えてしまいます。これからも、色々悩みながら選択していくのでしょうね。
2007.03.02
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