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「火まつり」
(1985年作品)を観ましたので私なりの感想を書かせていただきます。
まずはこの映画全体の感想を。
何とも超骨太な男な雰囲気、世界が漂う映画でした。もう最初から最後まで濃い事濃い事。何と言っても主演の北大路欣也さんがとにかく濃かった~。鍛えられた体をおしみなく見せ、荒々しい男らしさで更に作品の中を活き活きと動き回る。上半身の胸板の厚さ、日本男児独特の骨太さを感じさせた(後ろ姿だったけれど)裸身、一度見たらしばらくは忘れられないフンドシ姿等など・・・って、肉体の話ばかりになってしまいましたが(汗)
でもね、この映画って何回も濡れ場があってこれ又濃いのですよ(大汗)私としては"これでもか!"というくらいたくさん見てしまった、という感じを受けているのです。
ストーリーとしては・・・私は頭が良くないので(汗)あまりよく理解が出来ませんでした(トホホ)
そして最後があまりにも残酷な感じがする非常にドロドロした雰囲気で終わったのがな~・・・ちょいと未消化です。
さてさて、ではこの映画にご出演された倉知成満さん(旧:倉地雄平さん)を観た感想を書きます。
役柄は映画の舞台になった村に住んでいる"青年たち"の1人。この青年はハマチの養殖の仕事をしています。台詞に関しては初めて登場したシーンが1番多くあり、後はちょいとなかったのですが、台詞なしでも結構出演されているシーンが多々あるのでとても嬉しかったです。
(↑この映画での倉知成満さんのお姿を描いてみました。)
で、この青年を演じている倉知成満さん、とっても濃いです。この映画の作品自体や主演の北大路欣也さん自身が非常に濃いと前述しましたが、倉知成満さんもかなり濃いです。
私が倉知成満さんの演じた青年を観て受けた印象は
●画面からプンプンと男臭さを感じる。実際はそんな事はないのだけれど、観ていると何やら男の人独特の匂いを強烈に嗅いでしまった!!と錯覚する程。
●表情や動きが非常にリアルで人間臭い。
●今まで私が観た、倉知成満さんが演じられたどの人物ともあてはまらない。スマートさやおしゃれ感が全くといって皆無な青年である。
はっきり言って全然かっこよさがない(倉知成満さんご自身のかっこよさは除く)青年なのです。茶色い毛糸の帽子を被り、いかにも漁師っぽい服装の倉知成満さん。
そんな倉知成満さんが演じられた青年は、登場シーンがすごく強烈で観応えがあります!!
達夫(演:北大路欣也さん)の幼馴染、基視子(演:太地喜和子さん)がいるスナックに養殖しているハマチを手土産にし押しかける青年3人。その中の1人の青年を演じられている倉知成満さん。とても派手で色気がプンプンの基視子にハマチを見せながら3人は言い寄ります。どの青年達もニヤニヤとスケベったらしい表情を浮かべるし、ハマチで基視子を喜ばせウキウキと騒ぐこのシーン。倉知成満さんのスケベったらしい表情といい、被っている帽子を両手でビヨ~ンと上に延ばしモジモジしながら顔中にやけまくっている表情といい、基視子の後ろに回り豊満なお尻を触りたいなあ~、触ろうっかな~・・・なんてお尻の傍で両手をピクピク(笑)スケベったらしい動きを見せる倉知成満さんって
「ああ・・・そういえば、男の人ってこんなスケベな表情を見せるし、こんな動きってするよね~(苦笑)」
という見事なもの。すごくリアルなんです。いやあ~、そんなリアル感ある倉知成満さんにゾクゾクしました。
今回の観た映画、「火まつり」で青年を演じられた倉知成満さん。非常に味わいのある人物を作り上げられたなあ、と思いました。例えが悪くて申し訳ないのですが、まるでスルメを噛んでいるようなのです。味わえば味わう程、倉知成満さんが演じた青年のリアルさを感じて堪能出来る。又、倉知成満さんのこの映画での演技や、「火まつり」を見る以前に私が観て感じていた魅力のどれにも当てはまらない・・・衝撃とともに新たな倉知成満さんを味わう事が出来ました。
前の日記にも書きましたが。
倉知成満さんに見事に裏切られました~(感動)
こんな人物を演じた倉知成満さんの魅力が、とってもとっても心地よいです。
味わい深い倉知成満さん、すごく魅力満載です
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