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今回は私の勉強・調査不足で月影一族の中の女性達を演じられた方の女優さんのお名前が分かりません(汗)ですので劇中の役名でお話をしたいと思います。(書籍を読んでみると"劇団幻想劇場"の方々という事は分かりました。)
月影一族にはたくさんの女性がいます。
まず冒頭に登場し、己の欲望の欲するままにエゴス怪人となる元月影一族のモンシロお蝶。そしてエゴス達に狙われ殺されてしまう月影一族の頭領、片目の娘である月影麗子。姉妹の鬼百合、鬼あざみ、と名前を挙げるとたくさんの女性が月影一族にいる事が分かります。
私はこの月影一族の女性達の個性ある風貌と美しさ、立ち居振る舞いがすごく好きです。とくにモンシロお蝶のあえて芝居がかった演技と動き、そして台詞の言い回し。何とも言えない味わい深さを感じさせてくれ、とても活き活きとした悪に染まる女性であったと思います。
そして対照的に、月影麗子は可憐さ・上品さがとてもよく出ていて大変美しい女性でした。この対比が何ともいえずいいですよね~!!
鬼百合、鬼あざみ姉妹は、月影麗子を殺したのはバトルフィーバー隊だと誤解し復讐をしようと仲間と共に山を下り・・・床屋の店員に変装しフランスを亡き者にしようと企てます。何も知らず店内に入ってくるフランスに復讐する為、悟られぬように、しかし不気味さを滲ませる無表情な面立ちと台詞回しにより、緊迫感漂う鬼気迫る雰囲気を盛り上げました。
この女性達から魅せられた点で共通したのは個性ある演技もあるのですが、独特の声質がとても良かったです。"聴かせる声"という声だったと思います。
はっ!と、ここで今更ながら気付いたんですが。劇中、次々と月影一族に狙われ襲われるバトルフィーバー隊。でもフランス以外は皆、男達に襲われているんだよね~!!
いや・・・ただそれだけの事なんだけれど(汗)
鬼百合、鬼あざみ姉妹とフランスの緊迫感あるやり取りは結構ドキドキします(このやり合うシーンで、フランスが姉妹によってかけられた術を破る為に鏡をパーンって蹴って割った後「鏡しばり、破れたり!!」って言いのけるバトルフランスの台詞があるんです。倉知成満さんのあの美声に加え、何だか時代劇かかっていて、すごくかっこよかったなあ♪)
モンシロお蝶が冒頭の短いシーンでの登場だけだったので、もう少し出番があったらいいのに・・・と44話を観るといつも思います。結構、氷子さんお気に入りのくせになる女性なのです。(お名前何ていう方なんだろう・・・。)