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2007.11.17
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カテゴリ: バトルフィーバーJ



まずはおおまかなあらすじを。
ある日、男性の変死体があがった。
誰かに殴られた事が死因らしい。殺された男はチンピラの1人で、七曲署の刑事達が捜査を進めていくと男が殺される前日の夜に仲間達と若い男女のカップルに絡んでいた事が分かった。更に捜査をするとカップルの男性、木下はボクシングジムに通う若者だという事が判明。苦労して育ててくれた母親の為にチャンピオンになり楽をさせたいと頑張っている木下に同情するボン刑事こと田口刑事は逮捕する事に迷いながらも、先輩刑事のゴリさんこと石塚刑事やボスこと藤堂係長・伯母の励ましにより、警察から逃げ回る木下とボクシングの試合をし彼に自首をさせる事が出来た。

自分の拳により人を殺してしまった事を知らずに彼女と明るく触れ合う様子から一転。自分が殺人を犯してしまったという哀しい事実に木下は狼狽し、逃げ回る。それを必死に追いかける七曲署の刑事達。そして木下の身の上に同情し、捕まえる事が出来なくなったボン。
そんなボンの姿に思わず拳を振り上げてしまったゴリさんが、殴ってしまった己の拳を歩道橋に打ちつけ血だらけにし苦渋の表情を見せるシーンは圧巻でした。
殴った方がもっと心を痛めている。
ボスがボンにそう諭した時、氷子さんは涙が出ました。
私情と刑事の間で苦しみ犯人を逃がしてしまった後輩に鉄拳を奮ってしまったゴリさん。でもそれは憎くてやったんじゃない。ゴリさん自身も恐らく彼と同じ思いを彼以上にこれまでに何度となく経験してきたはず。
だからこそ、思わず私情に走ってしまったボンに対して思わず拳を奮ってしまった。
そしてそんな自分のしてしまった行為に苦しむゴリさん。
そう、今ではこういった事が"暴力行為"と言われしまいかねない世の中ですが、この話で見せてくれたゴリさんのボンへの拳は愛情がとてもこもっていました。
だから私はすごく感動しました。
一度は刑事を辞めるとまで言ったボンが再び捜査に戻って来たときのゴリさんの顔ったらなかったなあ・・・(笑)嬉しそうなとてもいい顔をされていましたね。
とことんまで悩み、そして刑事である自分はどうすべきか、答えを見出そうと駆け巡る後輩であるボンの熱く活き活きとした姿に、ゴリさんは終始温かい目で見守る姿は観る者を圧倒させます。
今回、主役のボン刑事もとても良かったですね。
犯人に対してほだされる・同情する心情は(刑事としてはいけないのだろうけれど)共感したし。けれどもそんな自分に戦う、そして木下を捕まえるまでに至るボンの活躍、ストーリーには思わず唸りました。
木下の居場所が分かり、彼が隠れているボクシングジムへと行ったボン。プロボクサーである木下に無謀にも試合を申し込むボンは案の定、殴られて倒されまくります。けれども何度も何度も立ち上がり木下へと立ち向かうボン。
そんなボンの姿についに自首をした木下・・・ボンの顔はあざだらけ、血だらけでしたが、自身の心と木下に見事勝った彼に
「お前の顔はかっこいい。」
と抱き上げるゴリさんの一言が視聴者の心を表す言葉であると思います。
今回もジーンときちゃったなあ・・・泣かされちゃいました。
捕まえる側である刑事達の苦悩、逃げ回っていた犯人を自首させる・・・事件解決までに至る様々な葛藤や戦い。最初から最後までじっくりと魅せる169話でした。
改めて、七曲署の刑事達は熱くて、人情深くて、素敵な刑事だって思います。

さてさて今回、谷岡弘規さん(当時は谷岡行二さん)は自分のプロボクサーである拳によって人を誤って殺してしまう木下を演じております。
彼女に夢を語るシーンの顔は力強く晴れやかで、母に楽をさせたいという孝行息子を存分に感じさせる好青年を演じておられました。
それが仕事中にテレビのニュースで自分が殴った男が死亡した事を知り、捕まえようとする警官に拳を振り下ろし逃亡する様は鬼気迫っておりました。
谷岡弘規さんは切れ長の目で端正なお顔をされてますでしょ。ボクシングスタイルで構えた谷岡弘規さんの表情は、その切れ長の目が一層際立ち殺気がこもったいい表情を魅せてくれます。背が高くスラッとしている体型な事もボクサー役がとても合っていましたね。背を丸めてガードをしながら拳を奮うシーンは迫力があったなあ・・・怖いくらいでした。
そう・・・容赦なくボンを打ちのめし、血だらけにしてしまうシーンは目を背けたくなる程。
108話では婚約者を愛し抜く大学生を好演されていらっしゃいましたが、今回は誤って殺人を犯してしまう哀しい青年を見事に演じられる姿に感嘆しました。
こんなにも全く違う人物を見事に演じきる。
そして演じる人物の取り巻く状況が観る者に強烈な印象を与えてくれる谷岡弘規さんは素晴らしい俳優さんです。

108話では短髪な谷岡弘規さんでしたが、今回はジャパンの頃の髪型にちょっと後ろが長めかな?というお姿でした。(この108話の放映年を調べてみると1975年との事。そうすると「バトルフィーバーJ」放映が1979年なので約4年前の谷岡弘規さんなんですね~)
谷岡弘規さん、ちょいと後ろ髪が長い姿もとっても素敵です。
そしてボクサー姿がとてもかっこよかったです。

いつも書いているけれど、この話もとってもお薦めです!!
未見の方はもし観る機会があったら是非観るべし!!!






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Last updated  2007.11.17 13:03:15
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