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主役はチョウ・ユンファですが、もう一人の主役とも言うべき俳優、トニー・レオンも出演しております。
チョウ・ユンファの役どころは麻薬捜査官。トニー・レオンは組織に潜入する潜入捜査官という役どころ。
最初は正体を明かせないトニー・レオン演じる潜入捜査官と緊迫感溢れる攻防を見せるチョウ・ユンファ。しかし捜査を進める内に彼の正体に気付き、最後には手を組んで組織の壊滅を図る。
題名にもあるとおり、とにかくハード。
銃撃シーン、爆破シーンの迫力といったら"すごい"の一言で表すしか出来ない自分の表現力に悔しいほど。銃弾、火薬の量がとにかく半端じゃありません。そしてチョウ・ユンファの十八番とも言うべき二兆拳銃は相変わらず冴えているし、トニー・レオンのシャープなアクションがこれまた魅せるこの映画。
と、アクションシーンに重点が来そうですが、いえいえ。
演技でも大変に魅せてくれます。恋人には頭が上がらない、優秀な警察官ではあるけれどもどこか無骨な感じのするチョウ・ユンファ演じる男。影として生きる、どこか切なさを体に漂わせている潜入捜査官演じるトニー・レオン。
同僚であり親友であった殺された友の為にも組織を壊滅させようとする男(チョウ・ユンファ)の真っ直ぐな感情と、己を偽り影の世界でしか生きる事が許されない男のはちきれそうな程の緊張感・繊細さが全編に漂う・・・こんなにも男性的で、かつ魅せる映画もそうそうないと思います。
圧巻なのはトニー・レオン演じる男が、心の奥底で情がうつっていた初老の組織のボスを撃ち殺すシーン。組織のボス、という点を抜けば部下を大事にし、裏切ったトニー・レオン演じる男に「世の中はままならない。意に沿わぬことをする時もある。」と語りかけ自分を撃てと命じるのです。
このシーンはまさしく裏社会で生きてきた男独特の内に秘めた強い絆を感じ、哀しい末路を物語った名シーン。
私は女性ですが、この骨太な男の世界に痺れ魅せられました。
クライマックス、病院での組織との激闘になるのですが・・・舞台が舞台なのでちょっと辛い場面もあります
トニー・レオンも"こ、これは!?"という衝撃の展開を迎えましてね。
でも結局は・・・あの終わり方はハッピーエンドなんだよね?!きっと。
チョウ・ユンファが演じた男が光の存在であるとしたら、トニー・レオンが演じた男は影。そんな正反対な世界で生きる男二人が出会い、ギリギリな世界の中で友情を育ませる流れにめちゃめちゃ痺れます。
表情がとても豊かで兄貴分的な雰囲気のチョウ・ユンファ、何かの衝撃でプツリと緊張の糸が切れてしまうのではないかとという感じの繊細なものを魅せるトニー・レオン。
そして、長身で大柄なチョウ・ユンファが見せる骨太なアクションと、細身なトニー・レオンのシャープで素早いアクションの対比のバランスがとても素晴らしいです。この二人の名優のそれぞれの演技、持ち味を見比べながら楽しめるという点もこの映画の特徴の一つではないでしょうか。
そうそう、組織、悪側を演じられる俳優さん達も怪しい雰囲気抜群な方達ばかりなので素晴らしいです。そこに立っているだけで不気味で迫力がある方達ばかり。
あ~・・・やっぱ香港映画っていいなあ。
チョウ・ユンファかっこいいね。
この頃の映画の独特さっていうか・・・作品そのものの勢い・俳優さんの勢いや、(言葉が悪いんだけれど)香港映画の何とも言えないバタ臭さ、情景も(私自身は行った事は一度もないけれど)香港というものを感じさせてくれる、この頃くらいまでの映画が私はとても好きですね。
最後に病院内での激闘シーンで助けた赤ん坊を抱きあやすチョウ・ユンファは素敵でしたね~。シーンがシーンなだけに、ハードなシーンの中にチョウ・ユンファと赤ちゃんとの温かいやり取りのシーンを入れるってのは見事だ・・・と思わず唸ってしまいました。
そんな素晴らしい映画を作ったジョン・ウー監督は本編に出演されております(笑)結構、演技も上手いんですね♪
(余談だけれど、原題も書こうと思ったらエラーになって書けませんでした楽天さ~ん、頼むよ~(泣))
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