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2008.09.23
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カテゴリ: 特捜最前線



本日は「特捜最前線」第351話"津上刑事の遺言!"の感想を書きたいと思います。

まずは簡単なあらすじ。
連日のように特命課へ殉職した津上刑事宛の脅迫の手紙が届く。津上刑事の妹のとも子の元にも同様に届いていた。特命課は捜査を始めると、秋元忍という少年が脅迫の手紙を出していた事が判明する。
殉職する直前、津上刑事は忍の事故死した父親の信号無視はしていないという無実を証明すると約束していたが、その約束は果たされることなく、今回の脅迫の手紙に至ったのだ。
特命課の刑事達は津上刑事が果たせなかった約束を今果たす事を決意し捜査にあたるが、予想以上に困難した。

感想。
初っ端から話がずれますが(笑)時田刑事と犬養刑事が特命課に加入した時の話のOPを観ていてね、おやじさん(船村刑事)はいないし、吉野刑事はいね~し・・・津上刑事はっとくにいないんだよねなんて思っちゃってね~・・・。

津上明、元特命課刑事。昭和55年1月20日、28歳で殉職。
私、もう津上刑事より遥かに上なんだなあ・・・。
津上刑事が亡くなってから4年後の話でございます。特命課の皆さ、随分とある意味落ち着いたね(笑)
このお話はあらすじで書いた様に津上刑事が果たせなかった約束をかつての仲間、特命課の刑事達、そして特命課を離れた高杉・滝を加え、津上の過去の姿をオーバーラップさせながら事件を解決するというもの。
変に感傷過ぎず、けれども津上の思いを引き継ぎたいと思う特命課の刑事達の姿は涙なしでは観れません。
さて、ここで津上刑事を知らない唯一の刑事がいます。
それは叶刑事。
津上刑事の事を静かにそして熱く語る他の刑事達の姿に"何だか焦っているんですよ、僕だけが津上刑事を知らない。皆が燃えているのに・・・何だか自分だけ冷めているような。"と船村にこぼします。
その事が意味するように、どれだけ津上刑事は皆の心の中に忘れる事の出来ない、大事な仲間だったか・・・。
そして叶の心に、知らないはずなのに津上という刑事の熱さと思いが響いてきたか。
津上刑事が在籍していた頃は戦後間もない頃の世代の人の話や、学生闘争後の頃の話などの時・・・そして特命課の刑事達はエリートとはいえ若く情熱的で、毎日が熱かった。
本当、皆激しくて熱くてかっこよかったよ・・・ギラギラしていてね。
いつも冷静な神代も実はすごく激しかったもんね。
何か私がものすごく感傷的になってますな(苦笑)
しかし思わず唸ってしまったのは津上のかつての姿を抜群なタイミングと絶妙なもので入れるもんだから。その姿から段々と捜査が進んでいく・・・急スピードで捜査が進む訳ではなく、苦戦しながら事件の真相をじっくりと紐解いていく過程にぞくぞくします。

そうそう、津上刑事を演じる荒木しげるさん、相変わらず爽やかでかっこいいですね♪←これが一番書きたかった(笑)
回想シーンは満面な笑顔がいっぱい。←幼少の頃の忍に目線を合わせながら優しい表情で話す津上が良かった(泣)荒木しげるさんって子供とのシーンが似合うよね
"あの時"のように熱い姿がいっぱい。←雨のシーン、船村に訴える津上がかっこよかった!
「常に正義、つまり愛を持って捜査に当たった男。」
船村からそう評された津上。
本来ならこんな言葉、聞いただけで何やら照れて恥かしくなる様なもんなんだけど、不思議ですね。船村を演じる大滝秀治さんのゆっくりとした深い語り、そして津上を演じる荒木しげるさんの熱を帯びた演技の対比が魅せましたね。すごくいいんですよ、かっこいいんです。津上という男が色あせる事無く活き活きとしているんです。

え~・・・津上刑事の事ばかり書いてますが(汗)橘刑事、桜井刑事、紅林刑事、吉野刑事も必死で熱くてかっこよかったですよ。←神代課長もね(笑)
これ、この熱い濃さが好きなんですよね!
ギンギンギラギラ、諦める事無く地道に捜査をしていく。
これが特命課だよね!!

さて、叶が信号の仕組みに気付き、忍の父親の無実が証明されます。
これはすごかったですね。
これか~!という証明の仕方なんですよ。
詳細は省きますが、何でもこの後の警察の捜査が変わった程のものらしいです。ドラマが現実に衝撃を与えるんですね。
すごいよなあ・・・。

最後に。
中盤、そしてラストシーンで何とも美しい雪景色が映し出されます。
ラストシーン、山口百恵さんの「いい日旅立ち」が流れ、笑顔を浮かべる津上と忍が手をつなぎ、忍の姉、妹のとも子、神代他特命課の刑事達、高杉、滝が一斉に歩き出すシーンは感動したな。
皆、素晴らしい笑顔を浮かべているんですよ。
何年も同じ時を過ごしてきた者同士として、もうこの世では会えないけれども心で繋がり共に事件を解決した喜び・・・。
「この野郎、皆に苦労させやがって!たくっ、津上っ!!」
笑顔を浮かべながら言った高杉のこの言葉が、皆の思いを集約してくれているのではないでしょうか。

荒木しげるさんのお話ではこの時の雪のシーンは偶然にも都内に大雪が降った時の撮影だそうで。
何だか当時の「特捜最前線」、津上刑事の人気、勢いを物語っている感じがしますね。
こんなドラマチックな話にこんなドラマチックな事が起こるんですもの。

ラスト・・・本当にラスト。
殉職の話の時に使用されたラストシーン時の手を振っている津上の姿がこの話のラストでも使われて。
ああ・・・津上刑事はもうこの世にいないんだ・・・って改めて思い
でも特命課の刑事達の変わらない姿に、そして津上刑事は彼らの心の中に生きているんだって分かって・・・本当に素敵な素晴らしい話でした。

いつかは津上刑事の殉職の話の感想を書きたいと思っていますが・・・いつになるかなあ。
今回のこの話に津上刑事が殉職する時のシーンがあって、思わず涙しちゃったから(苦笑)






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Last updated  2008.09.24 21:56:34
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