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NHKにて放送された、谷原章介さん主演のDVD化された「顔」を観ました。
原作は松本清張さん。
以前、こんなDVDを買うよ~、という話を当ブログでした時に松本清張さんはどうも難しそうで氷子さんにはとっつき難いかなと思ってしまうものでした。
観終わって・・・。
確かに難しいというか(苦笑)、氷子さんとしては中々興味が湧かない世界ではありました。ドラマの時代設定が戦後間もないという、どちらかというと氷子さんの親の世代の話と言う点からも感情移入するのにちょっと時間がかかるというかね。
けれども集中力が中断することなく最後まで観られたということも正直なところ。
この話はもう殺人事件の真相は初っ端から出ちゃっているんですよ。だからその事件を犯した男の心情とか、精神状態が描かれている訳でして。
そのこの物語の主役である井野良吉を谷原章介さんが演じられたんですな。
「顔」と題名がついているだけあって、谷原章介さんの様々な表情がこのドラマでたくさん観ることができました。
自分の犯罪がばれるのではないかと恐怖に取り付かれる顔、栄光を取るか世間から背を向けて生きるか苦悩する顔、殺人を犯すまでの冷たい眼差しを浮かべる顔、成功をやっと手に入れられると喜ぶ顔・・・様々な顔、顔、顔。
台詞はモノローグとしての方が多く、井野良吉を演じる俳優(谷原章介さん)がどれだけ表情だけで見せられるのか?また画面では口に出さなくとも表情と共にバックで流れる己の台詞でどれだけ見せるのか?
これはね、最後まで視聴者を観せ続けるってのがとても大変なドラマですよね。
それが観続けることが出来た、というのは好きな俳優さんであるという贔屓目を抜かしても評価できるものだったと思います。
まずまるで映画のような、そんな雰囲気なんですよ。
これはね、谷原章介さんがドラマ内で出していた雰囲気そのものが出たんだと思います。
顔がアップの時の瞳が綺麗だったなあ・・・。
そして、井野良吉という人物を、そしてそれを演じた役者=谷原章介というものをどうしたらこのドラマの中でちゃんと魅せるか・・・が出ていたなと。
氷子さんね~、谷原章介さんがご出演されてこれはいいと思う作品って、本当すごく惹き付けられる魅せ方に心を打つんですよ。動作一つ、表情一つ、体や顔の角度一つ、台詞一つ、何気ない中に"谷原章介という独特のかっこよさや美しさ"があるんです。
こうして主役を張れる俳優さんのお一人ですが、これがもし脇に回った役だとしても時には主役を喰うほどの存在感が出せる。演じる自身が輝く時もあれば、(そしてこれがすごくいいなって思う)脇に回って主役を魅力的に引き立てつつ自分も出ている。
いろんな役が出来る、というか、いろんな役を期待させてくれる、そんな役者=谷原章介さんという俳優さんが大好きです。
改めてこのドラマを観てそう思いましたよ。
このドラマさ、単発ものだったけれど、連続ものでじっくり観てみたいな。
もちろん谷原章介さんでね
あ、そうそう。
井野良吉が二人目の殺人を犯してしまう、殺されてしまった女性@山田ミヤ子(演:原田夏希さん)。
何ともリアルで女性の氷子さんから観て、とってもとっても複雑な人物でした。
何かさ、女の嫌な部分が出ていたって言うか観たくないものをこの女性は体現しているっつうか
ね(苦笑)
興味が湧いた方、是非ご覧下さい。
じっくりと魅せるドラマですよん♪お勧めざんす
このDVDを観ていたらさ~、いつの間にか母親が後ろにいてね。何を言うかと思ったら
「これ谷原?!」
だって。
そうだけれど、呼び捨てにすんなよ母ちゃん
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