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2012.02.27
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カテゴリ: TEAM NACS



DVDのパッケージにあるとおりストーリー、世界観は"笑って泣ける郷愁人情ファンタジー"。ひとつの村での70年にも及ぶ物語が「TEAM NACS」5人により繰り広げられます。
5人しか演者がいない、ということでそれぞれが様々な役をこなす中、唯一一人の人物を演じ上げた人がいます。
それは五作(漢字、合ってるでしょうか?)を演じた安田顕さん。(ケン・タウロスさんという不可思議なものも演じてましたが(笑)あれは結局、五作さんだったし。ケン・タウロスさんが登場して、ちょっとした下ネタがあったのにはもう大爆笑(笑))今回のこの物語の主軸となる人物です。子供の頃、青年期、そして老齢期と一人の人物の一生を舞台で演じました。
DVDで観てもすごい圧巻なんです。
安田顕さんって役によって何かが乗り移ったかのようにその役になりきっていることがある、と多々感じることがあります。言葉が合ってないかもしれませんが、まるで憑依したように。
五作、圧巻でした。
「COMPOSER~響き続ける旋律の調べ」でのモーツァルトの迫力に慄いたんですが、この「HONOR~守り続けた痛みと共に」での五作もそれは怖いくらい重みがあり圧倒されるほどです。
2007年の作品だから今から約5年前、当時三十代前半の安田顕さんが老いた五作を演じる姿は全く違和感がなく、本物の年老いた男性がそこにいるよう。
和太鼓を教えている子供(演:戸次重幸さん)に"チビ助"と呼ぶ姿は、本当におじいさんが子供に語りかけるような表情と存在感があって、懐かしさを覚えました。
安田顕さんはまさしく"化ける"すごい方だと思います。演じる姿、その演じて作り上げた役柄を観てすごく心が豊かになってさ。
だから安田顕さんはすごいと思うし、大好きな役者さんなんですよね。

そんな五作を取り巻く幼馴染や、和太鼓を教える子供達を演じられた森崎博之さん、戸次重幸さん、大泉洋さん、音尾琢真さんも、それぞれ演じられた人物ひとつひとつが活き活きとしていて観ていて楽しさを感じました。突然ヘビメタ風に登場する戸次重幸さんにはびっくりしましたが(笑)オカマになったのも笑いましたけど(爆笑)

「TEAM NACS」の作品は必ずどこかで泣かされるのですが、この作品でも泣いてしまった場面があります。
その場面が実は一番好きなんですが・・・。
五作さんが倒れて入院し車椅子の生活に・・・そんな五作さんの為にかつて和太鼓を教わった大人に成長した子供達がオーロラを見せようと奮起していたまさにその時に五作さんは亡くなってしまった。実家の寺を継ぎ坊主になった大泉洋さん演じる男性が、歩けなくなったはずの五作さんがオーロラを見に来た元気な姿を見て、亡くなったことを知る・・・その場面がさ~すごく哀しくて切なくて。でもオーロラが見られていい笑顔を浮かべる五作さんがいいんだよね~。

そしてこの作品の最大の見所だと思う、「TEAM NACS」の皆さんの和太鼓。
すごい迫力なんだよ~。
序盤・終盤と叩く場面があるんだけれどね。
終盤、亡くなった五作さんの為に和太鼓を叩く4人の下に五作さんが現れて、5人が太鼓を叩く姿が本当すごい。メイキングで、時間のない中・限られた期間の中で、初めて和太鼓に挑み見事舞台で成功させたその姿はむちゃくちゃかっこよく迫力があって、たまらない。
もうこのシーンで、ボロッボロに泣いた(笑)ここにくるまでの、これまでのいろいろな話を経ての太鼓。もう、感動しちゃってさ。泣ける、泣ける。
チエが好きだった五作。非業の死を迎えた女性なんだけれど、音尾琢真さんが演じていてね、なんだか可愛かったなあ(笑)ラストの笑顔にやられたよ。←もうこの頃には氷子さんは涙でぐちゃぐちゃ。

この作品の脚本、そして演出は森崎博之さん。
相変わらず、と言っては失礼かもしれないけれど、相変わらず魅せる人です。森崎博之さんが魅せる味が好きですね。
もうすぐ始まる「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」では脚本は違う方が書かれるんだけれど、原案・演出は森崎博之さん。楽しみで仕方がありません。

いつものようにDVDにはメイキング等の特典映像も収録されています。
作品を納得できるまで練り直し、苦しみ、そして遊び(笑)いつも見せてくれる「TEAM NACS」の皆さんの姿が見られます。稽古での真剣な表情のかっこよさにドキッとし、皆で子供のように遊びはしゃぐ姿に癒され(笑)特典映像でも「TEAM NACS」を堪能できるのが幸せです♪(メイキングの最後に夕張市で行われたイベントに参加し、和太鼓を叩く「TEAM NACS」の皆さんの姿には感動しました(感涙))
結成10周年を迎え開かれたイベント「TEAM NACS TEN」の模様や、皆が出会った大学を訪れたりしてこれまでの思い出を振り返ったりというものも収録されています。
ほんの一部分だとは分かっているけれど、「TEAM NACS」の皆さんの空気や人柄が感じられてDVDを何度も観ています(笑)

正直さ、どんなに好きなものでもこれは好きになれなかったな、ってものがあるんだけれど。
「TEAM NACS」の舞台(DVDでだけれど)を観て思うのは・・・どれも好きですね。全部好き。それぞれの話や世界観を好きになったし、皆さんが作り上げた登場人物が好き。楽しくて面白くて、切なくて。
観る、ってこんなにも楽しいんだって教えてくれる。

あ~、これで今のところ「TEAM NACS」の舞台のDVDを全部観たんだよね~。(感想をブログに書いていないものがあるけれど。)
楽し過ぎてあっという間に観てしまったなあ。
もっともっと観たいよね~、って本当思う。

書いていないものをこれからゆっくりとブログに書いていきたいと思いますが。
「TEAM NACS」、いいよ、本当、いい。観て損はない、「TEAM NACS」を知って幸せになるって嘘じゃない。

なので、このDVDもお勧めです!
HONOR






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Last updated  2012.03.01 22:59:18
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