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2024.10.21
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カテゴリ: Vespa
ドラッグスターはガレージに持ち込んだ時から臭ってました。
・・例のガソリンが腐ったと称される状態です。配管を外して
ドレインしましたが半分位周囲にぶちまけてしまいました。NO!! 😱 ⛽
その色はオイルのようで・・この様子だとキャブ・KEIHIN PWK28の
分解清掃、必須ですね。

不動から数年経ているそうなのでキャブの底はヘドロ状態でした。
ガソリンを使いブラシや割り箸の先端を解した刷毛で清掃実施。
ジェット類は完全に詰まっており、ニードルツールなどを使って
慎重に穴掃除を行いました。




そのための道具を作ってみました。右側はガソリン供給ミニタンクで
真ん中辺りのキャップは塩ビ・ソケットを加工して作ったドレインキャップです。



ドレインキャップにホースを付けて油面ゲージとし、キャブの底穴に
クイックバークランプで押し付けています。ガソリンを注入してみると
基準面より3mm位、低かったので2mm程度上がるように調整しました。😁



オリジナルのドレインンキャップに戻してエンジンにキャブを取り付けてみると・・
何故かガソリンが漏れて来ました。パッキンが悪いのかと別のOringを入れて
再度、組みましたが・・漏れは止まりません???

もう一度やり直しです。フロートチャンバーを外して水を入れて観察すると・・
中心部辺りから漏れています。・・実はナント、ドレインキャップに穴が開いていたのです。
Uuuuum・・・やはりイタ車は想わぬところで苛めてくれますね。😭




・・開いた穴に1mmの皿ネジを内側からネジ込みました。😅
・・漏れは止まりましたので、後で耐ガソリンのエポキシでも塗ればOKでしょう。

キャブを組み付けてエンジンを廻す前に2サイクルオイルを少量プラグ穴から注入し
キックで何回かユックリとクランキングしてピストンをストロークさせます。
・・長く動かしていないのでドライスタート防止のためです。




燃料は小さな畑の耕運機で使っている混合ガソリンを
後ろ側に吊るしたペットボトル改造ミニタンクから供給します。
・・ドラッグスターは分離給油ですが、久しぶりなの始動なのでエンジン内部に
多目にオイル分を送りたいからです。



そうして・・バッテリーを繋いで数回クランキングするも着火せず。回しきれません。
・・バッテリー充電器をセルスタートモードで接続し数回廻すと手応えがありました。
恐らくプラグがオイルで濡れてるとふんでアクセルを開けると・・白煙を伴いながら
ついにエンジンが目覚めてくれました。😆



一旦、目覚めると次第にエンジンは再始動が楽になってきます。
今日は紆余曲折ありましたが、なんとかエンジンが動いてくれました。🎉

次は充電・電装系ですが対応策は幾つかあり、どうするかはバイクオーナーと
打ち合わせて決めたいと考えています。

・・・続く・・・





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Last updated  2024.10.23 14:19:40
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