クララ奇談

クララ奇談

May 4, 2003
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昼間にテレビでダイエーの試合を見てたけど、

チャンネルを変えていたら、
NHK教育でA.デーケンさんが語っていた。
ターミナルケアや、ホスピスの研究で有名な、
哲学者の神父さんです。

で、ぼんやり見てたんだけど、
ユーモアとは、
「にも関わらず笑うこと」とおっしゃっていた。


母が「あっ、知ってる!
あなたが前に教えてくれたよね?」と、
言うんだけど、全然記憶にない(笑)
「大学入った頃、あなたが教えてくれたでしょ?」と、
言われて、よーく考えたら、
はいはい、そんなこともありました!!(^_^;)
よく憶えてますね、母(笑)

そうなんですよ~
ユーモアとは「にも関わらず笑うこと」だと、
福祉の某先生が授業の最後に、
必ずおっしゃってました。

「にも関わらず笑える人」が、強いんですね。
不幸をユーモアに代えて、
笑える力のある人が、最後は強い。

ユーモアの話で思い出したのですが、
パトリス・ルコント監督の

フランス人は、ユーモアよりもエスプリの世界ですよね。
エスプリはどちらかというと、
機知に富んでいて、皮肉や揚げ足取りで、
シニカルな感じの笑い。

この映画は、エスプリで話術を磨いて、
宮廷でのしあがっていく下級貴族の物語なんだけど、
かなりの舌戦と、頭の良さが試される。
でも、主人公は最後はエスプリに失望して、
ユーモアの国、イギリスへ渡るような結末だっと思う。
ルコント監督は、エスプリがユーモアと比較すると、
劣ることを訴えたかったのではないか?

ユーモアは、自分の失敗を、
面白おかしく笑う余裕があると思う。
「ノッティングヒルの恋人」という、
映画の中で、私が面白いな~と思ったシーンは、
不幸話しを披露して
誰が一番不幸か競い合うシーンです。
たぶん、フランス人や日本人だったら、
恥ずかしくて、話せないだろうけど、
みんな、自分が一番になろうと、
これまで体験した不幸話を
楽しんで話すシーンを見ていて、
イギリスって国は、面白い国だな~と、
思ったものです。
まさに、「にも関わらず、笑える国」ですね。
「お前は、馬鹿だ」と罵られても反論するどころか、
「そうだよ」とおどけて、
うまく相手をかわすのが、ユーモアなのでしょう。

イギリスという国は、
行ったことがないので詳しいことは知りませんが、
福祉に関して言えば、
COS(慈善組織協会)が世界で最初に組織化された国で、
意義深い国です。
きっとユーモアのある国だからこそ、
前向きに取り組んだのではないか?と思います。
そして福祉の精神も「にも関わらず笑うこと」だと、
大学入学した頃に、先生に教わったのでした。
(すっかり忘れてましたけど^^;)

私は、かつてエスプリ派な性格で、
議論になった時、言葉の罠で、
相手を陥れるのが好きな、
典型的な日本人だったのですが、
福祉の勉強を始めると、
エスプリじゃダメだ!と思いました。
スルスルと不幸をかわして、
「にもかかわらず、笑って」
困難をくぐり抜けていくような、
柔軟性のある福祉的な人間に出会うと、
強いし、
いくら知識があって口が上手くても、
かなわないな~と思います。

どんなことがあっても、
ユーモアすなわち「にも関わらず笑う」ことが、
出来たらいいですね。

今日は暇だったので、
中町教会のページを作って見ました♪
きれいだったなぁ…





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最終更新日  May 4, 2003 09:46:28 PM
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