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2008.11.24
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カテゴリ: 音楽
今回のピアニスト、名前を知っていたのは、
アブデル・ラーマン・エルバシャ、この人は、デビュー当時、NHKでは「アブデル・ラハマン・エルバシャ」と呼ばれていましたが、デビューから30年(当時はFMだったのでビジュアルは知りませんが)、すっかり落ち着いた貫禄のピアニストになってました。
若い頃から、その成熟ぶりに驚嘆の批評が多かったという記憶がありますが(・・すみません、僕自身はFMでちょっと聴いただけですし、正直ピアニストの区別は当時は(今でもですが)つきませんでした)、
今回の企画の事実上の発起人・ブレインとのことです。
デビュー時はベートーヴェン演奏で評判をとってはった記憶がありますが。

ピアニストの差異については、具体的に的確に言及するだけの積み重ねが無いですし、それぞれ聴いた曲も違うので、ただカンタンに思ったこと、、
エルバシャは、非常に安定していて(平凡という意味に非ず)、「もっとも分厚い音」の分厚さ(暑苦しい、、に非ず)から、繊細なピアニッシモまでの幅が非常に広かったように思いました。

他の人も基本的にそうでしたが、過度に「ロマンティック」になって音楽の外形が崩れる、、というような演奏はなく、折り目正しい中で、かなりのところまで、アグレッシブに、テンポにせよダイナミクスせよ、表現を突き詰めていった演奏だったように思います。

さて、このエル・バシャ、


ピアノソロですから、オケと違い、「大編成の曲」「小編成の曲」というような言い方はするはずもないのですが、この「大編成の曲」である「幻想曲」、
エル・バシャにとっても、特異なものの1つのようでした。
といって、他の「小編成の曲」も、克明で確信に満ちたもの、という印象でしたので、
「どっちがよい」とかじゃなく、どれも良いんですが。


名前を知っていた人の2人目は、アンヌ・ケフェレック、、この人もデビュー当時、「ブレンデル門下の閨秀、パリジェンヌの若き風!!」みたいな紹介のされ方をしていた人です。
ブレンデルが基本、ショパンを弾かない人、、というのも面白いですが、、
すっかり、巨匠風の外見になられましたが、上品なご婦人といった雰囲気で、プロポーションはすっきり整っておられます(←体型のこと)。
音楽は聴いた感じでは、この人が一番、テンポやリズムを動かす方向の作り方をしていたようにおもいますが、それとて、古めかしいところまでは行っておらず、「人間クサさ」が臭う手前でのレベルであったように思います。
この人のピアニッシモはやはりとてもきれいでした。子守歌はこの人でしたが、息をのむほどでした。


以前、ナマを聴いたことがあるのは、1人だけ、、
児玉桃さん。


で、まあ正直、ピアニストとして「ちゃんと」聴くのは昨日が初めてでしたが、
この人も強力でした!
ソナタの3番を弾いてくれたのですが、
「こうしてほしい」と思ってるようなイメージどおり、
それに、これも他の人とも共通してるものの、テクニック上の不都合やら事情は感じさせない、アグレッシヴな音楽づくりです。

それにしても、協奏曲で聴いたときにはなんとも気づかなかったのですが、
これほど、見通しのよい、透明感のある響き、そして、柔らかい音から鋭い音まで幅広い色彩を持っている人とは知りませんでした。


他のピアニストは今回初めて名前を知ったのですが、
全て、今が盛り(伸び盛り)の活きの良い、それでいて、センスのよい演奏を聞かせてくれました。
なぜか、聴いた中では、1曲しか演奏しなかった、ジャン・フレデリック・ヌーブルジェという人は、ご存知「英雄ポロネーズ」を、特に、深刻ぶったり意味ありげにはせず、といって、「アホ」みたいに煽りもせず、ビシバシと等身大で、かつ、元気でクリアな音楽として聞かせてくれました。それにしても、響きがきれいだと、時折の不協和音もふくめて、安心して、響きに身をゆだねる幸福が味わえます。

あとの、イド・バル・シャイという人は、これまた、極めてクリアで完璧な演奏をくりひろげるのですが、常に、楽譜は、おいていて、チロチロめくりながら演奏されます。
初め、「珍品」の演奏やからかな、、、とも思いましたが、完全に自分のものにしまくってる曲全てでそうしてるので「習慣」なのでしょう。

基本的に、「曲に感動している」状態でしたので、ピアニストの特徴を具体的に述べることはあまりできませんが、響きのそれぞれの違いが、眼の前で、あのようにくりひろげられるのに接すること自身、本等に奇跡的な体験でした。

惜しむらくは、自分が弾けない、、、のは仕方ないにしても、以前録画した、ルイサダのレッスンあたりを「復習」してから行くと、滋味もさらに増したか、、、と思います。

これほどの水準のコンサートが、この廉価で、梅田のど真ん中で、SOLD OUT にならない、、、のが大阪のしんどいところなのかもしれません。
まあ、だからこそ、僕も行けたのですが、、、

チッコリーニのただ1回だけのあの奇跡的な演奏会(日本国内でもソロは2回だけ、、)ですら、空席が出る、、、ようでは、関西から、コンサートが逃げていってもしかたないかもしれませんね。。。ピアノなんて「ならいごと」の人が多いというだけでも、本来集客しやすいようなものなのに。「ピアノの先生」は「このコンサートはイイよ!!」って言わないんでしょうか、、

ちなみに、正直、あんまり「習い事」(=楽しみではなく、評価・勉強)のお客に囲まれるのはツラいのですが、、、(自分の楽しみで習っている人はよいのですが、「習わせる・聴かせる」「習わされている・聴かされている」みたいな雰囲気)
2階席、、は、そうした方たちは、どうも避けるようで、よいのかわるいのかしりませんが、空席もそこそこあり(それでも最盛期の第10プログラムは満席に近かったですが)、学童期ギリギリみたいなお客は居なかったのも、正直よかったです。
知ってるところだけ、陶酔して、指を動かしまくる(←でもズレてる)人が隣に来たときはちょっとジャマでしたが(これも、視野からはずせば問題ないですし)。。。

サンケイホール・ブリーゼ が、運営も含めて、クラシックの小屋に今後なることは、おそらくなくって、「高級感の保持」のために、時折、公演がなされるだけかもしれませんが、今回の企画の実現は本当にすばらしかったです。





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Last updated  2008.11.24 17:53:03
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