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2006.10.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
イタリアという国はいつも「考えられないこと」ばかり起こるので、ヤメられない。

今回は郵便局の珍事ーー

小さな村の郵便局で、小包を送ろうとして2つあるうちの1つのカウンターに近付いたら、100ユーロが乗っかっていた。イタリア人の友人がその紙幣を小窓から中に差し込んでいるあいだにカウンターの中の彼は国際小包用の紙を確認していた。

彼がほぼ無意識にその札をキャッシャーにしまい込みながら、私の方にその紙を差し出し、こことここに書くようにというジェスチャーをした。

私が書いている間に、彼は私の友人に向かって、送料は50.25だから、1ユーロがあればくれと言った。友人はだまって1ユーロを出し、怪訝な顔をしている私のほうを見ないようにしたまま、50ユーロを握った私の手をポンポンと叩いた。

「(???)」

「(***)」

「(ん?)」

「(いいからいいから)」

「(え? だって。。。)」

「(いいからだまってらっしゃい)」

ややあって、カウンターから50.75ユーロを受けとった友人は「グラッチェ!」と言って私の手を引っぱって表に出た。

「く、く、く。。。」

「え? うっそー」

「うそじゃないわよ、ほら、50ユーロ」

「え? だって、これはクライムだよ、あなた」

「違うわよ! 天からの贈り物よ」

ってなわけで、彼女はもうルンルン。

「あなたはただで小包が送れたし、私は50ユーロ儲かったわ。お祝いしなきゃ!」

いくつかの食材を買い込んだ彼女は秘伝のパスタを作ってくれた。もちろん赤ワインも。何となく居心地の悪さを感じてた私も、あとからやってきたもう一人の友人が「ラッキーね」と言ってコロコロ笑うのを見ていて、「ま、いいか」という気分に。ワインで酔ったせいもあるかもしれないが。。。

帰国後、日本人のともだちに話すと、帰ってくる答えはすべて、「あとで精算したら合わないわよ」「だれが責任とるの?」「カウンターの彼が弁償するはずよ」エトセトラエトセトラのご意見ばかり。「やったね!」と言った人はいまのところ皆無だ。この違いは何だろね。


船便で出したはず(カウンターの男性は確かに1ヶ月後になるがいいか?と聞いたのだ)の件の荷物は、何と8日後に家に到着した。

びっくりした私はさっそくイタリアの友人に電話した。「ええ?!何それ?」と彼女もびっくり。ところで例の郵便局にはあれから行ったかと尋ねたら、数日後にスタンプを買いに行って世間話をしてきたけど、別に何もなかったよ、とのこと。

信じないという人は信じなくていいけどさ。。。











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Last updated  2006.10.24 22:20:25 コメントを書く


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