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2004年11月11日
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アラファト議長が亡くなって、中東の情勢がどうなるのか世界中が心配しているこのときに。


なんだろう、ちょっと今日の落ち込みはもう説明できないかも。
「言葉で説明できないことなんてこの世にはない」とパームシリーズのカーターさんはおっしゃいましたが、ダニエルもどちらかというとそう思っておりましたが、やっぱりいつもとの違いが明瞭に言語化できません。そうそう嫌なことがたくさんあったわけじゃなくて・・・。ああ、なんか今わかった。他の人が優しくしてくれると、相対的にUさんがわたしにいかに冷たいかが浮き彫りになるからショックなんだ。

レッスン始まる前に、ロビーのとこで自分の生徒と練習してるDさんにいろいろかまってもらった。わたしこのひとのレッスン一度しか出たことないのに。卒論のことを聞かれ、留年することにしたって言ったらびっくりして詳細を聞かれ、そんでわたしがおかげで時間ができたから聞きたいこともあるし今度質問させてくださいねって言ったら、「いいよいいよ、なんでも聞いて」って快く返事してくれた。気を遣ってくれているのがわかる。ほんとUさんやK川センセよりもこの世界ではメジャーなひとで、レッスンも大人気で、芸能関係の華やかな仕事をこなしてる量は半端じゃないようなひとなのに、気さくで優しいなあと思う。

続いてスタジオ入って行ったら○○○○さんがいて、こちらもわたしは一度もレッスン出たことないし(出たくてもさすがにあれは無理ってこともあるが。ストリートダンスじゃないからね)、それこそ世界的にも評価されててダンスの世界ではすごいひとなのに、わたしが留年決まったことを言ったら(卒論書きあがったら時間ができるので舞台観に行きますって言ってあったこともあって一応報告を)あの素敵な声が動揺してた。んで励ましてくれた。それがなんていうか、おざなりな感じじゃなくて、そりゃ本当にさぞやわたしがへこんでいるのではないかと慮るがごとくで。なんだろう、腰が低くてわたしをすごく尊重してくれているかのような接し方なんだよね。誰にでもそうなのかな。この満足に踊れもしない一般人に、なぜそんなに丁重なのでしょうか。スゴイできたひとだ。

そんでスタジオのオーナーにも報告したら、こっちは手を叩いて「オメデトー!!」ってウケてた。「テーマ同じなの?」とか「来年またいちからゼミ出るの?」とかイタイ部分をよくわかってんなコイツって感じの質問を繰り出しながら、ハイテンションで励ましてくれましたよ。そんな騒ぎでようやくUさんは「なになに?」だもん。「なんで留年なの? 原因はなんなの?」とか(オマエだよッ!!)、「論文書いてたじゃん」とか知りもしないくせに適当なこと言いやがってー。もう興味なさげー。卒論の話なんか二人でいる時に出たことないよ。わたしがヨメ子供の話しないようにしているの以上にまったくそんな話になんないもん。

そう、このスタジオのひとたちが人間的に優しいのはもちろんそうなんだけど、そういうこととはまた別に、こんな言い方するといやらしい感じがするけど、わたしはそんなに他人に興味持たれない人間でもないと思う。いやハッタリだけなので基本はつまんない人間ですが、デカイから目立つし喋らせても一応ウケは取るし、男でも女でもわたしみたいにあけすけな雰囲気に安心して寄ってくるひとは結構いるんだよね。わたし自身がひとに興味ありありで、ぱっと見壁作ってないからさ。最初から人なつこいしさ。なんせサトラレだしさ。会社でも上司の覚えはそこそこめでたいし、ゼミでだってバカな子ほど可愛いのたぐいとはいえ教授に気に入られていると思うにょよ。

だがしかし!! Uさんはほんとに恋愛対象としてどころか人間としても、一個もわたしに興味ないんではないだろーか、としみじみ思えて仕方ない。今まではUさんがわたし以外のひとに見せる興味や優しさに対してひがんでいたけど、今日はもーなんちゅーか、逆にかまい倒してくれる他のひとの態度と明らかに違うってのがわかっちゃってへこんだのかも・・・。普通は何とも思ってない相手でも、このくらいのテンションの反応はくるよな、とか思ってー。ちょっと芸人が反応の低さに落胆してるよな気分にも近いのかもしれませんが。



そして例の40代のUさんファンのオバサンはやはり故意にやっているとしか思えない。わたしのそばにUっちがやってくると、ヨメ子供の話を執拗に質問しまくる。別にそこまで掘り下げて聞くことでもないというのに。具体的に場面が想像できるようなこと平気で言うんだよね。Uっちもそこまで具体的に質問されるとはぐらかしようもなくて普通に答えてた。いやいつも程度ならね、そのオバサンが「子供が家にいると風邪うつりやすいのよね、○○ちゃんて何歳になったんだっけ、そのくらいの年だと・・・」とか語り始めても、Uさんは「いや俺幼稚園でも教えてるから・・・。やっぱり必ず誰かしら風邪ひいてるし、親もたいていうつってたりするから危険倍増で防ぎようがなくて」みたいな感じで家庭内の話から微妙に横道にそらすのだけど。今日はもう本当何度そのおばさんの口から「奥さんと○○ちゃん」って言葉が発せされたことか。

院生ちゃんの時も貞子の時もおんなじ。皆自分が好きなひととの一対一の関係性だけ考えてりゃいいのに、なぜ周りにプレッシャーを与えるようなことをするのか理解できない。
Uさん明らかに他の人に比べてわたしへの対応がぞんざいなんだけど(あんなに教え子に憎まれ口きくかフツー)、それが彼女には親しさの表れに見えるのだろうか。調子に乗るなよ、Uっちは妻帯者よ、それで一番Uっちの事情に詳しくて親しいのはわたしよってダニエルを牽制することで、彼女になんかメリットあるのか。それでわたしがへこむことで? それこそ家庭がある男なんだから空しくないですか。
そんなことで溜飲下げてもオマエの現状は変わらないだろ。42歳独身で一人暮らしで彼氏もいなくて仕事も単純事務作業でしかも不安定っていう(すいません思いきり黒ダニエルになってます)。

帰り道いつものように二人きりで、今日もUさんは饒舌。でも今住んでる家の困った点とか具体的に説明してても(けっこうスゴイ話多いんだけど・・・やっぱ引っ越した方が・・・・)絶対ヨメ子供は話に登場しない。だって普通ならそんな状態で子供やヨメがどんな反応してるのか、流れで出てきてもよさそうなものだけど、まるでひとりで暮らしているかのごとく話は展開してゆく。やっぱこの点でだけは気を遣ってくれてるのかなあ。

でも毎日生活大変そうで体力的に無理してる部分が多そうで心配になる。でもなあ、やっぱりわたしにできることはないんだよなあ。人生には恋愛ばかりではないことくらいは知っているけど、絶望的なまでに恋愛発展要素抜けたひともいるのか。Uさん会いしなからずっと、わたしに思わせぶりなことはたくさん言ってきたけど、やはりそれはその一瞬だけ、女の子に憧れの視線で見つめられたかっただけなのかも。相方のKちゃんの教え子がまさかこんなにぐいぐい食い込んでくるとは思ってなかったに違いない。
この生殺し状態は永遠に続くのか・・・。42歳独身女の目的がわたしの戦線離脱だとしたら、今日の戦術はけっこう有効だったかもね。やっぱりヨメ子供の話は視覚的に想像できるようになるとつらくて、もう精神論の問題ではないね。やはりわたしは現実から目をそらしていただけなんだ。

それでかといって、これがなんでこんなに苦しいのかは、さっぱりわからないんだ。


あ、しかして少し冷静になって思い出した。家の話の流れから近所の環境の話になり、わたしが「Uっち、くれぐれもスズメバチ気をつけてくださいね。抗体できてたら次に刺された時アナフィラキシー本気で危ないですから」って言ったら、「え、抗体ってすぐ消えるんじゃないの? 」「いやそんな消えないんじゃ・・」「じゃあ俺、一生リーチかかったまんまなの? えー、それ困るよー」っておののいていていたんですが、どうなんでしょう。
有効期限なし? そもそも抗体ができてるかどうかは検査してみないとわからないし、程度の差が大きいようだけど、あれって時間がたつと陰性になるものなのか? あで? 確かにこのままリーチ状態じゃ心臓に悪すぎる。と、言っても検査には行かないんだろうなあ、このひとは。





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最終更新日  2004年11月12日 00時37分31秒
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