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2005年01月02日
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年賀状を午前4時まで書いていたにも関わらず、朝9時に起こされる。いやわたしが行きたい行きたいと騒いでいたのにダーがつきあってくれてるんですが。
浅草から水上バスに乗って浜離宮へ向かう。関係ないけど水上バス乗ってたらなんとなく「キスオブザドラゴン」思い出した。バスの構造が似てるんだもん。セーヌ川も隅田川も大差ないのう。もっともお台場まで行くマツモトレイジデザインの笑えるバスの方だったら全然違かったけどね。アレはどうよ・・・(泣)。

浜離宮庭園で諏訪流放鷹術の実演を鑑賞する。トリは嫌いなんだけど猛禽類は好きなダニエルでした。あの鷹が舞い降りる瞬間のたたずまいが素敵。しかし肝心の“電通ビルの屋上から時速300キロで急降下するハヤブサ”っていうのは速すぎて全然見えなかった。気がついたら目の前で鳩を掴んでいたよ。羽根むしってるし。もんのすごい速度ですね300キロって。F1も直線のとこで見てるとあっというまに通りすぎちゃってなんにも認識できなかったもんなあ、考えてみれば。
他にも放された鷹が枝にとまってたら周りをカラスに囲まれちゃって雪隠詰め状態になってて可哀想だったり、鷹匠から鷹匠に移る「渡り」とかいうのをなかなか鷹がやろうとしなかったりのハプニングが多くて面白かった。鷹匠の正式なスタイルはハンチング帽なのかー。かぶってこなくてよかった。

鷹鷹2


新橋まで歩いてドンキやキムラヤに寄ったりなんかして(ゲランが安いッ! キィーッ!!)、渋谷に出て2005年映画初め。「ベルリン・フィルと子どもたち」を観る。
ilaさんの真似をして映画の内容はセテラインターナショナルの作品紹介からそのまま。

“子供たちに、もっとクラシックの楽しさを感じてもらいたい”それはサー・サイモン・ラトルの呼び掛けから始まった。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者そして芸術監督に就任したラトルは新たな活動として「教育プロジェクト」を発足し、その一環で子供たちがバレエ曲を踊る「ダンスプロジェクト」を始動させる。
出身国や文化の異なる250名の子供たちが6週間に及ぶ猛練習を経て、ベルリン・アリーナの大舞台に挑んだ!それまでクラシックに全く縁がなく練習にも身が入らなかった子どもたちが、振付師ロイストン・マルドゥームの熱い指導のもと、20世紀を代表するバレエ音楽《春の祭典》の強烈なリズムと一体になり、舞台の上で今まで探せなかった「自分」を見つけて行く--!
2004年2月ベルリン映画祭のワールドプレミアで、観客を熱狂と感動の渦に巻き込んだドキュメンタリー『ベルリン・フィルと子どもたち』が遂に日本上陸。



もちろん主題である子どもたちの変化も感動的ではあるけれど、わたしにはこの大人たちのシンプルでポジティブな情熱がとても好ましく感じられた。「大人」ってこういう存在であるべきだ。一昨年の暮れに観た 「飛ぶ教室」 に出てくる大人たちもそうだったけど、歳をとるって成熟するってこういうことだ。こういうことであって欲しい、とわたしはずっと望んでいたような気がする。子どもにとって大人は忌むべき存在なんかじゃない。人生は生きるに値するということを教えてくれる、信頼するに足る能力と精神の持ち主のはず。
経験を積んで努力して獲得してきた宝物をたくさん持っていて、洞察も鋭く包容力もある存在。「芸術よりも教育に関心があるんだ」「子どもたちや世界に対して責任を果たさなければ」と語るラトルは表情までもが強烈に魅力的。この映画の大人と子どもは、まるで架空の物語のように美しい関係だと思う。

わたし的につぼに入ったのは、中心的にインタビューを受けていた少女が、自分たちとは違う練習をしている別の組の中に入って行った時に、そのレベルの違いに打ちのめされるところ。わたしも初めての舞台の時、初めて合同練習で違うグループの通しを見た時、あまりにも上手くてオーラが全然違うことにショック受けたのを思い出した。あの表情。わたしもきっとあんな顔をしていたに違いない。
それと内戦で両親を失ったナイジェリアの男の子が、「ナイジェリアでは音楽もダンスも生活の中に自然にあった。こことは全然違う。ナイジェリアに比べてこの国の文化は高くないと思った」と訥々と話すのが胸に響いた。はー、そうね、確かに。文化ってなんだろう・・・とか思って。
クラシックの映画のはずなのに、主題歌がラップってとこがまた好き。前述の「飛ぶ教室」のラップやダンス見た限りでは、ドイツってあんまりヒップホップ盛んでないんでねーか、と思ったりもしたけど・・・。
ストラヴィンスキーは確かに難解だけど、「サンプリングに使えると思った」って言うのは正しいかも。

ちなみにこの映画を観てダーの感想。「30人31脚とどこが違うの?」。むきゃーっ。オマエってヤツはッ!!

あ、さらにちなみにですね。ユーロスペースのサイトとかこの映画のサイトとか、わたしが見た限りどこにも書いてないんですけどこの映画、 「のだめカンタービレ」 とタイアップしててですね(二ノ宮知子のサイトには書いてあります。ilaさん貴重な情報をドイツからありがとうございました)。チケット買う時「ぎゃぼん」って言うと200円引きになるんですよ。・・・言いましたよ・・・。ちゃんとカウンターのひとが「のだめ語」を返してくれて200円まけてもらいました。シカシわたしがそのあと見てた限り、誰ひとり「ぎゃぼん」を言ってるひとはいなかった・・・。皆知らないのか勇気がないのか・・・。


ばびケーキ

ダーが年始の挨拶に弁護士事務所に持っていくBABBIのチョコウエハースと、わたしに年賀の気持ちで買ってくれたデメルのケーキ。もう二度とないかもしれないから撮った。






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最終更新日  2005年01月04日 14時53分11秒
コメント(11) | コメントを書く


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Re:新年から映画「ベルリン・フィルと子どもたち」in 渋谷ユーロスペース、な日(01/02)  
LIL’ァこ  さん
なんだー ダーの画像でわないのですね。
デメルのケーキとはよく聞くのですが(ダニエルさんとこでか?)旨いのですか?
旨くて安いケーキが食べたいです。
デメルっていうのは年賀ケーキなほどだからけっこうするのでしょうけど・・・ (2005年01月04日 16時57分14秒)

Re:新年から映画「ベルリン・フィルと子どもたち」in 渋谷ユーロスペース、な日(01/02)  
せしるん  さん
うーん。
やっぱりダニエル嬢の映画評はいいねぇ。
・・・って観てないんですけどね。
自分自身に引き付けて個人の感情を挟みつつ、全体像を伝えてくれる辺り、良いですわ。
観たくなりますわ。
ホント、映画専門でアップしてる誰より良いと思うわ。
(己を省みつつ。)
BABBIのチョコはパッケージング、可愛いよね!
なんて新年早々仕事中に書いていたり。 (2005年01月04日 17時00分50秒)

Re[1]:新年から映画「ベルリン・フィルと子どもたち」in 渋谷ユーロスペース、な日(01  
LIL’ァこさん
>なんだー ダーの画像でわないのですね。

そらそーだ。そんなんUPできないよー。Uさんの画像は一度だけプロフにちらっと出したことあるけど。横顔ならいいか、と思って。
>デメルのケーキとはよく聞くのですが(ダニエルさんとこでか?)旨いのですか?

うーん、実は世間で言われているほどうまいと思ったことはないかも(笑)。でもこのチョコレートのケーキはさすがに濃厚でうまかったです。でもでも一個が700円ちょっとするんだよー。

>旨くて安いケーキが食べたいです。

それは多分手作りのケーキであろう・・・。間違いなくうまいよね。でもわたし結構なんでも美味しく感じてしまうたちなんだよねえ。不二家のケーキでもヤマザキのケーキでも。
(2005年01月04日 22時36分23秒)

Re[1]:新年から映画「ベルリン・フィルと子どもたち」in 渋谷ユーロスペース、な日(01  
せしるんさん
>うーん。
>やっぱりダニエル嬢の映画評はいいねぇ。

ぷるぷる、とんでもない。「評」になんかなってないっすよ。でもこの映画はわたしとしてはすごく好きです。ダーは前半寝ていたようですが(怒)。


>ホント、映画専門でアップしてる誰より良いと思うわ。
>(己を省みつつ。)

そんなことないですよー。せしるんさんが昔の映画について書いてるの読むとわたしもやりたくなります。そーそーそうなんだよねえ、とか思って。でも自分で書こうとすると意外に映画を思いつかないんですよ。
>BABBIのチョコはパッケージング、可愛いよね!

そうなんです。しかも保冷剤までちゃんとロゴが印刷してあるんですね。芸が細かい。 (2005年01月04日 22時42分54秒)

Re:新年から映画「ベルリン・フィルと子どもたち」in 渋谷ユーロスペース、な日(01/02)  
ila さん
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしく。

ダニーさんの映画評を読むと、もう一度見に行きたくなってしまいましたよ~。ドイツ映画もたまには悪くないですね。

今回はダンスと音楽だったけれど、本来はこういう成熟した大人があらゆる分野にいるべきなんでしょう。自分には何ができるかしらと時々考えるのですが、何も思いつかないので嫌になっちゃう。

のだめ語の返事が気になります……映画の上映期間が終わったらこっそり教えてください(笑) (2005年01月05日 08時40分59秒)

Re[1]:新年から映画「ベルリン・フィルと子どもたち」in 渋谷ユーロスペース、な日(01  
ilaさん
>新年明けましておめでとうございます。
>今年もよろしく。

こちらこそー。わざわざこちらまでありがとうございます。

>ダニーさんの映画評を読むと、もう一度見に行きたくなってしまいましたよ~。ドイツ映画もたまには悪くないですね。

そんなそんな、わたしはilaさんの日記で読んでこの映画観に行ったようなものですよ。やっぱり邦題がよくないですよね。なんか頭を素通りしてましたもの。


>今回はダンスと音楽だったけれど、本来はこういう成熟した大人があらゆる分野にいるべきなんでしょう。自分には何ができるかしらと時々考えるのですが、何も思いつかないので嫌になっちゃう。

本当に激しく同感です。いちいち経験をリセットするような人生を歩んでいる気がするし、そもそもわたしには誰かに伝えたり何かの役に立ったりする能力なんかないんじゃないかと思えてなりません。この中途半端さをどうにかしたいものです。

>のだめ語の返事が気になります……映画の上映期間が終わったらこっそり教えてください(笑)

なんか相手によってその都度変えてるみたいでしたよ。ただ多分ほんとに言うひと少ないみたいで、「あ、どうしよう返さなきゃ。あれなんて言おう」って言う動揺がフロントのひとに見えました(笑)。
そんで別に返ってきた答えはどうってことないです(笑)。 (2005年01月05日 10時39分33秒)

またまたしつこくレスる。  
せしるん  さん
団伊久磨か、私は。
ダニエル嬢も結構幼少期から映画を観てた口ではあるまいか?

>でも自分で書こうとすると意外に映画を思いつかないんですよ。

あー、思いつかない、思いつかない。
何でもいいからアップするなら幾らでもありますが。
やっぱりどうせ書くなら一定レベルに達した映画を、とか思うじゃないですか。
でも、昔から観てる人の場合、段々思い出すんですよ、所謂芋ずる式で。
~繋がりで、とか。
そうでなきゃ、私もとっくにやめてます。
一週間に一度でいいすから、思い出して旧作でもアップして貰えると人生に楽しみが増えるわ。(希望~)
(2005年01月06日 00時42分11秒)

Re:またまたしつこくレスる。(01/02)  
せしるんさん

>ダニエル嬢も結構幼少期から映画を観てた口ではあるまいか?

そうです。母親が映画好きだったのもあって、物心ついた頃にはもう見てた感じです。
そーいや脚本家の鎌田敏夫だったと思うんですが、自分は大学生くらいの歳になってから映画を観始めた人間は信用しない、とかなんとか書いてましたよ。それもどうか、と思ったんですが気持ちは分かるというか。確かにわたしも人生の節目節目という程大袈裟じゃないですけど、生きてきた生活の中に映画は切り離せないように編み込まれていて、思い出と一体になっているよなあ、と思って。
そんな18、9とかある程度人格完成するまで映画観てこなかった人生って考えられないという部分はありますね。それは本でもアニメでも同じですけど(笑)。




>でも、昔から観てる人の場合、段々思い出すんですよ、所謂芋ずる式で。
>~繋がりで、とか。

あ、確かにそれはありますね。本人にしか脈絡がわからなかったりするかもしれないけど。

>一週間に一度でいいすから、思い出して旧作でもアップして貰えると人生に楽しみが増えるわ。(希望~)

いやそんなたいしたことはきっと書けないと思いますけど、つか逆に思い出話ばっかりで長文になったりして(笑)。思い出のスクリーンコーナーやってみたいですね。でもせしるんさんとこ読んでるともう満足するっていうか。
(2005年01月06日 09時39分04秒)

またまたまたまたしつこくレスる。(01/02)  
せしるん  さん
ダニエル嬢!!!

>そーいや脚本家の鎌田敏夫だったと思うんですが、自分は大学生くらいの歳になってから映画を観始めた人間は信用しない、とかなんとか書いてましたよ。それもどうか、と思ったんですが気持ちは分かるというか。

正直私がずーーーっと思ってる事ですよ。
前、野坂昭如(一気に信憑性が落ちますが)が、山本益弘をして、『物心ついた時から高級な物だけ、食べて育った者でなけれれば本来味を云々するなど噴飯もの。戦時戦後、ろくに食べ物の無い時代に、育ったくせに今更グルメなどとふざけるな』と。
私、納得しましたもん。
映画も同じだと深く思います。
アニメもマンガも小説もねっ!

>そんな18、9とかある程度人格完成するまで映画観てこなかった人生って考えられないという部分はありますね。それは本でもアニメでも同じですけど(笑)。

深く頷く。大学デビューで映画観始めた人たちの映画感想ってさ。へってなもんで。(毒舌)
日記に書きたい気持ち満載ですが、まぁ、そこは・・・。なんちゃって書いちゃったりして。
楽天って安穏としすぎててこの予定調和だけじゃなくてもね、って気がするわけですよ。

>思い出のスクリーンコーナーやってみたいですね。

うがー。やってほしー。
私の程度で満足せずに。ダニエル嬢の切り口とか文章って面白いんだもん。 (2005年01月06日 10時37分31秒)

追記  
せしるん  さん
ダニエル嬢の映画評を読めば、昔から観てる人だという事がやはり判るわけですわ。
そういうのってにじみ出るのかな?
逆に最近になってシャカリキに観て書いてる人も逆に判るというか。
別に本人の趣味だし、楽天だし、どうこう言う筋合いじゃないんですけどね。
でも時々お前、そんな事も、そんな映画も知らないで書いてるのか?・・・・と思うのも否めない事実ではあります。 (2005年01月06日 10時40分11秒)

Re:またまたまたまたしつこくレスる。(01/02)  
せしるんさん

>深く頷く。大学デビューで映画観始めた人たちの映画感想ってさ。へってなもんで。(毒舌)

またそんな・・・(笑)。
いや結局はセンスに負うところが大きいんだとは思うんですけど、そこまで映画に触れないで人生を生きて来られたってのは、ほんと別世界の話みたいにオタのわたしには感じられるんですよねえ。
本や映画の世界なしに思春期を乗り越えられるってのはスゴイよな・・・。

でもダーもそうなもので(笑)。それはそれで新鮮です。 (2005年01月06日 11時17分52秒)

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