全62件 (62件中 51-62件目)
先日完成しました6AK5 真空管プリアンプ、今日はクラシックを試聴してみました。タマは同じく、RCA製ニッケルプレートの6AK5 NOS。音源のCDは、ドラティー指揮のチャイコフスキー作 『大序曲 1812年』。ナポレオンに勝利したロシアを称える、チャイコフスキーの大作です。この録音には、実際の大砲の音が使われており、大音量再生には注意が必要。CDPにDENONのDCD-S1、パワーアンプはEL803 ULシングルです。一聴して感じるのが、どっしりとしたピラミッドバランス。高域が弱いかといえばそうでなく、金管楽器の華々しさ、厚みがたっぷりと感じられます。トロンボーンやチューバなどは実に堂々と、生演奏の迫力さながら!大聖堂の鐘の響きも上下左右いっぱいに広がり、音の密度の高さが凄まじい。完成度のかなり高い音だと思います。次回はヴォーカルも聴いてみましょう。
June 12, 2014
コメント(0)
先日完成しました、6AK5 真空管プリアンプを試聴してみました。タマはRCA製ニッケルプレートの6AK5 NOS。音源のCDは、ソニーロリンズのコロッシアム。CDPにDENONのDCD-S1、パワーアンプはEL803 ULシングルです。一聴してクセが無くワイドレンジでフラット、ソースの素をそのまま伝える感じです。EL803 ULアンプもクセが無いので、直ぐに分かりました。12AU7 カソフォロチョーク プリと比べ、やや大人しい感じです。優等生でモニター的とまで行かないですが、安心して聴いていられる感じがしますね。サックスの金属的な響き、ドラムスの革の張り具合など、間近に聴いているようなリアルさもあります。ステージの空間表現もリアルで申し分ないですね。とにかく自然な鳴り方で、ありのままに表現する感じです。密度が濃く充実した鳴り方は、チョークインプット整流電源によるものでしょうか?以前使っていた、電流帰還型プリとはだいぶ密度の点で違いを感じます。電流帰還型プリもワイドレンジでフラットだったんですが、密度が薄かったんですよね。リファレンスに申し分ない音質だと思います。次回は、クラシック編。難しい、チャイコフスキーの1812年も聴いてみます。
June 10, 2014
コメント(0)
6AK5 真空管式プリアンプの背面を撮ってなかったですね。2系統入力に対応してます。奥側2つのRCAが入力、中央のRCAが出力です。入力切換えは、フロントパネル右のセレクターSWによって行われます。
June 7, 2014
コメント(0)
6AK5 プリアンプの電気特性を測定しました。音質も気になりますが、出来たて直後は高揚感いっぱいで正しい音質評価できませんからね。その点、数字は正確です。測定風景↓f特:3~65kHz(-3dB 1.0V)残留ノイズ(ウェート Lch):22.5μV残留ノイズ(ウェート Rch):8.0μV歪率1:0.44%(1kHz 1.0V)歪率2:2.87%(100Hz 1.0V)歪率3:0.42%(10kHz 1.0V)クロストーク1:82.3dB(1kHz)クロストーク2:75.4dB(100Hz)クロストーク2:60.0dB(10kHz)周波数特性(f特)は低域まで十分に伸び、ハイレゾ音源に十分対応できます。残留ノイズは低い方で、やや高いLchでも能率94dBのスピーカーに耳をぴったり近付けて、無音の部屋で何とかハムが聞こえるレベル。通常のリスニングでは、まず聞こえないハムです。ヒータートランス、B電源トランス、チョークインプット整流用チョークコイルと、磁束漏れの大きいものを180×120のシャーシに詰め込んでこの残留ノイズは、限界でしょう。更に低ノイズ化には、Rコア電源トランスが必要です。クロストークは1kHzで80dB以上確保しているので、合格です。気になるのが、100Hz 1V出力時の歪。コアがすこーーし歪んでいることになりますね。コアボリュームが大きくしっかりDCを重畳できるトランスが、出来れば欲しいところ。DCを4mA以下に抑えているので、飽和までは行ってません。聴感上も3%弱では、『歪んでいる』とは全く分からないです。実際の使用では、この1/4くらいの出力で使用しますから歪は更に少なく、問題にならないです。完成して感じるのは、『プリはほんと難易度が高い!』です。
June 6, 2014
コメント(0)
押しに押してた6AK5 真空管式プリアンプが、やっとこさ完成にこぎつけました。今回もミスは無く、一発動作です。正面からパチリ↓内部の様子↓能率94dBのスピーカーに繋げたところ、ハムは左chのウーハーから耳をダンボに近付け、無音の部屋で何とか聞こえるかな?というレベル。1m離れると全く聞こえないので、及第点ですね。出来たてホヤホヤの音を聞いてみましたが、温かみのある聴きやすい音質です。これからのエージングで、どう化けるか。因みにタマは、GEの5654/6AK5Wグレープレートです。
June 5, 2014
コメント(4)
PCOCC-A高音質内部配線材が届いたので、真空管プリアンプ製作を再開です。夕方から夜にかけて作業し、ここまで辿り着きました。高精度レギュレータを右上のスペースに押し込み、真空管周りのCR類を取り付ければ完成。あと1日で完成させたいです。
June 4, 2014
コメント(0)
切らしていた電線を、オヤイデのオンラインで購入しました。これで真空管プリアンプの製作に取り掛かれます。受注生産も視野に入れたリファレンス機なので、良い電線使いたいですからね。導体はPCOCC-Aという、高音質の銅でできてます。当店の真空管アンプにも一部採用してます。
June 2, 2014
コメント(0)
プリアンプの内部配線に使う電線を切らしてしまいました!ECC88 カソフォロ出力ヘッドフォンアンプで使いましたからね。近いうちにリリースする、6AK5 真空管ヘッドフォンアンプにも回しているので買いに行かないと。秋葉原に行くの何時になるか微妙なので、真空管プリアンプの上りはもう少し遅くなりそう。
May 24, 2014
コメント(0)
真空管プリアンプに使う、レギュレータ基板を仕上げました。クロストーク改善のため、左右別電源構成です。シャントレギュレータとし、GNDラインに流れる電流を常に一定にし、大信号入力時でもGND間電位がブレないよう、高精度定電流回路も組み込んでます。ギュウギュウに押し込んだので、基板裏にもCRが10個ほど張り付いてます^^;
May 17, 2014
コメント(0)
夕方から、プリアンプに使うL-PADアッテネータの製作に取り掛かりました。接点構成は2-2-11で、ステレオ分です。構造は単純だけど、こんなん完成させるのに時刻は0時をゆうに回ってました(+_+)ベテランはもっと早いんでしょうね。高域特性劣化防止のため、インピーダンスは20kΩです。出品中の真空管ヘッドフォンアンプも、全て20kΩだったと思います。ご希望がございましたら、アッテネーターの製作引き受けますよ。
May 13, 2014
コメント(0)
B電源トランス、ヒータートランス、チョークインプット整流用チョークコイルを取り付けました。マッチングトランスは仮付で、ハム再確認です。スピーカーを接続してゼロハム、ミリバルの測定で20μVのノイズ、まぁまぁかな。出品中の最新ヘッドフォンアンプは0.2μVの残留ノイズなので、負けてしまってます^^;原因は、トランスの巻き数比の関係ですね。
May 12, 2014
コメント(0)
4月下旬のブログに、真空管式プリアンプをリリースするかも?と書きました。当店のデモ機として製作することに決め、シャーシ加工が終わり組み上げました。内部配線と、トランス類の部品取り付けはこれから。タマは6AK5で、落とし込みにしてハンドルとの高さを揃えてあります。器用でないのにこんなことしたから、図面作成からここまで来るのに1週間ほど。いかに天板にビスを出さないかで、とても苦労しましたよ。まぁ2台目ならもっと短時間で上がるんでしょうけどね。180×120×50mmのシャーシ内に、マッチングトランス2個と、電源トランス2個、チョークコイル1個を押し込んでいるので、位置決めは今回もシビアを極めました^^;2回路切替のL-PADアッテネータ、チョークインプット電源、6AK5の単段と言う構成です。予備実験済みで諸特性は、ゲイン:2.9dBf特:5~80kHz(1V、-3dB)THD:0.23%、1V、1kHzとまずまずの性能。業務のスキマ時間に組むんですけど、今月中に仕上げたいな。
May 9, 2014
コメント(0)
全62件 (62件中 51-62件目)