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December 16, 2006
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カテゴリ: 事件
昨夜中、珍事件がありました。

ブログのスタートにふさわしい♪



私はいつものごとくスヤスヤ眠っておりました。

ところが、熟睡の最中、まっくらなはずの部屋の電気がパチッと点きました。



「まぶしいよ…」


むにゃ。まぶしいって、ん?誰が電気つけたの?

あれ?誰かいる?・・いるはずないじゃん!わたし一人暮らしなのに!

って目をあけたら、なんと私の部屋に知らない人が!!!



「あなた、だれ?」 



「だれ?なんでここにいるの?」

「え、ここ、うちじゃないの?は?」

「どうなってんの・・」

「私、どこ?」



これ、なに?夢?ドラマ?

まてまて冷静になろうよ。

えーっと、ここは、どこ?キョロキョロ。

あ、03:00か。うん、間違いなく自宅。

この時計も私の。

でもこの人は知らない人。

は!? なんで知らない女の子がいるの!!!





「うん、たぶん私んち。あなた・・どこから来たの。誰?」

「私、なんで知らない人の部屋に?」

「それは私がききたいわよ」

「んー、わからん。気がついたら私の部屋に知らない人が・・」

「だからね、ここは私んちなの。わかる?」



「絶対私んちなの!」



この子、酔っぱちゃんだ。それもすごく。



「あのさ、びっくりしてるでしょ」

「はい、ええと、なんで?何がどうなってるの?」

「あなた、どこでもドアできたの?」

「いえ、でも気がついたらここに」

「私もびっくりしてるけど、あなたもびっくりしてるよね。落ち着こうよ、うん、お水飲もう」



突然ふってわいた闖入者にお水をだしてあげました。

私って冷静沈着?ふー。

あ、誰かに電話してる。

え、代わるの?



「あのー、なんだかうちの太田がご迷惑をおかけしてるみたいですみません。怪しくないです。その子、太田っていいます。でもなんでよそ様のお宅にいるんですか?わたしもよくわかりません。ただ、怪しくないのでその・・正気になるまでそちらにお邪魔させていただけませんか」



電話の女の子はまあ正気ね。うん、太田っていうのね。



「あなたね、太田さんなんだって。わかる?」

「はい、そうです。太田MK、30歳。あ!私ねえさん知ってる!何度か見かけてる。そう、見たことある。ねえさんも私のこと知ってるでしょ!」

「・・・しらないよ」

「うそ、だって私ねえさん知ってるって!本当!」

「けど、私しらないもん」

「ねぇ、ねえさん何歳?私よりねえさんだよね?」

「私、怪しい?でも、いや、怪しくない。怪しいけど怪しくない!」



十分怪しいよ。そしてねえさんって言うくせにタメぐち。



「歳はいいの。たぶんねえさんだから。で、あなたこのマンションの人なの?」

「ここってどこ?」

「ここって、ここは○○○○、そして今私たちがいる部屋はxxx」

「え!近所!うちは○○○○○のyyy」

「近所っていうよりさ、それってここの上の部屋じゃん」

「いや、わからん。なんで・・?」

「私はわかってきた。あなたおうち間違ってる。おうちに帰ろうとして間違ってワンフロア間違っちゃったんだよ。で、たぶん私がまたまた鍵を掛け損なっててあなたが入ってきた、のかな。うん、たぶんそうよ。それしかないわ」

「うんうん」

「たぶんね、あなた今日忘年会かなにかだったんでしょ」

「なんでわかるとー!」



覚醒してきたんだよ。ようやく。



「とにかくyyyなら送っていくから、ね。でも、あなたが本当に太田さんかどうか知りたいわ。免許証かなにか・・あれ?あなたバックは?」

「え、バック?あれ、ないなぁ、へんだな」

「ちょっとちょっと、他の部屋みてくるから。いやいや、あなたはここにいて。じっとしてて。ん?なんで服にそんなにたくさん枯葉がついてんのよ?」

「あ、どんぐり村に・・」

「は?どんぐり村? 嘘でしょ、天神か中洲でしょ」

「あっ、ねえさん、お水こぼしちゃった。タオルタオル」

「・・これで。 いい、許す、水だから。乾くから」

「でさ、太田さん。あなた携帯は持ってるみたいだけど、鍵はもってんの? あぁ、もう、持ってなくてもいいや、とにかく自宅に行ってみよ。ご家族の方いらっしゃるの?」

「5B;oeifa:235$%&')%&'oo」

「とにかくいらっしゃい、行くわよ」

「#& =;;@Wa;oeifa:235$%&')%&'( 」

「はぁ?あなた靴ないじゃん!はだしできたの?」



太田MK、散々です。

問答のような会話をしながら、

私たちはただただケラケラ笑うしかなかったのです。続く





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Last updated  December 18, 2006 01:37:52 AM
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