コミュニケーション・コーチの独り言

コミュニケーション・コーチの独り言

コーチングは質問型のコミュニケーション

●コーチングは質問型のコミュニケーションです


コーチは、質問型のコミュニケーションを使って、相手に取るべき行動を自ら選択してもらいます。

外部から強制(指示、命令)された行動はハッピーではないけれど、自ら選択した行動はハッピーなのです。

コーチングでは強制しないで、相手の自主的な判断を引き出します。
同じ行動でもそれに至るプロセスの違いで、その人の精神状態や意欲に雲泥の差が出るのです。

コーチングにおける質問とは、自分が知りたい情報を手に入れるためのものではなく、相手に考えさせるためのものです。



質問のチカラ

1・考える力を育てる
2・モチベーションを上げる
3・人の心をひらく
4・聞く力を伸ばす


質問するときに必要な3つの態度

1・焦点を絞る:会話の相手及び1つの問題に焦点を絞る
2・時間を取る
3・相手を尊重する:相手の価値を高く評価し、その意見や視点を尊重する




●助言方法としてのコーチング


コーチングは、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。

コーチングとは、「対話によるひらめき」を活用して、思い込みを解きほぐしながら、相手を支援する方法です。

助言手法であるコーチングの本質が、技術やスキルであるとは、思いません。

口先やスキルだけでやっているコーチングは、すぐに化けの皮がはがれます。
そして、バカらしくなってきます。

コーチ自身が精一杯人生を切り開いてきて、その中で培った洞察力を持っているというのでなければ、他人の支援などできません。

コーチングは技術ではなく、人間力です。




また、質の高い人間関係を築くための会話は、目的を持った会話です。

人生の質は、コミュニケーションの質であるといっても過言ではないでしょう。



●良い聞き方


1・聞くことに集中する
2・客観的になる
3・判断しない
4・理解しているかどうか確認する
5・ポジティブなボディーランゲージを使う(表情、姿勢、身振り手振り)
6・聞いていることを相手に伝える(ペーシング、バックトラッキング)
7・沈黙を大切にする



●良い質問をする方法


1・会話の前に「どんな会話にするか」を考える
2・オープン・クエスチョンを用意しておく
3・答えを誘導するような質問はしない
4・選択を限定するような質問はさける
5・質問はシンプルにする
6・質問は1回に1つ
7・自分が質問されたら答える


成果のある会話には、「発見」や「気づき」という要素が含まれます。


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