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六条 旭

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2014年12月05日
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カテゴリ: 報道


  .ni 7    /        \  ご冥福をお祈りします
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', U ! レ' / |    ̄ ̄    ̄ ̄  |  l^l.| | /)
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     ヽっ     \   |    /   ノ    /
 /´ ̄ ̄ ノ     \_|    \rニ    |
                      `ヽ   l



http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3518
逼迫する水量に、汚染が深刻化する河川や地下水。北京をはじめ中国全土の水資源データが示す衝撃の事実 。
 「世界中にあふれる水不足の報道をすべて合わせても、北京がいま直面する水不足の危機的状況には及ばない」
 2013年10月、こう発言して注目を集めたのは中国水科院水資源所の王浩所長である。この発言は決して誇張ではない。
 国連環境計画(UNEP)の基準では、1人あたりの年間水資源量に準じて1700立方メートルを下回る水準を「水不足懸念」、1000立方メートルを下回る水準を「水不足」、そして500立方メートルを下回る場合には「絶対的水不足」として分類している。 中国では天津市、北京市、寧夏回族自治区、上海市、河北省、山西省、山東省、江蘇省の8省市自治区が「絶対的水不足」に含まれ、なかでも北京市は、500立方メートルどころか、100立方メートルにさえ満たないのが現実 なのだ。
 「12年を例にとれば、北京で消費される水の総量は年間約36億立方メートルです。このうち約7億5000万立方メートルの水(約20.8%)が、実は再生水によってまかなわれているというのが現実です。専門家によれば、少なく見積もっても毎年約15億立方メートルの水が欠乏していることになるというのですから深刻です」(北京のメディア関係者)
 観光で北京を訪れ、ホテルで蛇口をひねれば水は勢いよく流れ出すので、外国人が水不足を実感することはない。同様に北京で暮らす人々が日々の生活のなかで水不足を実感する機会は決して多くはない。

 それゆえに北京市民の水消費量は増える一方だ。北京市自来水集団の梁麗スポークスマンが公表した数字に従えば、13年7月31日、北京での水の供給量がそれまでの史上最高を更新し294万立方メートルに達したのに続いて、8月26日にはさらに298万立方メートルに達して記録を更新し続けている。北京市民の危機意識の欠乏ぶりには驚かされるばかりだ。
 だが、この裏側には、中央政府が躍起になり「綱渡り」とも表現される強引な引水によって各地から水をかき集めてきている実態がある。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3518?page=2
 その象徴とされるのが、中国のなかでも比較的水資源に恵まれている南部の長江から、水がひっ迫する北部に水路を引く大事業、「南水北調」である。合計3つのルートによって結ばれる水路は、すでに08年に1本目が開通し、河北省にある4つのダムに水が注ぎこまれて北京は焦眉の急を脱した。
 続いて10年には2本目が開通し、北京の人々は湖北省、河南省をまたいで注がれる丹江口ダムからの水によって多少の潤いを手にした。
 そして、14年10月には3本目が開通して事業は完成となるのだが、それによって北京の水問題が解決すると考える専門家は1人もいない。
水位が危険レベルまで下がった中国・湖北省の丹江口ダムを視察する温家宝首相(当時、2011年6月)(提供・Landov/アフロ)
 「南水北調によって北京の水の供給源となった丹江口ダムは、貯水量が不安定で、全体的に減少傾向が目立ちます。また、それ以前の問題として長江の水にも陰りが見え始めており、その貴重な水資源をわざわざ長い水路で運び、途中で大量に蒸発させていることも指摘されています。しかも、北京で消費される水のうち、地表の分が占める割合はいまや60%(再生水の分を除く)にまで落ちているのです」(かつて国務院の水行政に関わったOB)
 前出の梁麗スポークスマンによれば、 北京ではすでに14年間もの間降水量の減少が続いた 影響により、水の供給能力が目に見えて落ちているという。
 その影響で、 永定河をはじめ域内を流れる21本の主要な河川が断流(水が海まで届かずに途切れる現象)となっていることに加え、北京の最大の水の供給源であった密雲、官庁ダムという2つのダムの水量は3億8000万立方メートルでかつての4分の1にまで低下
 水不足だけではない。北京の河川の汚染状況と中国全土の水問題の現状も深刻であ
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3518?page=3
地方でも深刻化する水不足
 さらに全国の状況である。
 中国水利部が13年3月に発表した統計によると、中国では毎年約500億立方メートルの水が不足している。
重要な水源と考えられている4本の河(黄河、淮河、海河、遼河)の水量は、この数年で約17%も失われてしまっている 。
 これは各地方が競うように経済発展のための工場誘致や地場産業の育成に乗り出した結果として、工業用としての水の需要が高まったのに加え、生活水準の向上で1人あたりの水消費量が伸びたことが原因だと考えられている。
 「また、それ以前の問題として、水利政策の失敗が中国の河を傷つけてきたことに問題がある」と指摘するのは、前出のOBである。
 「1950年代から60年代にかけて各地で乱立したダムが、それぞれの土地で重要な水源であった河川に深刻なダメージを与えました。結局それらは、水力発電に利用されることもなく老朽化し、いまや各地のお荷物になっています。それが中国全土に約8万7千基あり、そのうち 約4万1千基のダムはすでに寿命 とされる年月を経過してしまい、いまや決壊の危険にさらされています」
 「流れをせき止めることで水流を奪えば、河が本来持つ浄化の力が奪われます。これが水源にとって大きな打撃になります。そして肝心のエネルギーにも使えず、逆に災害の芽を撒いてしまったのですから、ツケは大きいと言わざるを得ません」
 「現在、国と地方は協力して老朽化したダムの補修に当たっていますが、その数は中央が約1万5900基、地方が約2万5千基という途方もないものです。どのダムも工事が完成する15年までに大きな洪水などに見舞われれば大変な災害につながりかねないと危険視されています」(前出のOB)
 さらに深刻なのは、いまや水消費量全体の40%をまかなう地下水の問題である。99年から12年まで、地下水を汲み上げ過ぎた影響で、水位が毎年平均で90センチずつ落ちている。





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Last updated  2014年12月05日 13時28分35秒
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