マスクオブじねん堂の日記

マスクオブじねん堂の日記

2013/04/18
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イントロダクション に続き、今回はトレーナー団体について少し書いてみます。

「トレーニングの豆知識に団体のことなんて必要なの?」ってご意見ももっともな話ですが、ホームページなんかでどこそこの団体の何々トレーナーって資格を保有しているとか、ブログでは団体の勉強会に言ったとか記述されることも多いですし、トレーニングを受ける側もいくらか其れを参考にするわけですから、知っておいても面白いんじゃないかなと思うんです。

とはいえ私の知っている団体なんて数が知れていますので、へぇ~って感じで軽く読んでみてください。



「NとJって、どっちがいいですかね?」

「どっちにも関わってるから、どっちが良いとは言えないな。」

「何が違うんですか?」

「Nは知ってると思うけど、アメリカの最新の情報で、トレーニング科学的な面が強い。Jは日本でやってる人たちが自分のやり方を教えるから実践的といえる。」

「あー、Jはそんな感じなんですね。元はNにいた人たちですものね。で、正味名な話、つぶしが利くのはどっちなんでしょう?」

「まあ、メジャーなのはNだね。」



さて、私はかつてNという団体に所属しておりました。

それは勤務先がいわゆるスポーツ整形外科だったのと、雇い主がNの役職に就いていたから。

そこでNの上位のトレーナー資格を取得するように促され、

「今後この資格がないと、スポーツリハどころかジムで働くにも話にならないようになる。」

とか、

「これはトレーナーの中でも指導する立場になる者が取る資格だ。」

とか聞かされたものですから、是非取得しようと勉強したんです。



ところが、資格試験に申し込む直前に、別の資格を取るよう申し付けられました。

その別の資格は「理学療法機能訓練技能」といって、病院で働くマッサージ師や柔道整復師がリハビリ室で患者に施術を行った際に、消炎鎮痛処置ではなくて理学療法として点数を算定できる(当時)というもの。

つまり、 スポーツ方面に相当力をいれている施設でさえ、Nの資格の優先順位はそんなに高くなかった わけです。実際職員でNの資格を取得している者は居ませんでしたし。

それなら“話にならないように”なってから取得しても問題ないだろうなと考え、所属はしていても資格は取らない状態を5年ほど続けていました。

そして前回のエントリーにありましたように情報のつまみ食いの時期、東洋医学以外の情報をシャットアウトする期間を経て、さてまたトレーニング関係の情報にも眼を向けようとした時、 「今はどの団体がいいのかな?」 という疑問が湧いたのですよ。


やっぱりNかなと思いつつも、以前鈴鹿のカリスマトレーナーが自分の所属している団体の勉強会を 『超重要で、これに来ないフィットネスクラブのトレーナーはクズ』 みたいな論調で表現していたのをすごく不愉快に感じたことがあって、それがJだったということを覚えていたですね。執念深いから。

だからどんなたいそうな団体なのかとホームページを見てみたんですよ。

そうしたら団体発足の経緯として


2005年12月23日、名古屋に集った11名が会の発足の意思を固めました。その後、趣旨に賛同した5名を加えた16名を発起人に、2006年4月15日京都において、任意団体としての創立を迎えました。




「名古屋か、近いな。ローカル団体(←プロレス的思考)なのかな?」 と思いながら読み勧めていくと、発起人のページに見覚えのある顏が…。


私のかつての雇い主ではありませんか!!


名古屋に集ったことといい、他の御歴々からしても、Nのブロック部会かなんかがそのまま離脱した感じ。

あとから『発起人には名を連ねてないけど名古屋に集ったっぽい先生』から離脱の経緯なんぞも伺いましたら、当たらずとも遠からずな感じ。

これは発起人に直接話を伺おう…ということで、移転のご挨拶がてら質問した時のものが冒頭のやり取りです。

で、どう感じたかといいますと、


結局団体には入らなくてもいいんじゃない?





Jの発起人の先生方の顔ぶれは確かにすばらしく、講習も現場で磨かれた技術を学ぶ事が出来てよいかなとも思います。

だからって有力者が抜けたNが凋落したわけでもなさそう。基盤はアメリカですし。

いかんせんJの方は、所属している一定個人に対して良い感情を抱いていなくて、其れが全体のイメージとなってしまい、加入の障壁になっている部分もあります。

優秀な先生に指導を受けているから自分も優秀だと勘違いしている奴らばっかりなんじゃないか。応用的なやり方を教わったに過ぎないのに、「これが本当のやり方だ。本当のことは教科書には載ってないんだ。」って、どこかの陰謀論者かってくらいの素っ頓狂なことを言い出しそうな、ね。

きっとそんな人はいないか、いても極々少数(もしくは何処の団体にもいる)なんでしょうけど、もうすっかりそんなイメージなんです。

『最新のメソッド』なるものを本で見て、「ほんまかいな!?」って思いながら、試行錯誤しながら自分の身体に試しつつやってきた者としては、そういう“お頂戴な”連中とは仲良く出来る気がしない。

するとやっぱり最新の理論に触れられるNか。

いやいや、いまさら試行錯誤するよりも色々気付きを与えてくれたりしそうなJか。

いやいやいや…(Jの発起人云々に戻る)


いずれにせよ、 メジャーなほうのNでさえ『そこの資格がないと話にならなくなる』と聞いてから15年近くたっても、話にならなくはなっていないのが現状 です。

去年までお世話になっていたフィットネスクラブチェーンでは独自の指導技術やコミュニケーションスキルのコンテストがあるみたいでしたし、これじゃなきゃ駄目だって程重要な資格は存在しないんでしょうね。個人的には日本体育協会のATに一目置いてしまいますけど。


そんなわけで私、何処にも所属することなく、論文やらケーススタディーをつまみ食いする生活が続きそうです。



あ。余談ですが、私はトレーナー団体Jの発起人の元でトレーニング指導やリハビリテーションスタッフとして働いていました。プロ野球選手のトレーニングパートナーも務めていたんですよ。

それから、『集ったっぽい先生』は某メジャースポーツのナショナルチームのトレーナーをなさっていた方で、今もお仕事をご一緒させていただいたり、直接技術指導を賜ったりしています。

どうです?

すごい人と知り合いだったり直接教えてもらったりしている私ってすごいでしょ?

だから大船に乗った気持ちで来院してくださいね。



うーん。

例の論法で書いては見たものの、自分の事ながら気分が悪い。


まあ、チームに帯同しての処置なんかはさっぱりだし、格闘技以外の競技者向け専門的トレーニングはぼちぼちですけど、一般の方の身体作りとか運動療法に関してはばっちり対応できますからご安心下さい。


これくらいが丁度いいかな。


次回はトレーニング種目のことについて書いてみます。

お楽しみに。





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Last updated  2013/04/18 08:45:09 PM コメントを書く
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