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mrtk@jp @ お久しぶりです&あけましておめでとうございます この展覧会、私も行ってきましたよ♪ 本当…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…

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カテゴリ: 美術
今年も、なんだかんだで、いろいろな美術館に行ってまいりましたが、
シメは横浜美術館で開催されておりました ドガ展 です。

IMG_0483.jpg

今回はオルセー美術館から多くのコレクションが来日していましたが、特に有名なパリ・オペラ座の花形踊り子を描いた代表作「 エトワール 」が初来日ということで、かなり期待が持てる展覧会でした。

いやぁ。パリでもエトワールを見たと思うのですが、今回あらためて東京で見たところ、とても光を感じました。

最初は、照明の具合でそう見えているのかな、と思ったのです。

ですが、それほど強く当てているわけでもない。本当に下の方からあおるように光が舞台を照らしている様子がパステルで表現されている、スポットライトが当たっている臨場感が、とても感じられる。

舞台の薄暗さと華やかさ。人の息や汗。化粧。そういった舞台特有の匂いがしてくるんですね。



あからさまに置いているのではなく、あえて背景と同化させることで、色々な想像やストーリーを受け手に受け取らせるための仕掛け(だから謎の紳士なんでしょうけど)なのかと思った次第。

他には、 浴女 のシリーズ。こちらも、生活感にあふれているモチーフですが、「人の息」が感じられるのは、エトワールや踊り子のシリーズにも共通する感覚でした。

アカデミズムから印象派、また晩年近くのまるでマティスのようなパステル画や目が見えなくなってからの彫刻の数々。けっこう通しで見ると見ごたえのある展覧会でした。

いやー。また来年もいろいろと観に行きたいですね。

それでは皆さん、良いお年を!

(書いているのは年明けですけど)





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Last updated  2011.01.12 10:01:33
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