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2026.07.08
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テーマ: 技術士試験(200)
カテゴリ: 技術士
技術士二次試験まで残り約10日。

この時期になると、「新しい知識を増やすべきか」「模範解答を何本も暗記すべきか」と焦る気持ちが出てきます。私も例外ではありませんでした。

そんな中で、思いのほか効果を感じているのが「骨子ノック」です。

骨子ノックのやり方はとてもシンプルです。

予想問題や過去問題を見て、
(1) 課題を3つ抽出する
(2) 最重要課題を1つ選び、解決策を3~5個挙げる
(3) 新たに生じるリスクと対策を考える

ここまでを10~15分程度で骨子としてまとめます。

完成したら、AI(ChatGPT)に添削してもらい、
・課題の切り口は適切か
・解決策とリスクが論理的につながっているか
・技術士らしい表現になっているか を確認します。

 答案を毎回書き切るより短時間で取り組めるため、多くのテーマに触れられることもメリットです。

 最初は「課題を3つ挙げるだけ」でも意外と苦戦しました。
しかし何題か繰り返すうちに、問題IIIには共通する考え方があることに気付きました。

 例えば、
・技術的観点
・経済的観点
・法規制・倫理的観点
・人材・組織的観点
・環境・持続可能性の観点 など、多面的な視点から課題を整理することが重要です。

 さらに、解決策を考える際には「技術」だけでなく、「社会実装」まで考える必要があることも実感しました。
 職業上、最初はどうしても技術的な解決策に意識が向いていました。

 例えば、AI、デジタルツイン、データキュレーション、DoE、合成生物学などの技術は思い浮かぶのですが、それだけでは技術士らしい答案にはなりません。

 添削を受ける中で、「社会実装」という視点が不足していることに気付きました。

 つまり、品質保証、レギュラトリーサイエンス、産学官連携、オープンイノベーション、知財戦略、サプライチェーン強化、LCA、リスクコミュニケーションといった、「技術を社会へ届けるための仕組み」まで書いて初めて、問題IIIらしい答案になります。

 この気付きは、今回の直前期で最も大きな収穫でした。

 今回の学習で特に良かったのは、骨子を書いた直後に添削を受けられたことです。

「この観点は適切か」「この解決策は課題に対応しているか」「このリスクは新たに生じるリスクになっているか」といった疑問をその場で解消できるため、理解が定着しやすくなりました。

 また、毎回「あと一歩で思い出せなかったキーワード」を補ってもらえるので、自分の知識が整理されていく感覚があります。つまり、「知っている」から「答案で自然に使える」キーワードへと変わってきました。

 振り返ってみると、この勉強法は知識を増やすためではなく、知識を答案として引き出す練習です。

 技術士二次試験では、知識量だけでは十分ではありません。

 限られた時間の中で、何を課題として挙げるか、どの課題を最重要と判断するか、どの解決策を採用するか、新たなリスクをどう考えるかを論理的に構成する力が求められます。

 骨子ノックは、その力を効率よく鍛えられる方法でした。





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Last updated  2026.07.08 19:33:33
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