嫁への手紙

嫁への手紙

食品添加物


12歳の女の子のレポートだそうですが、良く調べていて、とても関心しました。




「イギリスの食品を見ていて私は、気がついたことがありました。
日本と比べるといくつかの食品の賞味期限が短く、果実等にカビが生えやすいことです。
例としては、パンは二日、チーズは一週間ほどなどがあります。
また、日本で見たことのなかったカビが買ってそれほど日数のたっていないみかんに生えてしまっていたことに、両親でさえも驚いていました。
これはパンも例外ではありません。
私は、なぜこのように同じ食品でも日本とイギリスで賞味期限や、傷みやすさが違うのか調べてみることにしました。

調べてみた結果、どうも食品添加物の試用許可されている数が違うことが原因のようです。

図(1)~科学合成添加物(天然添加物は1051種類あるが今回は対象外)
日本350、アメリカ、140.イギリス14、北欧0
食品添加物には、保存、着色、酸化防止、防カビ等の目的があります。

図(2)~主な食品添加物名(ほぼすべての日本の食品に入っている‘ソルビン酸‘)

日本の食品の多くが、イギリスの食品より長持ちするのは、ほとんどの食品に入れられているこのいく種類もの保存料のためだとわかりました。
日本のように、大量の食品添加物を使用することがよいのか悪いのか一概には言えません。
イギリスのように数が少なく、腐りやすいのは資源の無駄ともいえます。
しかし一方で、大量の食品添加物が健康に影響をおよぼすのではないかという問題もあります。
食品添加物の第一条件は、安全であることですが、これほど名前すら聞いたことのないものが入っていると思うと、私はあまりいい気分にはなれません。

しかし、だからといって、あの有名だった「買ってはいけない」と言う本のように、食品添加物の危険性を変に強調してしまうと、日本での食事がとても困難になってしまいます。
ところで、この「買ってはいけない」を批判する記事及び、対談を載せていた「文芸春愁」を読むと「買ってはいけない」には矛盾した点が多く、あまりよい本ではないことがわかりました。
例えば、クレオソートと言う食品添加物がはいっている薬、セイロガンです。「買ってはいけない」では、このクレオソートは木製の電柱などの防腐に用いられるので、人体に危険性があると、述べていました。
実は名前が同じなだけで、まったく違うものだそうです。
そして、この誤りを認めていながらも、訂正は一切されませんでした。

この本が大量に売れたのは、それほど多くの人々が日本の食品には食品添加物が入りすぎていると思っていることも理由のひとつだと思います。
では、なぜこれほど多くの食品添加物を使用するのでしょうか。

私はそれは、消費者側が長期保存が可能な食品や、必要以上にきれいな食品を望むと言うことも原因だと思います。

例えば赤くないと売れにくいので、着色料着直量で赤く染められるたらこ。
白くないと売れにくいので、漂白される蓮根などです。

このように、見た目を気にしすぎる消費者も、考え直すべきではないかと私は思います。
日本では一日に、量にして10g、種類にして、約60種類の添加物を食べているといわれています。

この差は、時がたつにつれて目立ってきます。
一年では、日本は約4kg、赤ちゃん一人の体重と同じくらい、イギリスでは約800gです。
一生80年では、日本は約320kg、平均の中学生約6人分の体重と同じくらい、イギリスはやく64kg、成人男性一人の体重とおなじくらいになります。
これほどの量を食べていて、本当に安全なのでしょうか。

実は、現在使われている食品添加物の中にも、発がん性や、催奇形性、アレルギー性などがある事がわかっているものが多数あります。
つまり、すべての食品添加物が「安全である」と言う第一条件に従っていないことがわかりました。

私は今回、食品添加物について調べてみました。私は、日本のように大量の食品添加物を使用してまで、上記のような食品を提供するのは少々問題があると思います。
イギリスは日本に比べて、食品添加物の量がとても少ないです。
しかし、その量のために人体に影響が及ぶことはほとんどありません。

つまり上記のような望みを、日本の消費者が望みすぎなければ、、食品添加物の数を減少させることが出来るのではないかと私は思います。
これらの違いは、短い間では人体への影響があまり無いものの、長い期間においてはその影響が著しく違うことは明白です。
一生とり続けなければならない食品。私は賞味期限が短いものや、傷みやすいものがあっても、もっと健康的に生活したいと思います。

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